2024年10月25日

洗濯代行と家事代行の違いとは?サービス内容とメリット比較

洗濯を依頼するサービスとして、洗濯代行と家事代行があります。

洗濯を代行してほしい、サービスを使いたいと思った時、「洗濯代行と家事代行の違いは何か」「どちらのサービスが自分に合っているか」といった疑問を持つ方も多いかもしれません。

そこで本記事では、両サービスの特徴、料金などの違い、注意点を解説します。

目次

洗濯代行と家事代行の違い

洗濯代行と家事代行がどのように違うのか、まずはそれぞれの特徴を説明します。

洗濯代行とは?基本情報まとめ

洗濯代行とは、洗濯物を集荷し、業務用の機械と洗剤を使って、洗浄・乾燥・たたみまで行った上で、自宅へ届けてくれるサービスです。

一般的な洗濯代行サービスの利用の流れは以下のとおりです。
①WEBで会員登録・注文
②専用バックが自宅に届く
③バッグに洗濯物を詰める
④指定日に集荷
⑤洗濯
⑥自宅に配達

洗濯代行サービスで洗える物としては、普段着やタオルなどの水洗いできる日常的な衣類が対象です。
クリーニングとは違って1点単位ではなく、ランドリーバッグ単位のお預かりとなり、Tシャツや下着、靴下など多種多様なアイテムが依頼できます。
そして、ランドリーバッグごとに、洗浄・乾燥・たたみまで行ってくれます。

返ってきた洗濯物をそのまま収納に入れるだけで済むので、家での洗濯の手間がほとんどかかりません。

羽毛ふとんや毛布、スニーカーなども取り扱ってくれるサービスもあり、自宅で洗濯するのが面倒なものでも洗濯代行なら楽に行うことができます。

料金体系については、スポット(単発)で請け負ってくれるプランもあれば、サブスクリプションで月額費用を支払って利用できるプランもあります。

基本的にWEBで注文可能ですので、忙しい方でもスキマ時間を使って簡単に注文することができます。

デリバリーコースを選択すれば洗濯物を預け、引き取りに行く必要がないので、忙しいビジネスパーソンや主夫・主婦の方はもちろん、旅行などで大量に洗濯物が発生した人にも、おすすめのサービスです。

注意点としては、以下の点が挙げられます。
★通常の洗濯と比較してコストがかかる。
★アイロンがけは基本的に対応外。
★洗剤や柔軟剤などが指定できないため、自分のこだわりがある製品を使えない。
★受取りまで2日程度かかるため、急いで洗濯したいものがあるときに間に合わない。

洗濯代行サービスは、サービス利用回数に対して料金がかかる契約体系が多いです。
例えば、「月に3回の利用で8,000円台」というような形です。
もちろんスポット利用できる場合もありますが、月額利用と比較して割高になってしまいます。
洗濯代行サービスの月額利用では、規定回数使わない場合は料金が戻ってこないことがあります。
利用する回数が不明確な場合は、スポット利用をおすすめします。

洗濯代行サービスでは、家庭用洗濯機より大きい業務用洗濯機を用いるため、家庭での洗濯よりも一度に多くの量の洗濯を済ますことができます。
また、洗濯代行サービスでは、お湯を使って洗濯してくれるサービスもあり、汚れをしっかり落とすことができます。

料金の相場は、専用バッグに詰め放題で1回3,500円程度です。
専用のランドリーバッグには、30~40ℓ程度(6kg程度)の洗濯物が入ります。
1人の1日分の洗濯量は約1.5kgと言われているので、4人家族だと約6kgとなります。
ほとんどの専用バッグは大体4人家族の1日分の量となります。
また、ふとんについては1枚3,000円台、毛布は1枚2,000円台で洗濯を代行します。

家事代行とは?基本情報まとめ

家事代行サービスとは、家事経験豊かなスタッフが自宅に来て、家事全般を代行してくれるサービスです。
家事代行サービスで依頼できる家事は、洗濯以外にも以下のようなものがあります。

