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【保存版】エアコンのフィルター掃除のやり方!水洗いと掃除機での方法を解説

エアコンのフィルターは適切な方法・頻度で掃除しないと、目が詰まったり故障したりするだけでなく、健康に影響を与えることもあります。

さらに、フィルター掃除したにもかかわらず、不快なニオイがしたり、エアコンの調子が悪いと感じたりする場合、ご家庭でのお手入れでは解決が難しい状態です。

今回は、フィルター掃除のメリット・効果や、具体的な掃除の方法、フィルターを汚れにくくするテクニックをエアコン掃除のプロが紹介します。

この記事の目次

意外と高い?!エアコンフィルター掃除の頻度

「フィルター掃除は毎シーズン使う前にきちんとしているから大丈夫でしょ。」そう思っていらっしゃる方はちょっとお待ちください!実は、フィルター部分は汚れやすくなっているので、それだけでは不十分なのです。

フィルター掃除の頻度は2週間に1回

エアコンを毎日使っている場合は、2週間に1回程度のフィルター掃除が目安です。フィルターの汚れがひどくなる前に掃除すれば、掃除にかかる時間も短く済みます。

掃除を怠った結果フィルターが目詰まりすると、エアコンが十分な空気を吸い込めず、故障する原因となってしまうので、こまめな掃除が重要です。

室外機周辺の掃除やシーズン前の試運転もおすすめ

フィルター掃除と併せて、室外機周辺も掃除しましょう。風通しの悪い環境に室外機を置いていると、エアコンの効率が低下します。室外機の周辺や裏側にゴミがたまったりくっついたりしていないか確認し、余計なものを置かないようにしましょう。

また、夏のエアコンシーズン前の5月頃に、試運転で異常がないかをチェックすることもおすすめします。チェックする流れは以下のとおりです。

1. 電源を入れて冷風が出ているか確認
2. 運転中に異常表示が出ていないか確認
3. 水漏れがないか確認
4. 異臭や異音がしていないか確認

お掃除機能付きエアコンのフィルター掃除頻度は?

近年、自動お掃除機能の付いたエアコンも登場しています。フィルターの掃除機がけや水洗いなどをする頻度が、3ヵ月~半年に1回程度に抑えられますが、お手入れが完全に不要なわけではありません。

日常的なフィルター掃除が不要のエアコンでも、フィルターから取り除いたホコリを処分する作業は必要です。お掃除機能だけでは取れない汚れもあるため、フィルターの状態を確認して汚れが目立つなら掃除を行ないましょう。

エアコンのフィルター掃除はなぜ必要?

そもそも、なぜエアコンのフィルターは高い頻度で掃除する必要があるのでしょうか?




エアコンのフィルター掃除をしないまま使い続けると、エアコンが正常に働かなくなるほか、カビが発生する恐れもあります。

エアコンは、室内の空気を吸い込み、冷やしたり暖めたりして室内に戻していますが、空気中にはホコリや花粉、カビの原因菌など、細かな物質が浮遊しています。

空気中の細かな物質を遮断し、エアコン内部への侵入を防ぐことがフィルターの役目です。エアコンを使うほど、フィルターには空気中の物質が集まり、目詰まりします。フィルターの汚れはカビの栄養分になるため、放置するとカビが繁殖する原因となってしまうのです。

【プロのひと言】
目詰まりやカビを防いで、清潔な状態を維持するためには定期的なフィルター掃除がいちばん重要です。

エアコンのフィルターを掃除するメリット・効果

エアコンのフィルター掃除を定期的に行なうと、衛生面はもちろん、経済的なメリットも得られます。ここでは3つのメリット・効果について見ていきましょう。

エアコンを衛生的に使える

フィルターをキレイに保てば内部の汚れを、低減できエアコンを衛生的に使えます。

フィルターの汚れや、内部に入り込んだ物質から繁殖したカビ・雑菌は、エアコンの風で部屋に送られ、アレルギー性鼻炎や肌荒れ、喘息などの健康被害を引き起こす可能性があるのです。

