おそうじとは
動きにムダがあれば、よけいに時間がかかるだけ。
テキパキはかどって、仕上がりにも差がでる。
とっておきのおそうじ手順をお教えします。
ホコリは上から下へ落ちてきます。だから、おそうじも高いところからスタートして、低いところで終わること。もし、床にモップをかけた後で、家具などのホコリやゴミをはらえば、それが下に落ちて、またまた床そうじをするハメに…。こんなムダをなくすためにも、「上から下へ」の手順を覚えておきましょう。
おそうじの二度手間を省くために、もうひとつ大事な手順は、「奥から手前へ」。おそうじした所を踏まないためにも、出口から遠い奥からおそうじをして出口付近で終わります。特にワックスがけなどを行うときは、このルールを必ず守って。うっかり手前から先にしてしまうと、ワックスが乾くまで歩けなくなってしまいます。
汚れは早く落としたいもの。でも、洗剤を汚れに直接かけないで。その前に、スポンジやぞうきんに含ませて、大丈夫かどうか、ちょっと様子を見ながら拭いてみましょう。洗剤によっては、材質を傷めるものもあるからです。洗剤の使用は、まずスポンジやぞうきんにつけ、試してから行うことが大切です。
材質を傷めず、使っても大丈夫。それが確認できれば、汚れた部分に洗剤をつけます。このとき、洗剤は「下から上へ」塗り、拭き取りも同じように「下から上へ」。上から下へ行うと、液ダレが取れなくなることがあるので、くれぐれも逆にやらないように注意して。