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冷蔵庫掃除はなんで必要?
冷蔵庫の中は調味料や肉・魚のドリップがこぼれたり、野菜の泥がついたりといったことが頻繁に起こり、とても汚れやすいです。汚れを放置すると雑菌やカビが繁殖し、衛生的に好ましくありません。場合によっては悪臭が発生し、保存している食品に悪影響が及ぼす恐れもあります。そのため、冷蔵庫の掃除をし、キレイにしておくことが欠かせないのです。
冷蔵庫の掃除方法
冷蔵庫掃除は、普段は手軽に行い、時間があるときは念入りに行うことがおすすめです。
1:ついでおそうじ
<用具>
ふきん(もしくはマイクロファイバーのクロス)
<薬剤>
アルコール除菌剤
<掃除の手順>
1.
冷蔵庫の中に野菜クズなどのゴミがあれば捨てます。
2.
液だれがある場合は、水に浸して固く絞ったふきんで拭きます。ふきんにアルコール除菌剤をスプレーして拭くと除菌することもできます。
<掃除のポイント>
・アルコール除菌剤を使う場合は、事前に使用できるか取扱説明書で確認してください。
※上記「ついでおそうじ」は、株式会社ダスキンの登録商標です。(登録第5744384号)
2:ふだんのおそうじ
<用具>
化学モップ(もしくは掃除機)、ふきん
<準備>
- 窓を開けて換気扇を回し、空気が流れるようにしておきましょう。
<掃除の手順>
1.
化学モップ(もしくは掃除機)を使い、冷蔵庫の外側のホコリを取ります。
2.
水に浸して固く絞ったふきんで、軽い汚れを拭き取ります。
3.
乾いたふきんで残った水気を拭き取ったら掃除完了です。
<掃除のポイント>
- 冷蔵庫の上部や背面、冷蔵庫と床の隙間にはホコリがたまりやすいです。しっかりホコリを取り除きましょう。
3:念入りおそうじ
<用具>
スポンジ、ふきん、洗い桶、化学モップ(もしくは掃除機)、ゴム手袋、クーラーボックス、脚立(上部などのホコリトリ用)など
<薬剤>
酸素系漂白剤(もしくは台所用洗剤)、住まいの洗剤
<準備>
- 冷蔵庫の中身を取り出し、冷蔵庫のコンセントを抜きましょう。
- 窓を開けて換気扇を回し、空気が流れるようにしておきましょう。
- 洗剤を使用する場合は、必ずゴム手袋を着用しましょう。着用する際には液が垂れるのを防ぐため、端の部分を外側に少し折り返しておくことがポイントです。
- ふきんはきれいなものを用意してください。
- 冷蔵庫内に残っているものを必要に応じて「クーラーボックス」に入れます。
<取り外せる部品の掃除>
●掃除の手順
1.
40~50℃のお湯を洗い桶に溜め、酸素系漂白剤(もしくは台所用洗剤)を表示通りに溶かします。
2.
1の溶液に浸し軽く絞ったスポンジで、冷蔵庫から取り外した部品をこすります。
3.
水をかけつつ、汚れや漂白剤を洗い流します。
4.
乾いたふきんで水気を拭き取り、よく乾燥させたら掃除完了です。
●掃除のポイント
- スポンジの硬い面でこすると細かいキズが付くため、柔らかい面を使うようにしましょう。
<庫内の掃除>
●掃除の手順
1.
漂白剤溶液に浸し軽く絞ったふきんで庫内を拭きます。
2.
水に浸して固く絞ったふきんで汚れや漂白剤を拭き取ります。
3.
パッキン部分にカビがある場合は、カビ取り剤(もしくは塩素系漂白剤)の原液を綿棒で塗り、5~10分ほど放置しましょう。
4.
時間が経ったらカビ取り剤を塗った部分を水拭きして、掃除完了です。
<掃除のポイント>
- 漂白剤溶液がない場合は、台所用洗剤で代用できます。ただし、使用前に使用できるか取扱説明書で確認してください。また、洗剤が乾いたら必ずアルコール除菌剤をスプレーしてください。
- 「塩素系洗剤」と「酸性タイプの洗剤」が混ざると有毒塩素ガスが発生します。非常に危険なため、同時使用しないよう注意しましょう。
<冷蔵庫外側の掃除>
●掃除の手順
1.
化学モップ(もしくは掃除機)で外側のホコリを取ります。
2.
水に浸して固く絞ったふきんで外側を拭きます。
3.
取れない汚れがある場合は、水に浸して固めに絞ったふきんに住まいの洗剤をスプレーし、拭きます。拭き終わったら、水に浸し固く絞ったふきんで汚れや洗剤分を拭き取りましょう。
4.
乾いたふきんで水気を拭き取ったら掃除完了です。
●掃除のポイント
- 冷蔵庫の上部や背面、冷蔵庫と床の隙間にはホコリがたまりやすいです。しっかりホコリを取り除きましょう。
- ふきんを使って拭く際は、必ず下から上に向かって拭きましょう。上から下に向かって拭くと液ダレが取れなくなることがあります。
- 洗剤の種類により塗装面の変色や、表面のツヤがなくなることがあるため、ご注意ください。
キレイに冷蔵庫を使うためのポイント
冷蔵庫は普段の使い方を少し変えるだけで、キレイな状態を維持しやすくなります。いくつかのポイントを押さえて、冷蔵庫をキレイに使いましょう。
1:冷蔵庫に付いた汚れはすぐに取る
冷蔵庫に汚れが見つかったら、すぐに取るようにしましょう。すぐに取ることで汚れが取れやすく、冷蔵庫内の食品への悪影響を減らすことができます。
2:食品を入れすぎない
食品を冷蔵庫に入れすぎることにより奥に置いた食材の腐敗に気づかず、腐敗した食材で冷蔵庫内が汚れていく可能性もあります。食品を入れすぎず冷蔵庫内をすっきりさせることで、汚れにすぐ気づけます。
3:肉や魚の保存方法
肉や魚はあらかじめ保存袋に入れるか、真空パック保存しましょう。肉や魚を長時間保存していると、「ドリップ」と呼ばれる赤い組織液が染み出てきてしまい、冷蔵庫内が汚れてしまうことがあります。
冷蔵庫掃除はプロに頼むのもひとつの手!冷蔵庫内クリーニング
「いつかやらないと」と思いつつも、後回しにしてしまった冷蔵庫の掃除。たまった汚れをキレイに洗浄・除菌したい方は、プロにクリーニングを依頼してみてはいかがでしょうか。ダスキンの「冷蔵庫内クリーニング」では冷蔵庫の隅々まで汚れを落とします。
1:冷蔵庫内クリーニングの特長
ダスキンの冷蔵庫内クリーニングでは、ドアポケットや棚、ドアパッキンまで細かく洗浄。取り外し可能な部品は全て取り外してキレイに洗浄します。
庫内に残った汚れは、ニオイが少なく除菌効果のある酸素系漂白剤の溶液で拭き取りピカピカにしていきます。※すべての菌を除菌するわけではありません。
2:冷蔵庫内クリーニングの料金
冷蔵庫内クリーニングの標準料金は19,800円(税抜18,000円)からとなります。冷蔵庫のドア数や汚れの度合いによってサービス料金は異なります。
※サービス料金等は2024年4月1日時点の情報となります。最新情報は「冷蔵庫内クリーニング」ページよりご確認いただけます。
冷蔵庫の汚れにお困りの方はぜひ一度お問い合わせください。