床
汚れは時間が経つと、取れにくくなります。素早く処置することが大切。ゴシゴシこするとかえって汚れが広がってしまいます。乾いたタオルを当て、トントンと、たたいて汚れを移し取るようにするのがコツです。
【用具】
白地のタオル・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋
【薬剤】
場合によっては、ベンジン、またはマニキュア除光液
換気
窓を開け、風通しをよくします。
ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。
1こぼした液体の上に乾いたタオルを当て、こぶしでトントンとたたいて、タオルに汚れを移し取ります。
注意
濡らしたタオルを使うと、かえってシミが広がってしまいます。乾いたタオルを使う時も、ゴシゴシこするとシミが広がってしまいますので、注意してください。
2たたいた部分が湿ってきたら、タオルの乾いた面を使って、液体の水分がなくなるまで、根気よく繰り返します。
3こぼした液体が、油性(食用油、バターなど)の場合は、白地のタオルにベンジン、またはマニキュア除光液をつけ、シミの部分に押しつけます。シミの色がタオルに移ったら、シミの色がなくなるまで、根気よく繰り返します。
水性(酒、ジュース、コーヒーなど)の場合は、きれいな水をシミの上に少量だけかけ、素早く乾いたタオルで、水といっしょに汚れを吸い取ります。タオルの乾いた面を使って、シミの色がなくなるまで、根気よく繰り返します。
注意
かける水は少量にし、素早く吸収させてください。水をたくさんかけすぎたり、吸い取りが遅れると、かえってシミを広げることになります。
4水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。
アドバイス
手でさわって色が濃くなる方向に、ヘアーブラシをかけ、カーペットの毛足を整えておきます。
5よく乾燥させます。
時間がたってしまった場合は、→「カーペットのシミの取り方」へ。