おそうじ大辞典 ダスキンおそうじノウハウがいっぱい

ふだんと念入りのおそうじレシピ おそうじのコツ

リビング


シミの取り方

シミは、ついてすぐ取るのがポイントです。ついてすぐなら比較的簡単に取れますが、時間が経つにつれて、除去が難しくなります。素材によっては色落ちすることがありますので、あらかじめ目立たない所で変化がないことを確認してから行ってください。

念入りおそうじ

油性(油溶性)のシミの場合

明らかに油性のシミとわかっている場合の方法です。油性のシミには、クレヨン、油性マジック、灯油、口紅、ファンデーション、ヘアリキッドなどがあります。

【用具】
スポンジ・ヘラ・カット綿・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋

【薬剤】
ベンジン、またはマニキュア除光液

【準備】

換気
窓を開け、風通しをよくします。

ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

乾いたスポンジで、シミのまわりのホコリを取ります。

1乾いたスポンジで、シミのまわりのホコリを取ります。

2盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

アドバイス
ヘラは、表面に対して45度くらいの角度に当てて行います。ヘラは、古いカードやものさしなどでも代用できます。

盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

3カット綿に、ベンジン、またはマニキュア除光液をつけ、軽くたたくように拭き取ります。

注意
ベンジンやマニキュア除光液でビニールクロスなどが溶ける場合は、使用を中止してください。

4水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。

5よく乾燥させます。

この方法を行って、まだシミが残るような場合は、→「どうしても取れないシミの場合」へ。

トップに戻る

水性(水溶性)のシミの場合

明らかに水性のシミとわかっている場合の方法です。水性のシミには、ごはん粒、お茶類、果物の汁、血液、化粧水、インクなどがあります。

【用具】
スポンジ・ヘラ・台所用ラップ・ブラシ・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋

【薬剤】
住まいの強力洗剤

【準備】

換気
窓を開け、風通しをよくします。

ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

住まいの強力洗剤をシミの部分にスプレーし、上から手早くラップを貼りつけます。

1乾いたスポンジで、シミのまわりのホコリを取ります。

2盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

アドバイス
ヘラは、表面に対して45度くらいの角度に当てて行います。ヘラは、古いカードやものさしなどでも代用できます。

3台所用ラップを、シミより大きめにカットします。

4住まいの強力洗剤をシミの部分にスプレーし、上から手早くラップを貼りつけます。

5そのまま10~15分ほど放置した後ラップをはがし、もう一度住まいの強力洗剤をスプレーし、ブラシでタテ・ヨコ・ナナメにこすってシミを落とします。

盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

アドバイス
洗剤がたれないよう注意して行います。別の手で、ぞうきんをあてがいながら拭くと、洗剤がたれるのを防げます。

6水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。

7よく乾燥させます。

この方法を行って、まだシミが残るような場合は、→「どうしても取れないシミの場合」へ。

トップに戻る

両性または種類不明のシミの場合

両性のシミ、または種類がわからないシミの場合の方法です。両性のシミには、チョコレート、アイスクリーム、ドレッシング、朱肉などがあります。

【用具】
スポンジ・ヘラ・カット綿・ぞうきん・バケツ・台所用ラップ・ブラシ・ゴム手袋

【薬剤】
ベンジン、またはマニキュア除光液・住まいの強力洗剤

【準備】

換気
窓を開け、風通しをよくします。

ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

乾いたスポンジで、シミのまわりのホコリを取ります。

1乾いたスポンジで、シミのまわりのホコリを取ります。

2盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

アドバイス
ヘラは、表面に対して45度くらいの角度に当てて行います。ヘラは、古いカードやものさしなどでも代用できます。

盛り上がっている部分があれば、ヘラなどを使って、素材を傷つけないように慎重に削り取ります。

3カット綿に、ベンジン、またはマニキュア除光液をつけ、軽くたたくように拭き取ります。

注意
ベンジンやマニキュア除光液でビニールクロスなどが溶ける場合は、使用を中止してください。

4水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。

5まだシミが残っている場合は、台所用ラップを、シミより大きめにカットします。

6住まいの強力洗剤をシミの部分にスプレーし、上から手早くラップを貼りつけます。

住まいの強力洗剤をシミの部分にスプレーし、上から手早くラップを貼りつけます。

7そのまま10~15分ほど放置した後ラップをはがし、もう一度住まいの強力洗剤をスプレーし、ブラシでタテ・ヨコ・ナナメにこすってシミを落とします。

アドバイス
洗剤がたれないよう注意して行います。別の手で、ぞうきんをあてがいながら拭くと、洗剤がたれるのを防げます。

8水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。

9よく乾燥させます。

この方法を行って、まだシミが残るような場合は、→「どうしても取れないシミの場合」へ。

トップに戻る

どうしても取れないシミの場合

溶剤や洗剤を試しても残るシミは、物理的に取るしかありません。壁材によっては、色が取れたり表面がはがれたりすることがあります。シミの状況と対処後の状況とを判断したうえで、作業を進めてください。

【用具】
砂入り消しゴム・メラミンフォームのスポンジ・ジーンズ地など・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋

【薬剤】
クリームクレンザー

【準備】

換気
窓を開け、風通しをよくします。

ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでこする。

1以下の方法を順番に試し、汚れ落ちのよいものがあれば、それで落とします。
1)砂入り消しゴムでこする。
2)水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでこする。
3)水で湿らせたジーンズ地などにクリームクレンザーをつけてこする。

2汚れを落とした後は、その部分だけ汚れが落ちて、周囲に比べて目立ってしまうことがあります。その場合は、水で湿らせたメラミンフォームのスポンジで、きれいになった箇所と周囲の境界をぼかすように軽くこすります。

3水に浸し固く絞ったぞうきんで、壁全体を拭きます。

4よく乾燥させます。

水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでこする。

この方法を行って、まだシミが残るような場合は、染み込んでいるため除去できません。

トップに戻る
おそうじ大辞典TOPへ
おそうじ大辞典では日々の掃除の情報から念入りお掃除のヒントまで様々な情報を提供しています。