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キッチンの油汚れをなんとかしたい!ギトギト&ベタつき撃退ガイド

毎日使うキッチンは、油断すると知らない間にいたるところがベタベタしがち。
この油汚れは、キッチンお掃除の中でも特に悩みの種になっている方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、すぐ&無理なく活用できるキッチンの【油汚れ撃退法】をまとめました。

キッチンの油汚れは“ついたらすぐ”お掃除が鉄則!

調理中の油ハネを筆頭に、キッチンは常に油汚れにさらされていると言っても過言ではありません。


油汚れは落とすのは大変なイメージがありますが、それはこびりついてしまった時の話です。飛び散った油をそのままにしておくと酸化して固く「樹脂化」してしまうため、洗剤が入り込みづらく油汚れがなかなか落ちなくなってしまうから。
ということは逆に、ついてすぐの油汚れは比較的簡単に落とすことが可能です!

そこでおすすめしたいのが、お料理をするついでに行う“ついでおそうじ”。
特に、ガスレンジやIHクッキングヒーターまわりは油がつきやすいので、意識しておきたい場所です。
ポイントは、「余熱で温かいうちに」行うこと。水に浸し固く絞った合成繊維のふきんで、拭くだけで簡単に油汚れを落とすことができます。

※上記「ついでおそうじ」は、株式会社ダスキンの登録商標です。(登録第5744384号)

油汚れをパパッと落とす♪ついでおそうじの方法をご紹介!

油汚れは、余熱で温かいうちにお掃除すると落としやすいことが分かりました。
そこで、ここではお料理のついでにでもしやすい「ついでおそうじ」を場所別にご紹介します!

1:ガスレンジ・IHクッキングヒーター

炒めたり揚げたりと、調理時に油がダイレクトに飛び跳ねるため最も汚れやすい場所。お湯を沸かしたり料理をするついでにパパッとお掃除しましょう。

<お掃除の流れ>

ガスレンジもIHクッキングヒーターも、基本は余熱で温かいうちに水で浸して固く絞ったふきんで拭くだけでOK!もし、IHクッキングヒーターに軽い汚れがある場合は、水で湿らせたIH用スポンジでこすった後、水に浸し固く絞ったふきんで汚れを拭き取りましょう。

ダスキンの「IH・ガラストップ用クリーナー」は、樹脂研磨粒子で繊細な場所の汚れも傷をつけずしっかり落とすので、おすすめです。

※IH用のスポンジは、乾いた状態で使うとキズがつくことがありますので、必ず水で湿らせてから使うようにしてください。

2:レンジフード

加熱による油は直接つかないものの、調理時に食材から出る油を含んだ蒸気によってベタベタ汚れます。放っておくとそこにホコリがついてギトギト汚れに変わってしまうため、ここも”ついでおそうじ“でこまめに拭き取っておきたいところです。

<お掃除の流れ>

水に浸し固く絞ったぞうきんで、フードの外側・内側・フィルターの枠や表面など、手の届く範囲を拭きましょう。軽い汚れがある場合は、キッチン用おそうじクロスで拭いてみてください。

3:電子レンジ

電子レンジの庫内は、加熱時に料理がハネるなど意外と汚れている箇所。使用後すぐにお掃除すると汚れが簡単に落とせます。

<お掃除の流れ>

使用した後に、水に浸し固く絞ったふきんでレンジの内側を拭きます。
この際、中がとても熱くなっていることもありますので、やけどには十分注意してください。また、電子レンジの内側と一緒に、扉や外側も拭いておくとよいでしょう。汚れがつきやすい取っ手やスイッチ部分は特に念入りに。

なおターンテーブルが汚れた時は取り外し、台所用洗剤をつけたスポンジで洗ってからすすぐと簡単にキレイになります。少し手間がかかり面倒に感じますが、汚れがこびりつく前に落としておきましょう。

油汚れがたまり始めた時のおそうじ方法を紹介!