★洗濯
★掃除
★料理
★買い物
★ゴミ出し など

家事代行サービスの洗濯は自宅の洗濯機で洗濯・乾燥後にたたんでくれるという点が、洗濯代行サービスと大きく違うところです。

利用までの流れは以下のとおりです。
①WEBや電話で、申し込み
②事前打合せ
③サービス利用

家事の負担を減らして、家事時間を他のことに充てたい方にはぴったりのサービスです。
家事代行サービスは委託範囲が広い分、事前の打合せが必要な場合が多いです。
また、自分の好きな洗剤・柔軟剤を使って洗濯をしてくれる、付着したシミの前処理・色分け洗い・おしゃれ着洗いなどアイテムごとに洗い方を指定できるというのも大きなメリットです。
洗濯代行サービスでは、洗剤や柔軟剤の指定や、アイテムごとの洗い方の指定ができないことが多いため、そういった要望のある人は、家事代行サービスがおすすめです。

ただし、注意点としては以下のようなものがあります。
★家事全般の代行の依頼になるので、料金が高額になる
★2時間程度の依頼が一般的で、洗濯からたたみまで全ては依頼できないこともある

交通費も利用者が支払うケースもあり、1回の利用料は洗濯代行に比べて高額になります。

家事代行サービスは、家事の種類に関係なく、1時間3,000円のような時間単位の契約になっていることが多いです。
家事代行サービスでは、スポット利用より割安の定期サービスがあります。他の家事についても利用できるので、洗濯以外にも料理やお掃除も依頼するというように家事全般を依頼する人が多いです。

家事代行の料金の相場としては時間計算がほとんどで1時間あたりの価格が3,000円~6,000円程度です。
洗濯する時間は、洗濯機を回すだけでなく乾燥やたたみまで含むと考えると、2時間程度はかかります。
そのため家事代行サービスで洗濯だけ行うことを考えると、1回あたり6,000円~12,000円はかかると考えていいでしょう。
場合によっては、2時間で洗濯からたたみまで全ては依頼できないこともありますので注意が必要です。
サービス料金に加えて、洗濯にかかる水道代・電気代は自己負担ですし、洗剤・柔軟剤は自分で買って用意する必要があります。

洗濯代行を利用したほうが良い人は?

洗濯代行サービスを利用した方が良い人は、以下のような人です。

★洗濯だけ代行してほしい人
★コストを抑えたい人
★洗濯に細かな要望がない人
★ふっくらとした仕上がりが良い人

順番に解説していきます。

洗濯のみを代行してほしい人

料理や掃除は自分でできるけど、洗濯だけは他の人にやってもらいたいという方も一定数いらっしゃると思います。
そのような方には洗濯代行サービスがぴったりです。
例えば、家族(人数)が多いご家庭でも、洗濯だけ代行して欲しいと考える人は多いのではないでしょうか。
料理であれば、作る量が増えれば増えるほど、比例して作る手間が増えるとは限りません。
しかし洗濯の場合、量が増えるほど干す作業やたたむ作業も比例して増えていきます。
そのため洗濯だけでも代行してもらえば、家事が楽になると考えるご家庭は多いと思います。
また雨が続く時期は、部屋干ししても中々乾かないので、洗濯物が溜まっていきます。
掃除はきちんとしているのに、部屋干しの洗濯物が全然片付かなくて、部屋がすっきりしないと悩むこともあると思います。
そんな場合も、洗濯代行サービスを使えば、洗濯物を一気に片付けることができます。

