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【場所別】浴室の掃除方法
家の中では「狭いスペース」の一つと言える浴室ですが、掃除を必要とする場所は意外にもたくさんあるのをご存知でしょうか? 床や天井などの一見キレイな場所や常にカバーがしてある排水口など、実は気づかないうちに汚れが溜まっています。ここでは浴室内における場所ごとのお掃除方法をご紹介します。
1:壁・天井・床
<掃除道具>
壁・天井・床の掃除に必要な道具は、以下です。
・スポンジ
・メラミンフォームのスポンジ
・ジーンズ地
・ハケ
・ゴム手袋
・浴室用靴
・ゴーグル
・マスク
<薬剤>
薬剤は以下のものを用意しましょう。
・浴室用洗剤(中性タイプ)
・クリームクレンザー
・カビ取り剤または塩素系漂白剤
<掃除手順>
まずは浴室全体に水をかけて濡らし、水で湿らせたスポンジに浴室用洗剤を塗布してこすりましょう。タイルの目地の部分の汚れが取れない場合は、水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでこするか、水で湿らせたジーンズ地などにクリームクレンザーをつけてこすります。汚れが取れたらシャワーなどで水をかけながら汚れや洗剤を洗い流します。
カビが生えている場合は、カビ取り剤を塗布するか塩素系漂白剤を小さい容器に入れて、塗装用の化せんのハケなどを使ってカビの部分に塗りましょう。このとき、手はゴム手袋を付け、マスクを着用して下さい。目の位置より高い部分を作業する場合はゴーグルも着用します。そのまま5~10分程度放置し、カビの色がなくなるのを待ちます。色がなかなか消えない部分は、2~3回くり返し行います。カビの色が消えたら、シャワーなどで水をかけながら汚れやカビ取り剤などを洗い流します。最後によく乾燥させたらお掃除完了です。
<掃除の頻度>
掃除の頻度は使用状況にもよりますが、床は汚れやすいため基本的に毎日行なってください。壁は毎日掃除する必要はありませんが、定期的な掃除は不可欠。週1回などと決めて行うとよいでしょう。
<掃除のポイント>
浴室掃除の鉄則はとにかく「換気すること」です。ドアや窓を開け、換気扇を回してしっかりと換気をしてください。また、乾いた雑巾で水気を拭き取るか、窓用ワイパーで水切りしておくとシミがつきにくくなります。
「まぜるな危険」と表示されている「塩素系のもの」と「酸性タイプのもの」が混ざってしまうと有毒塩素ガスが発生します。とても危険ですので、同時使用は厳禁です。
<日々のお手入れ>
日々のお手入れに使う道具は、スポンジ、ゴム手袋、浴室用靴、そして浴室用洗剤(中性タイプ)です。
まずは全体に水をかけて濡らしましょう。十分に塗らせたら、水で湿らせたスポンジに浴室用洗剤を塗布し全体をこすります。こすり終わったらシャワーなどで水をかけながら汚れや洗剤を洗い流し、よく乾燥させたら終了です。
2:蛇口
<掃除道具>
蛇口の掃除に必要な道具は、以下です。
・メラミンフォームのスポンジ
・ジーンズ地など
・ぞうきん
・ゴム手袋
<薬剤>
薬剤は以下のものを用意しましょう。
・クリームクレンザー
<掃除手順>
メラミンフォームのスポンジを水で湿らせて、蛇口やその周辺をこすっていきます。こすっても取れないようなガンコな汚れがあれば、ジーンズ地の出番。ジーンズ地を水で湿らせた上でクリームクレンザーを適量つけ、蛇口の金属部分についた汚れをこすってください。なお、水道の根元部分の掃除も同様の手順です。
(注)素材によりキズが入る場合がありますのでテストをしてからおこなってください。
<掃除の頻度>
蛇口の水滴をふきとれば、汚れが残りにくくなります。拭きとる作業は、入浴後に行うことをおすすめします。また、メラミンフォームのスポンジを常備しておき、気がついた時にさっとこすれるようにしておきましょう。目立つ汚れを見つけたら、お掃除が必要なタイミングです。
<掃除のポイント>
掃除の際にはしっかりと換気してください。ドアや窓を開けたり、換気扇を回したりといった対応が必要です。また、洗剤使用時には必ずゴム手袋を着用しましょう。あらかじめ端の部分を少し折り曲げておくことで、液だれ対策となります。
<日々のお手入れ>
ふだんのお掃除は、メラミンフォームのスポンジを水で湿らせて、蛇口やその周辺をこすっていけばOK。水で汚れを洗い流したら、最後に乾いたぞうきんで水気を拭き取ってください。
汚れやカビを防ぐ方法
1:水気をとる
浴室に発生する黒カビは湿気を好みます。したがって、極力乾燥している環境を作ることがカビ防止に効果的です。24時間換気が理想ですが、できない場合は入浴後に窓用ワイパーで水滴を集めて拭き取ったり吸水性の高いクロスで拭き取ったりして、しっかりと水気を取り除きましょう。乾燥した状態が保てれば水アカも溜まりにくくなります。習慣化してしまえば次第に煩わしさも感じなくなりますよ。
2:換気扇を回す
先述の通り浴室の汚れを防止するには常に乾燥した状態にしておくことが必要となりますので、入浴後は必ず換気扇を回しましょう。長時間、もし可能なら24時間、常時回しておくのが理想です。
3:小物(桶、椅子、お風呂道具など)の置き方を工夫する
シャンプー・コンディショナーなどの容器を浴室の棚に置いておくと、いつの間にか水アカやヌメリが付着していて困ったことはありませんか?