毎日”ついでおそうじ”をするとキレイをキープできますが、忙しい日などはなかなか難しいもの……。しかし、汚れが少したまってきた時にしっかりめのお掃除を取り入れれば、ギトギト汚れに発展させてしまうことはありません。

1-1:ガスレンジ

<準備するもの>

ふきん・洗いおけ・スポンジ・ゴム手袋・台所用洗剤・油汚れ用洗剤

<事前にしておくこと>

  • ・安全のためにガスの元栓を閉める。また、窓を開けて換気扇をまわして換気をする。
  • ・洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。
  • ※IHクッキングヒーターやガスレンジなど、ガラストッププレートのおそうじは、必ず取扱説明書で確認してから行ってください。

<お掃除の流れ>

  • ①水に浸し固く絞ったふきんで、拭きます。
  • ②五徳・受け皿・グリル・網など、外せる部分のお掃除
    軽い汚れがある場合は、水で湿らせたスポンジに台所用洗剤をつけてこすり、水をかけながら、汚れや洗剤分を洗い流します。
    ※フッ素加工のものはキズをつけるとはがれるので、必ず柔らかいスポンジを使ってください。
  • ③本体など、外せない部分のお掃除
    軽い汚れがある場合は、水に浸し固く絞ったふきんに油汚れ用洗剤をスプレーして拭きます。その後、水に浸し固く絞ったふきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。
  • ④仕上げに乾いたふきんで水気を拭き取り、よく乾燥させれば完了です。

1-2:IHクッキングヒーター

<準備するもの>

ふきん・洗いおけ・IH用スポンジ

<事前にしておくこと>

安全のために電源を切ります。また、窓を開けて換気扇をまわし、換気をよくします。
※IHクッキングヒーターやガスレンジなど、ガラストッププレートのおそうじは、必ず取扱説明書で確認してから行ってください。

<お掃除の流れ>

  • ①水に浸し固く絞ったふきんで、拭きます。
  • ②軽い汚れがある場合は、水で湿らせたIH用のスポンジでこすります。その後、水に浸し固く絞ったふきんで、汚れを拭き取ります。
    ※油汚れがある場合は、先に油汚れを取り除いてから、水で湿らせたIH用のスポンジに台所用洗剤をつけて、こすります。
    ※IH用のスポンジは、乾いた状態で使うと、キズがつくことがあります。必ず水に濡らしてから使ってください。
  • ③乾いたふきんで、水気を拭き取れば完了です。

2:壁(ビニールクロス・タイル)

<準備するもの>

ぞうきん(もしくはマイクロファイバーのクロス)・バケツ・ゴム手袋・住まいの洗剤・場合によっては、脚立(踏み台)

<事前にしておくこと>

洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

<お掃除の流れ>

  • ①水に浸し固く絞ったぞうきんで、下から上へ拭いていきます。この時、ぞうきんは常ににキレイなもの、きれいな面を使うようにします。
  • ②軽い汚れがある場合は、水に浸し固く絞ったぞうきんに住まいの洗剤をスプレーし、下から上へ拭きます。その後、水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。
    洗剤で拭く時も、拭き取る時も「下から上へ」行います。上から下に行うと、液ダレが取れなくなることがあるので、注意してください。
    ※住まいの洗剤を使う際は、使用できる素材や二度拭きの有無などを確認してから使いましょう。
  • ③最後はよく乾燥させれば完了です。

“ついでおそうじ”と、しっかりめのおそうじを組み合わせると、油汚れとは無縁のキレイなキッチンをキープできます。とはいえ、すでに長らく汚れを放置してしまっていたら、ご自身で頑張ってお掃除するのはなかなか大変……。
そんな時は、プロにお任せするのも選択肢の一つです。
油汚れやこげつきなどキッチン特有の頑固な汚れを、それぞれの汚れに適した方法で除去してピカピカに仕上げます。

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