コストを抑えたい人

「代行を依頼したいけど、できればコストを抑えたい利用したい!」という方も洗濯代行サービスがおすすめです。
家事代行サービスだと2時間かけて洗濯をしてもらった場合、1時間3,000円の設定だと6,000円の費用がかかってしまいます。
一方、洗濯代行サービスであれば、約6kgが入る専用バッグ1つ分で、3,000円台で洗濯を代行してくれます。
「自分で洗濯する方が、3,000円もかからないので経済的では?」と思うかもしれません。
しかし洗濯代行で浮いた時間を自己投資に充てることができれば、将来的には洗濯代行サービスでかかった費用を回収できるというものです。
できるだけ、洗濯に充当している時間で、より多くの成果や価値を生み出したいという人は、洗濯代行サービスの利用をおすすめします。

洗濯に細かな要望がない人

洗濯に細かな要望がない人にも、洗濯代行サービスがおすすめです。
洗濯代行はWEBで申し込むことができるので、サービス会社とのやりとりが少なく、注文をスキマ時間で完結することができます。
また、サービス内容や料金がHPに表示されていることが多いため、事前の打ち合わせは不要です。

ふっくらとした仕上がりが良い人

洗濯代行サービスであれば、大きな乾燥機でたっぷりの風を当てて乾燥させるので、洗濯物のシワが伸びてふっくらと仕上がる傾向があるようです。
乾燥後は、スタッフが丁寧に一点ずつ畳んで仕上げてくれます。

家事代行を利用したほうが良い人は?

家事代行を利用した方が良い人は以下のような人です。

★洗濯以外の家事も代行してほしい人
★洗濯に細かな要望がある人

洗濯以外の家事も代行してほしい人

洗濯以外の家事も代行してほしいという人は、家事代行サービスがおすすめです。
体力的に家事が負担だと感じている人、家事の時間を他のことに充てたい人など、お客様のご要望に合わせて家事を代行してくれます。

洗濯に細かな要望がある人

洗濯に細かな要望がある人も、洗濯代行よりは家事代行の方が合っているでしょう。
例えば、指定の洗剤・柔軟剤を使用してほしい、ある洋服は大切に洗いたいのでおしゃれ着洗いをしてほしいといったご要望はありませんか。
洗濯代行サービスでは、特定のアイテムだけ洗い方を細かく指定するのは難しいです。
おしゃれ着洗いのメニューがあるサービスもありますが、バッグごとの指定になり、アイテムごとに洗い方を変えることができない場合が多いです。
そのように細かい指定をしたいという方は、家事代行サービスの方が対面で細かく要望を伝えて対応してもらうことができます。

まとめ

今回は洗濯代行と家事代行の違いについて解説しました。

洗濯代行は洗濯物を集荷し、個別に洗浄・乾燥・たたみまで行った上で自宅へ届けてくれるサービスです。
一方、家事代行は家事経験豊かなスタッフが自宅に来て洗濯などの家事全般を行うサービスです。

洗濯代行は、洗濯のみを代行してほしい人、コストを抑えたい人、洗濯に細かな要望がない人、ふっくらとした仕上がりが良い人に適しています。
家事代行は、洗濯以外の家事も代行してほしい人、洗濯に細かな要望がある人に向いています。

共働き世帯の増加に伴い、家事に時間を割けないご家庭が増えているため、これらのサービスを上手に活用することをおすすめします。

  • 洗濯代行サービス

    普段ご家庭で行っている“水洗いできる洗濯物(例:日常着やタオル、シーツ等)”を専用のランドリーバッグでお預かりし、個別に水洗い・タンブル乾燥をして、お渡しするサービスです。
    (対象エリア)大阪府 豊中市・吹田市/大阪市の淀川区、東淀川区、北区、福島区、中央区、都島区、城東区、東成区

  • 家事おてつだいサービス

    体力的に家事が負担だと感じている方、自分の時間を作って何か新しいことを始めたい方など、お客様一人ひとりのご要望に合わせて家事をおてつだいする便利なサービスです。お掃除から洗濯・買い物・花の水やりまで、1回2時間、ご希望の家事を組み合わせてご利用いただけます。延長はご要望に応じてお受けします。

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