おそうじ大辞典 ダスキンおそうじノウハウがいっぱい

知ってると役に立つ おそうじの基礎

対象面の材質

素材のタイプを確かめよう

天井、壁、床、そして各種の家具など、住まいには、さまざまな素材が使われています。
あらかじめその素材がどんなタイプか、おそうじを始める前に確かめておきましょう。
知らないままおそうじをして、かえって汚れを広げる結果になることもあります。

1. 素材のタイプを簡易に確かめる方法

特に大事なのは、素材が「水を吸う」か「吸わないか」を知っておくことです。水を吸い込む素材か、はじく素材かによって、おそうじの仕方が全然違ってきます。確かめるには、次のようにします。

素材のタイプを簡易に確かめる方法

おそうじしようとする面に、水滴を落とします。すっと吸い込めば、水を吸う素材です。壁などで、水滴が落とせない場合には、スポイトやスプレーを使って確かめます。

※プリント合板などのように、一見木のように見えても紙の場合があるので、慎重に見きわめる必要があります。

2. 水を吸い込む素材のおそうじの基本

水を吸い込む素材のおそうじの基本

水を吸い込む素材の主なものは、紙、布、木材(素木)、しっくい、皮、土壁などです。水や洗剤を使うことは、シミの原因になりますので、原則として避けてください。

3. 水を吸い込まない素材のおそうじの基本

水を吸い込まない素材のおそうじの基本

塩化ビニル、化粧合板、プラスチック、ガラス、金属などは、水を吸い込まない素材で、水や洗剤を使うことができます。
ただし、洗剤によっては、変色するものもあります。
あらかじめ、目立たない箇所に洗剤を少しつけ、変色や色落ちしないことを確かめてからおそうじすると安心です。

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