これは、シャンプー・コンディショナーなどの容器を浮かせて置くことにより底面に付着する水アカやヌメリを軽減させることができます。シャンプー・コンディショナーなどの容器を水濡れに強い素材のかごに入れて、S字フックなどでかごをつるすと底面の汚れが軽減します。
また、桶や椅子も浮かせることで汚れを防止することができます。
浴室掃除はプロに依頼するのもおすすめ!自分では掃除しにくい部分も掃除します!
「忙しくてお風呂掃除に時間が割けない」「頑張ってみたけど汚れが落ちない」「長年放っていたので、自分ではできそうにない」「自分ではできない場所がある」。こうしたお悩みを抱えている方は、思い切ってプロの力に頼ってみてはいかがでしょうか?
1:ダスキンの「浴室クリーニング」はどこまでキレイにしてくれるか
浴室掃除に不安のある方におすすめなのが、ダスキンの「浴室クリーニング」。壁や天井、床、浴槽、鏡、蛇口、浴室小物まで、水アカや石けんカス、カビなどの汚れに応じて対処し、全体をキレイに掃除してくれます。標準料金(床面積4㎡、高さ2.4m未満)は浴室1室22,000円(税込)。また、浴槽エプロン内部クリーニング5,060円(税込)~、カビ防止コート(床面積3㎡、高さ2.4m未満)5,060円(税込)や浴室暖房乾燥機(換気扇)内部クリーニング5,830円(税込)~など、クリーニング料金にプラスでつけられるオプションもあり、気になる箇所のお悩みも解決できます。
※サービス料金等は2024年4月1日時点の情報となります。最新情報は「浴室クリーニング」ページよりご確認いただけます。
2:「浴室クリーニング」の特長
照明器具や換気口表面、金属部分(蛇口など)、鏡といった普段のお掃除では手がまわらない場所も美しくしてくれるのがダスキンの「浴室クリーニング」。その大きな特長は、汚れの種類や場所に合わせてプロが適切な道具や洗剤でお掃除してくれるところです。さらに「カビ防止コート」「浴槽追いだき配管内除菌クリーニング」「浴槽エプロン内部クリーニング」「浴室暖房乾燥機(換気扇)内部クリーニング」の4つのオプションが用意されており、組み合わせることで浴室内をより一層清潔に保てるのも魅力です。
3:「浴室クリーニング」の前後はこんなに違う!
それほど汚れていないと思っていても、「浴室クリーニング」後の浴室はカビやヌメリ、埃、水アカが取り去られたことで、見違えるほど明るく清潔感たっぷりに! また、シャンプーやボディーソープなどのバスアイテムの配置まで工夫してもらえ、まさに「魅せるお掃除」といったプロの気配りにも感動します。「浴室クリーニング」を利用すれば、自分の掃除だけでは到達できないワンランク上の快適なバスタイムが待っています。
浴室を清潔に保つ秘訣は「自分でできない部分はプロに!」
今回は浴室の掃除場所とその掃除方法、そしてプロによる浴室クリーニングをご紹介しました。浴室掃除にそこまでの時間が割けない、自分ではできない場所がある…。そんな時は「プロに任せる」のも一つの解決方法です! そう考えたら浴室掃除のハードルは少し下がりませんか? その時々の状況で自分にとってベストな掃除方法を選び、快適な浴室を保ってくださいね。