2023年10月18日

【徹底解説】加湿器のお掃除方法や頻度は?水垢汚れや臭いを取る方法を紹介

加湿器のお掃除方法や頻度は、メーカーによって推奨されているものの、ついついお手入れをさぼってしまうのではないでしょうか?

お手入れをサボってしまい、いつの間にか頑固な水垢がついて落とせないと困っている人も多いはず。実はクエン酸をうまく活用することで、ゴシゴシこすらなくても簡単にきれいにできるのです!その他にも加湿器の種類や汚れの種類によって最適なお掃除方法があります。

この記事では、加湿器のお掃除方法と頻度をご紹介します。これまであまりお手入れをしてこなかった人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

加湿器のお掃除をしないで使うとどうなる?

乾燥する時期は、毎日加湿器を使っている人も多いのではないでしょうか。しかし、水を入れ替えるだけで、頻繁にお掃除はしないなんてことはありませんか?

実は汚れた加湿器をそのまま使うとさまざまなトラブルに発展するケースも見られます…!ここでは、加湿器をお掃除しないでそのまま使うことのデメリットについてご紹介します。

フィルターが目詰まりする

加湿器を使っていると、白い塊がこびりつくことがありませんか?この白い塊は水垢で、水道水に含まれているカリウムやナトリウムなどのミネラルが固まってできたものです。

そのため、加湿器のお掃除を定期的に行なわないと嫌な臭いや水垢によってフィルターが詰まってしまい、加湿器の性能も落ちてしまいます。

カビが生える

水道水には塩素が混ざっているため、水を入れた直後はカビや雑菌が繁殖しにくい状態です。しかし、水を入れてから24時間以上経ってしまうと塩素による殺菌効果はなくなってしまい、カビや雑菌が発生してしまいます!

汚れた状態のまま使用を続けると、部屋中に汚染された蒸気が広がってしまい、喉の痛みや咳などの健康被害を引き起こすこともありえるのです。

加湿器をお掃除する頻度は?

加湿器を清潔に保つためには、タンクとフィルターを定期的にお掃除することが大切!基本的なお掃除の頻度と手順についてご紹介しますので、確認していきましょう。

タンクは毎日

水を入れているタンクの内側は、水垢が溜まりやすい部分です。そのため、毎日水を入れ替えるタイミングでタンクに少量の水を入れ、振り洗いをして内部も洗いましょう。

また、水の交換をおろそかにしてしまうと水垢でフィルターが詰まるだけではなく、カビや雑菌の温床にもなりますので、水は毎日交換するようにしましょう!

フィルターは週に一度

フィルターは汚れが目立ってからお掃除をする人も多いのではないでしょうか?しかし、雑菌の繁殖やフィルターの汚れを防ぐためには、毎週洗うのが理想的です。ただし、加湿器によってはお掃除をする頻度が異なるため、メーカー推奨の期間を目安にしてくださいね。

なお、目に見えるホコリは掃除機で吸い取り、それでも取れない汚れは、歯ブラシや付属のブラシなどを使うときれいに取れますよ。汚れが蓄積してしまうと加湿器の性能が悪くなることもあるため、こまめなお手入れがポイントです。

【タイプ別】加湿器のお掃除のポイント

加湿器には「気化式」「スチーム式」「超音波式」「ハイブリッド式」の4タイプがあります。それぞれのお掃除の方法をご紹介します!

気化式

気化式加湿器は、風を濡れたフィルターにあてることで蒸気を発生させます。この構造によりフィルターは常に濡れている状態になり、加熱しないタイプの加湿器になるので、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、気化式加湿器はこまめにお掃除する必要があります。

タンク内は水を交換するごとに水洗いをして、フィルターは2週間に一度のお手入れがおすすめです。また、外側のフィルターは掃除機などでホコリを吸い、内側のフィルターは水で洗い、しっかり乾かしてから取り付けるようにしましょう。

スチーム式

スチーム式加湿器の特徴は、水をヒーターで加熱して蒸発させているため、カビや雑菌が繫殖しにくいという点です。

しかし、水垢は防止できないため、タンクの水は毎日交換するようにして、内部をきれいにする必要があります。毎日のお手入れであれば、タンクに水を入れて上下に振る、振り洗いだけで十分ですよ。

超音波式

超音波式の加湿器は、超音波を使って水を振動させることで蒸気を発生させています。また、アロマオイルと一緒にも使えます。

超音波式はヒーターを使っておらずカビや雑菌が繁殖しやすいため、洗わずに使い続けると部屋に汚れた蒸気が広がってしまいます。

そのため、タンクの水を1日1回は交換し、タンク内を常に清潔に保つことが重要です。フィルターは週に1回水で洗い、しっかりと乾かしてから取り付けましょう!

