この記事の目次
電子レンジ庫内の汚れる原因は?
電子レンジが汚れる原因には、どんなものがあるでしょうか。
1:電子レンジ庫内の汚れの原因
電子レンジ庫内の主な汚れの原因は、食品の中に含まれるタンパク質や糖分、油分などです。これらの成分は、食品を温める際に飛び散ります。飛び散った成分(汚れ)は電子レンジを使用するたびに温められ、こびり付いて取れにくくなっていきます。
ほかにも、食品を温める際に発生した水蒸気が固まってできた水アカや、温める際にこぼれ落ちた食品カスなどといった汚れがあります。食品カスを放置して電子レンジを使用していると、焦げつきの原因になります。
2:電子レンジ庫内の汚れを放置するデメリット
電子レンジ庫内の汚れを放置したまま使用し続けると、さまざまなデメリットが生まれます。例えば、汚れから雑菌が発生した場合、レンジの中は悪臭が漂います。
また、汚れが残ったままだと食品を温めるための電磁波を遮ってしまいます。電子レンジの加熱効率を落としてしまった結果、無駄に電力を消費し、最悪の場合は電子レンジの故障につながることさえあるため、こまめなお掃除が必要です。
電子レンジのお掃除方法
電子レンジ掃除で間違った洗剤を用いてしまうと、食品に洗剤のニオイがついてしまったり、塗装が色落ちしたりしてしまいます。食品と電子レンジ、どちらにも悪影響を与えない方法で掃除しましょう。
1:食品による汚れ・焦げ付き・ニオイを落とす方法
<用具>
重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)、耐熱容器、ふきん、キッチンペーパー
<掃除の手順>
1.
耐熱容器に水1カップ、重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)大さじ1を入れ、混ぜます。
2.
1の耐熱容器を電子レンジで5分程加熱します。
3.
加熱が終わったら、電源を切るかコンセントを抜いて扉を開けないでそのまま20分程放置します。
4.
ふきんやキッチンペーパーなどに、耐熱容器に残った重曹水(またはセスキ炭酸ソーダ水)を浸けて絞り、電子レンジ内の汚れを拭き取ります。
5.
電子レンジ内を軽く水拭きし、乾いたふきんで乾拭きしたらお掃除完了です。
<掃除のポイント>
- 電子レンジの中を拭き掃除する際は、火傷しないように気を付けながら行いましょう。
- 住宅用洗剤やメラミンスポンジは、傷や色落ちの原因になるため使用しないようにしましょう。
- 焦げ付いた汚れがなかなか取れない場合は、歯ブラシに歯磨き粉や重曹ペーストをつけ、汚れている部分を優しくこすりましょう。
- ニオイが消えない場合は、耐熱容器に水とオレンジの皮(またはレモンの皮)を入れ、3分程加熱してください。加熱後15分程放置してから電子レンジ庫内を乾いたふきんで拭き取りましょう。
2:水アカを落とす方法
<用具>
クエン酸、耐熱容器、ふきん、キッチンペーパー
<掃除の手順>
1.
耐熱容器に水1カップ、クエン酸大さじ1を入れ、よく混ぜます。
2.
1の耐熱容器を電子レンジで5分程加熱します。
3.
加熱が終わったら、扉を開けないでそのまま15分程放置します。
4.
ふきんやキッチンペーパーなどに、耐熱容器に残ったクエン酸水を浸けて絞り、電子レンジ内の汚れを拭き取ります。
5.
電子レンジ内を軽く水拭きし、乾いたふきんで乾拭きしたらお掃除完了です。
<掃除のポイント>
- 一度の掃除で全ての水アカが落ちない場合は、何度か繰り返しましょう。
- 電子レンジの中を拭き掃除する際は、必ず完全に冷めてから行いましょう。
3:ついでおそうじ
※「ついでおそうじ」は、株式会社ダスキンの登録商標です。(登録第5744384号)
<用具>
合成繊維のふきん(またはマイクロファイバーのクロス)
<掃除の手順>
1.
電子レンジの中から温めた食品を出した直後、電子レンジの電源を切るかコンセントを抜いて水に浸して固く絞ったふきんで庫内を拭きます。
2.
扉や外側を水に浸して固く絞ったふきんで拭いたら、お掃除完了です。
<掃除のポイント>
- 電子レンジの中が温かい方が汚れは取りやすくなります。しかし、庫内が熱すぎるとやけどの恐れもあるため注意してください。
- ターンテーブルが汚れたら、一度取り外して台所用洗剤をつけたスポンジで洗いましょう。
- 取手部分やスイッチ部分は汚れやすい場所なので念入りに拭きましょう。
- 電子レンジ庫内に水気が残っているとサビの原因になります。必ず水気が残らないよう拭き取ってください。
キッチンクリーニングと箇所別おかたづけサービスで、キッチン全体もきれいに…!
キッチンは食品を扱う場所のため、常に清潔な状態を保ちたいもの。プロに掃除をまかせて、一度リセットしキレイな状態にしてみてはいかがでしょうか。
1:「キッチンクリーニング」とは
電子レンジを含め、何かと汚れやすいキッチン。取れにくい油汚れや焦げ付き、ヌメリなどの掃除に困ったことのある方は多いのではないでしょうか。ダスキンの「キッチンクリーニング」では、加熱調理器・流し台・扉など、キッチンのさまざまな箇所を掃除のプロが丁寧にクリーニングします。
汚れと材質に合わせて専用の洗剤・掃除道具を選んで洗浄するため、掃除箇所を傷つける心配もありません。また、汚れを落とした後には除菌仕上げを行うため、食品衛生の観点からも安心です。
さらにオプションサービスとして、食器棚・冷蔵庫・小型電化製品(電子レンジなど)の表面、魚焼きグリルの皿・網、食器洗い乾燥機の庫内をキレイにできます。
2:「箇所別おかたづけサービス」とは
ダスキンの「箇所別おかたづけサービス」では食器棚や押入れ、クローゼットの中など、片付けたい1ヵ所を2名でお片付けします。収納スペース内のモノを分類し、使うところに使うモノを、取り出しやすい収納をお手伝いします。
研修を受けたスタッフが「必要なもの」「必要ないもの」にわけるお手伝いをします。また、ご相談内容に合わせて収納方法をご提案。日々の整理整頓のコツも合わせてご紹介します。ぜひご利用ください。