リビング
こまめにホコリを取ることが大切です。汚れた場合は洗剤拭きをしますが製品によっては、色落ちするものがありますので、注意してください。濡らしすぎると、中のクッション材の色が染み出て、表面に移染することがありますので、使用する水分を極力少なくししてください。
【用具】
粘着ローラー・掃除機
換気
窓を開け、風通しをよくします。
1粘着ローラー、または掃除機で表面のホコリや糸くずなどを取っておきます。
2隙間のホコリは掃除機の隙間用ノズルで吸い取ります。
【用具】
ティッシュペーパーと洗濯バサミ・洋服ブラシ・掃除機・タオル・ぞうきん・バケツ・カット綿・ゴム手袋
【薬剤】
カーペット用洗剤・ベンジン
<色落ちの有無の確認>
あらかじめ、裏面の目立たない布地部分に、カーペット用洗剤をつけたティッシュペーパーを当てて洗濯バサミではさみます。そのまま10分間ほどおいてから、ティッシュペーパーに色がついているかどうかを確かめます。色落ちしない場合は次の手順で。
※色落ちするものはホコリをとるだけにとどめます。
1布が起きる方向(色が濃くなる方向)に洋服ブラシをかけ、繊維を起こし、ホコリを浮き上がらせます。
2掃除機の丸口ブラシで、繊維を起こすようにしながらホコリを吸い取り、さらにタテ・ヨコ・ナナメにもかけます。
3掃除機の隙間用ノズルで、背もたれと座部のホコリを吸い取ります。
4ファスナーが開くタイプは、開いて、クッション材と布の間に乾いたタオルを入れます。
5シミがある場合は、スプレー式容器でシミのまわりに水をスプレーしてから、カット綿にベンジンをつけ、たたくようにして拭き取ります。
注意
シミ抜きは、布が湿っている間に行います。除光液は中の素材を傷めますので使用しないように。
6ベンジンが乾いてから、水に浸し固く絞ったぞうきんにカーペット用洗剤をつけ、タテ・ヨコ・ナナメに拭いていきます。
アドバイス
あまり力を入れないようにし、汚れが落ちるまで何回も繰り返すのがコツです。ぞうきんは数枚用意し、洗濯機でまとめて脱水しておくと便利です。
注意
ぞうきんは、できるだけ固く絞ってください。水気が多いと、ソファーの内部の汚れが表面にシミとなって出てくることがあります。
7水に浸し固く絞ったぞうきんで、あまり力を入れないように汚れや洗剤分を拭き取ります。
8乾いたぞうきんで、もう一度全体を拭きます。
ファスナーが開くタイプは、何度も乾いたタオルを、中に出し入れして水気を取ります。
9よく乾燥させた後、布が起きる方向に洋服ブラシをかけ、繊維を整えておきます。
アドバイス
色落ちする場合やもっときれいにしたい場合は、専門業者に依頼されることをおすすめします。