リビング
シールの取り方には、ドライヤー、溶剤、水で取る方法があります。白木などは、シールをはがした後、跡が残らないように木目に沿って拭くのがポイントです。窓などは、溶剤を使って取ることができますが、台所用ラップなどを活用すると、よりきれいにはがせます。ただし、溶剤を使うと、塗装面の素材によっては脱色、変色、ツヤがなくなることがあります。あらかじめ目立たない所で変化がないことを確認してから行ってください。
【用具】
ドライヤー・ぞうきん・バケツ
換気
窓を開け、風通しをよくします。
1ドライヤーを温風にセットし、対象面から10cm程度離して、シールを温めます。
注意
熱で対象面の色が変色するものもありますので、あらかじめ試してから行ってください。
2温まってシールがはがれやすくなってきたら、指で端の部分からはがします。
3シールの粘着剤が残っていたら、乾いた布でこするように拭き取ります。
4シールを取った部分だけが目立たないように、水に浸し固く絞ったぞうきんで、全面を拭きます。白木などは、木目に沿って拭いていきます。
まだ粘着剤が残っている場合は、→「溶剤で取る場合」へ。
【用具】
カッターナイフ・ぞうきん・バケツ・台所用ラップ
換気
窓を開け、風通しをよくします。
1素材表面を傷つけないように注意して、カッターナイフなどで、シールの表面に細かいキズをつけます。
2台所用ラップを、シールより大きめにカットします。
3シール部分に、ぞうきんなどで水をたっぷりつけて湿らせ、上から、素早くラップを貼りつけます。
4そのまま10~15分ほど放置した後、ラップをはがし、指で端の部分からはがします。
5シールを取った部分だけが目立たないように、水に浸し固く絞ったぞうきんで、全面を拭きます。
アドバイス
白木などは、木目に沿って拭いていきます。
まだ粘着剤が残っている場合は、→「溶剤で取る場合」へ。
【用具】
カット綿・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋
【薬剤】
ベンジン、またはマニキュア除光液
換気
窓を開け、風通しをよくします。
ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。
【色落ちの有無の確認】
溶剤を使うと、塗装面の素材によっては、脱色、変色、ツヤがなくなることがあります。あらかじめ目立たない所で変化がないことを確認してから行ってください。
1カット綿にベンジン、またはマニキュア除光液を含ませ、シールのまわりにつけ、端の部分から染み込ませていきます。
2充分に染み込んだ部分から少しずつはがし、完全に取れるまで溶剤を染み込ませ、軽くこすり取ります。このとき、溶剤を吸い込まないように気を付けてください。
アドバイス
窓などは、この後、水に浸し固く絞ったぞうきんにガラス用洗剤をスプレーし、シール跡を拭き、その後、ガラス全面を拭きます。
3シールを取った部分だけが目立たないように、溶剤が完全に乾いてから、水に浸し固く絞ったぞうきんで、全面を拭きます。
アドバイス
白木などは、木目に沿って拭いていきます。