ハイブリッド式

ハイブリッド式の加湿器には、次の2種類があります。

・気化式×スチーム式(温風気化式)
・超音波式×スチーム式(加熱超音波式)

温風気化式は、水道水を蒸発させる仕組みのため水垢が溜まりやすいのが特徴です。そのため、毎日水を交換するタイミングでお掃除するようにしましょう。

加熱超音波式は、水を加熱するためカビや雑菌は繫殖しにくいですが、基本的には水を
1日に1回取り換えるのがおすすめです。給気口もこまめに洗うとより清潔に使えるでしょう。

【汚れ別】加湿器のお掃除方法を紹介

加湿器の水垢や悪臭などは、それぞれでお掃除の方法が異なります。ここでは汚れに合った方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

水垢汚れ

カルキが原因の水垢汚れにもクエン酸を使ったお掃除が効果的。しかしクエン酸を使う際は故障や劣化の原因にもなることがあるので、必ず付属の取扱説明書をよく読み最適な方法でお手入れしましょう!加湿器のタイプにもよりますが、台所用洗剤での洗浄を推奨している加湿器もあります。


用意するもの

水垢には、次のものを用意しましょう。

・バケツ
・水もしくはぬるま湯
・クエン酸
・スポンジもしくはブラシ
・タオル
・ゴム手袋


手順

水垢汚れをお掃除する手順は以下のとおりです。

1. 洗いたいパーツがすべて入るサイズのバケツに約1~2リットルの水(もしくはぬるま湯)とクエン酸大さじ一杯(15g)を入れます。
2. 洗いたいパーツを入れて1時間ほど浸け置きしましょう。
3. パーツをスポンジやブラシでこすり、汚れを落とします。
4. 水で洗い流し、タオルで拭いて乾燥させれば完了です。

1ヵ月に1回程度、クエン酸で浸け置き洗いするのがおすすめです。作業する際は、クエン酸やブラシで手を傷めないように必ずゴム手を着用しましょう!

臭いがひどいとき

フィルターから嫌な臭いがしてきたら、酸素系漂白剤を使った浸け置き洗いがおすすめです。しかし、加湿器のタイプによって、使用できる洗剤は異なりますので、必ず付属の取扱説明書をよく読み最適な方法でお手入れしましょう!なお酸素系漂白剤を直接手で触ると手荒れを起こすこともあるので、お掃除をする際はゴム手袋を着用するようにしましょう。


用意するもの

・バケツ
・水
・酸素系漂白剤
・タオル
・ゴム手袋


手順

浸け置き洗いの手順は以下のとおりです。

1. 大きめのバケツにぬるま湯と酸素系漂白剤を混ぜます。
2. バケツにフィルターを入れて20~30分程浸け置きしましょう。
3. 浸け置き後は水で洗い流し、タオルで水を拭き取りましょう。

臭い消しには、重曹・クエン酸なども有効であり、メーカーによっては台所用洗剤も推奨されています。

まとめ

加湿器は、乾燥する時期でも湿度を適度に保ってくれる便利なアイテムです。しかし、お手入れを怠るとフィルターに汚れが溜まり、機能が低下することもあります。カビや雑菌の繁殖により、健康被害を引き起こすリスクもあるため注意が必要です。

タンクの水は毎日換えたり、定期的にフィルターをお掃除したりして清潔な状態を保ちましょう。
加湿器のタイプやメーカーによって、分解できる部分や使用できる洗剤なども異なるため、お手入れの際は、必ず付属の取扱説明書をよく読み最適な方法でお手入れしましょう!

これまで加湿器のお手入れ方法や頻度が曖昧だった人は、今回の記事を参考に正しい方法を確認してみてください。

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