フィルターを掃除して、フィルターがしっかり働く状態を保てば、カビや雑菌の繁殖を抑えられます。部屋の空気を汚さず、衛生的にエアコンを使うためにも、フィルター掃除は重要です。

エアコンからの不快なニオイを防げる

フィルター掃除をすることで、不快なニオイの発生を防げます。

フィルターに付着したカビ・雑菌、タバコの煙、生活臭などは、エアコンを使ったときに不快なニオイを発生させる原因の一つです。さらに、フィルターに集まるホコリや汚れはカビ・雑菌の栄養分となり、カビ・雑菌が繁殖してエアコン内部にも広がる恐れがあります。

エアコンを快適に使うため、フィルター掃除でニオイの発生源を取り除きましょう。

エアコンの電気代を抑えられる

フィルターを掃除して、エアコンが本来の性能を発揮できる状態を保てば、電気代を抑える効果が期待できます。

●フィルターを月に1回か2回清掃
年間で電気31.95kWhの省エネ 約990円の節約
※フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の比較

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

目詰まりしたフィルターでは空気を取り込みにくく、風量が弱まります。すると、冷暖房の効率が低下し、必要以上の電力を消費してしまうのです。

フィルター掃除をすることで、空気をスムーズに循環させ、無駄な電気代を発生させないようにしましょう。

エアコンのフィルターを掃除する5ステップ

フィルター掃除を5つのステップでご紹介します。軽い汚れの場合はステップ4の洗剤洗いは省略してかまいません。用意するものは以下のとおりです。

<フィルター掃除に使うもの>
・掃除機:フィルターのホコリを吸い取る
・シャワー/水道:ホコリを洗い流す
・新聞紙::掃除機をかけたり乾燥させる時に下に敷く
・毛足が長くやわらかいブラシ:細かい目のつまりを取り除く
・中性洗剤:油汚れがひどいときに使用
・マスク ※必要に応じて
・掃除用手袋 ※必要に応じて

フィルター掃除は表裏の理解がカギ

ステップの説明の前に、フィルター掃除を行う際のポイントとして、フィルターの表と裏を把握しておきましょう。

ホコリはフィルターの表側にたまっているので、掃除機で直接ホコリを吸う場合は表から、水流でホコリを落とす場合は裏から水を当てると汚れが落ちやすくなります。

【プロのひと言】
フィルターはエアコンにセットされている時に見えているのが表面です。フィルターによっては枠部分に表裏が記載されているので、迷ったら参照してみてください。

ステップ1:エアコンからフィルターをはずす

まず、安全のためエアコンの電源を切り、コンセントから電源プラグを抜きましょう。そのあと、エアコンのフロントカバーを開き、フィルターを取り出します。フロントカバーは両手をカバーの下側の両端に添えて少し力を入れれば簡単にカパッと開きます。

フィルターは下側のツメ部分で止められていることが多いので、少し下側を浮かすことで手前に引き抜けるようになるでしょう。フィルターお掃除機付きなど高機能なエアコンはダストボックスを先に外さなくはいけない為、カバーの開き方やフィルターの外し方は、取扱説明書を確認しましょう。

ステップ2:フィルターに付着したホコリを掃除機で吸い取る

フィルターの汚れがひどい場合は、エアコンから取り外す前に掃除機をかけ、フィルター表面やフロントカバー周辺に付着しているホコリを取りましょう。フィルターを取り外す前に掃除機をかければ、ホコリが部屋に舞ったり、床に落ちたりするのを防げます。



目立つホコリを取り除いたらフィルターをエアコンから取り外し、丁寧に掃除機をかけます。掃除機がけは、ホコリが付着しているフィルターの表面から行なうのがコツです。裏面から掃除機をかけると、ホコリや細かいゴミがフィルターに詰まり、汚れが落ちにくくなります。

また、ブラシ状の掃除機アタッチメントがあるなら使用し、ブラシで払うようにすると、吸い取りやすくなります。床に新聞紙を敷いて掃除機がけをすれば、ホコリやゴミの散らばり対策になるのでおすすめです。

ステップ3:フィルターを水洗いする

フィルターの掃除機がけが済んだら、細かいゴミを落とすため水洗いします。フィルターの裏面から水をかけて、洗い流しましょう。水流だけでは落ちない汚れもあるので、ブラシを使って、フィルターからかき出すようにすると良く取れます。

なお、ブラシで汚れを落とすときは、力を入れすぎないよう注意してください。強い力が加わると、フィルターが破れたり変形したりする恐れがあります。ブラシは毛足が長く、やわらかいものを使い、優しく押し出すようにしてフィルターを洗います。

ステップ4:フィルターの油汚れは中性洗剤で洗う

水洗いだけで落ちないフィルターの油汚れは、台所用の中性洗剤を薄めたものを使って洗いましょう。キッチン近くに設置されているエアコンは油汚れが付きやすく、掃除機や水洗いだけではキレイにできません。

水洗いするときと同じく、フィルターの破損に注意しながら、薄めた中性洗剤をつけたブラシで優しくこすり洗いします。

洗浄力の高いアルカリ性の洗剤も市販されていますが、フィルター掃除にはおすすめできません。アルカリ性の強い洗剤を使うと、フィルターの素材であるプラスチックから油分が抜けて劣化を招きます。フィルターが破れやすくなるため、掃除には中性洗剤を使いましょう。

【プロのひと言】
キッチンの油汚れは弱アルカリ性なので、油汚れを放置しているとフィルターの傷みにつながります。定期的に中性洗剤で洗い、清潔に保ちましょう。

ステップ5フィルターを乾燥させてエアコンに取り付ける

洗い終わったフィルターは、十分に乾燥させてからエアコンに取り付けましょう。乾燥が不十分な状態でエアコンに取り付けると、カビが発生する原因になります。

乾燥させる際は、タオルでフィルターを挟み込むようにして優しく水分を拭き取るか、フィルターの水気を十分に切ってから日陰に干すようにしましょう。

フィルターを乾燥させてからエアコンに取り付け、エアコンの電源プラグをコンセントに差し直せば、フィルター掃除は完了です。

フィルター掃除をしてもニオイや効きが改善しないときは?

こまめにフィルター掃除を行なっていても、イヤなニオイが消えない、機器の奥のほうにカビが見えている、部屋が冷えない、暖まらないという場合があります。対処法を確認しておきましょう。

ニオイがとれない場合は専門業者への依頼が必要

フィルター掃除をしても不快なニオイを感じたり、エアコンの吹き出し口に黒い点が付いていたりする場合、内部が汚れており、カビが繁殖している可能性が高いです。

ニオイをとるには、フィルターの奥の熱交換器と呼ばれる部分や送風ファンなどの掃除が必要で、専門業者によるクリーニングを検討しましょう。専門業者は高圧洗浄機などで手が届かない部分の掃除も行えます。エアコンクリーニングは年に1回程度は行うことが推奨されますので、まだやっていない方は依頼を検討してみてください。

エアコンの効きが悪いときは室外機をチェック

真夏に新しいエアコンの効きが悪いと感じたら、まずは室外機周りが高温になりすぎていないか確認しましょう。室内よりも室外の気温が高い状態だと、室外機から熱を排出できなくなります。室外機によしずをかけるなどして、室外機周りの気温が上がらないよう対策するのがおすすめです。

室外との温度差に問題がなく、設定した温度まで冷えない・暖まらないと感じるなら、エアコン内部の熱交換器の不具合が考えられます。

熱交換に使う冷媒ガスが抜けていたり、フィルターでブロックできなかったホコリなどで熱交換器が汚れたりすると、エアコンの効きが悪くなります。こうした場合はエアコン内部の本格的な掃除が必要で、専門業者によるエアコンクリーニングがおすすめです。

例えば、ダスキンのエアコンクリーニングを行った場合、平均でエアコンの風速が40%改善(※)し、効きがよくなったという口コミも見られています。

※エアコンクリーニングを実施したお客様301名のデータ平均(ダスキン調べ)

エアコンクリーニングはなぜやったほうがいい?

エアコンクリーニングで掃除のメインとなるのはフィルター奥のアルミフィンでできた熱交換器や風で出てくる送風ファンという部分。エアコンから吹き出す風を暖めたり冷やしたりするメインの部品で、定期的なメンテナンスが必要です。

ただし、熱交換器や送風ファンはフィルターとは異なり、ご家庭での掃除が難しい部分です。市販の洗浄グッズでは十分なお手入れができず、かえって不具合を発生させる可能性があります。

ダスキンのエアコンクリーニングは、独自の高圧洗浄機と薬剤で、熱交換器や送風ファンを徹底洗浄するのが特徴です。内部の汚れや入り込んだホコリ、カビを取り除いて清潔な状態を保ちます。


エアコンを清潔に使えるだけでなく、クリーニング後の風速がおよそ40%改善(※)したとの報告もあります。衛生的で快適な住環境を整えるために、ダスキンのエアコンクリーニングをぜひご検討ください。


※エアコンクリーニングを実施したお客様301名のデータ平均(ダスキン調べ)

フィルターに汚れを付きにくくするテクニック

エアコンのフィルターに汚れを付きにくくすれば、お手入れの手間がかかりません。面倒に感じるフィルター掃除が簡単に済むよう、汚れを付きにくくするテクニックも知っておきましょう。

室内を清潔にする

室内はこまめに掃除して、フィルターが汚れる原因を減らしましょう。

フィルターに付着するホコリは、エアコンから発生しているわけではありません。室内の空気中に漂うホコリやチリなどが集まって、フィルターに汚れが付きます。

室内のホコリを減らせば、フィルターに集まる物質が少なくなり、汚れが付きにくくなります。

空気清浄機や換気扇を併用する

ホコリや汚れの原因となる物質への対策は、空気清浄機や換気扇の使用がおすすめです。

空気清浄機を稼働させて室内の空気をキレイな状態にすれば、フィルターに集まるホコリを減らせます。花粉や細かなゴミなども、空気清浄機で対策できるでしょう。

キッチン由来の油汚れや調味料・香辛料のニオイなどへの対策は、換気扇の使用も必要です。調理時は換気扇をつけ、油汚れやニオイがフィルターに付いたり、エアコン内部に入ったりすることを防ぎましょう。

定期的にエアコンクリーニングを利用する

日常的なフィルター掃除と併せて、定期的にエアコンクリーニングを利用して、フィルターやエアコン内部の汚れをしっかりと落としましょう。

クリーニング後、抗菌・防カビ処理を実施するエアコンクリーニングなら、フィルターの汚れ防止効果も期待できます。

ダスキンのエアコンクリーニングでは、仕上げに各パーツへの抗菌・防カビ処理を施しています。さらに重点的に防カビ・抗菌対策ができる抗菌コートというオプションもあり、フィルターに汚れを付きにくくし、エアコンをより衛生的に使えるのが特徴です。

※すべてのカビ・菌に効果があるわけではありません。

エアコンを快適に長持ちさせるならフィルター掃除をこまめに

エアコンのフィルター掃除は、掃除機でホコリを吸い取ってから、細かな汚れを水で洗い流します。毛足が長めのやわらかいブラシを使って汚れを優しくこすり落としましょう。

ベタつく油汚れがあるときは、薄めた中性洗剤を使用します。洗浄力の高いアルカリ性の洗剤は、フィルターの素材であるプラスチックを劣化させるため、台所用の中性洗剤がおすすめです。

また、お掃除機能付きエアコンでも、何らかの手入れは必要です。取扱説明書を確認のうえ、定期的にメンテナンスしましょう。

室内を清潔にし、空気清浄機や換気扇を活用すると、フィルターの汚れを予防できます。フィルター掃除だけでは除去できない汚れには、ダスキンのエアコンクリーニングがおすすめです。

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