2024年2月19日

自宅でスニーカーを洗いたい!素材ごとの洗い方の手順や洗うときの注意点を紹介

服や下着を日々洗濯するのと同様、スニーカーも定期的なお手入れが必要です。ちょっとした買い物やレジャー・旅行など、外出の際に便利なスニーカー。数足持っているという方も多いのではないでしょうか。大切なスニーカーを傷めず長持ちさせるためには、素材に合わせた洗い方や手順を守ったお手入れが大切です。この記事では、自宅でスニーカーを洗うための方法や注意点を解説します。

目次

スニーカーの洗い方の手順

まずは、素材ごとのスニーカーの洗い方を見ていきます。靴を洗うときは、ブラシやスニーカー用洗剤(無ければ固形石鹸・洗濯用洗剤)・酸素系漂白剤・バケツ・タオルなどを準備しましょう。

キャンバススニーカー・メッシュ地のスニーカー

① スニーカーの汚れを落とす
スニーカーのホコリをはらいます。その際、スニーカーの中敷きや靴紐も外しておくと、ホコリもキレイに取れて隅々まで洗いやすくなります。ソールやつま先の汚れも忘れずに落としましょう。

② スニーカーを浸け置きする
バケツにぬるま湯を入れて洗剤を溶かしたら、スニーカーを1時間程度浸けます。スニーカーを浸けるとき、洗剤を溶かすよりも先にぬるま湯の中に入れてしまうと、汚れがしみ込んでしまう可能性があります。必ず洗剤を溶かした後にスニーカーを入れるようにしましょう。

③ スニーカーをブラシで洗う
ブラシに洗剤を少量付け足し、優しくこすり洗いをします。内側の細かい部分は歯ブラシを使うと便利です。靴底の細かい溝に詰まった石などがあれば竹串などで取り除きましょう。外しておいた中敷きや靴紐もこすり洗い・もみ洗いします。

④ スニーカーをぬるま湯ですすぐ
洗剤のすすぎ残しは変色やシミの原因になります。細かい部分までしっかりブラシで擦りながらすすぎ、洗剤を落としましょう。特に継ぎ目の部分は汚れや洗剤が残りやすいので、入念にすすぎます。水が濁らなくなるまですすいだら、軽く水気を切り、乾いたタオルなどでしっかり拭き取って脱水します。

⑤ スニーカーを乾かす
最後は風通しのいい日陰でスニーカーを乾かしましょう。その際、早く乾かそうとスニーカーを日向に置いてしまうのは厳禁。色あせやゴムの硬化を招いてしまいます。スニーカーへのダメージを防ぐためにも、日陰で干すことが大切です。

レザースニーカー

① スニーカーの汚れを落とす
水やぬるま湯で濡らし固く絞ったタオルなどでスニーカー表面を軽く拭き、土や砂などの落とせる汚れを落とします。中敷きや靴紐は、洗剤を溶かしたお湯で浸け置きし、こすり洗いやもみ洗いで汚れを落としましょう。

② スポンジに中性洗剤を含ませる
10倍ほどに薄めた中性洗剤をスポンジに含ませ、泡を作ります。

③ レザー部分を泡でこする
アッパーなどのレザー部分を、先ほど作った泡で優しくこすりましょう。

④ レザー部分の泡を拭き取る
乾いたタオルでレザー部分についている泡や水気を拭き取ります。その後、水で濡らして固く絞ったタオルを使い、残った泡をキレイに拭き取りましょう。

⑤ ソールの汚れを落とす
最後にソールの汚れに取りかかります。軽い汚れはクリーナーやブラシなどで落とします。頑固な汚れは、水を染み込ませたメラミンスポンジや消しゴム(文房具・靴専用どちらでも可)でこするのが有効です。それでも汚れが落ちなかった場合は、タオルにエタノールを含ませて拭き取る方法もあります。
※レザー部分のコーティングが剥がれる場合があるので、エタノールはソール部分にのみ使用してください。

スニーカーの洗い方の注意点

自宅でスニーカーを洗う際の注意点について解説します。

洗い方はスニーカーの素材に合わせる

スニーカーは、素材によって水洗いできるものとできないものがあります。例えば、布やメッシュ・ゴムは水洗い可能ですが、天然革やエナメル・スエード・ムートンは水洗いに適していません。装飾のついたスニーカーや、いくつかの素材が組み合わさっているスニーカーも、水洗いを避けた方が良いとされます。

また、同じ水洗いが適しているスニーカーでも、洗い方が変わってくる場合もあります。洗う前に必ず洗濯表示や取扱説明書で確認しておきましょう。

素材に適した洗剤を使う

ひとくちにスニーカー用洗剤といっても、水洗いタイプや浸け置きタイプ・拭き取りタイプなど種類はさまざまです。スニーカーの素材によって使用できる洗剤・できない洗剤も異なります。万が一、間違った洗剤を使用してしまうと、生地を傷めてしまったり変色の原因になったりします。

例えば、レザーやスエードなどの革製品は水洗いできないため、クリームやシートなどで拭き取るタイプの洗剤が適しています。

強くブラッシングしない

ブラシで汚れを落とす際は、力を入れてこすると生地を傷めてしまう可能性があります。特に天然染料で染めたタイプは、強く洗いすぎると色落ちが早くなります。

汚れが落ちにくい場合はブラシで強くこするのは避け、洗剤水や重曹、使用可能な場合は酸素系漂白剤での浸け置きの時間を一晩に延ばしたり、水でペースト状にした重曹を研磨剤代わりに使ったりすることを試してみましょう。面積の小さな汚れを落とす場合は、古くなった歯ブラシを使うと便利です。

風通しのよい日陰で乾かす

スニーカーを乾かす際は、風通しのよい日陰で乾かしましょう。高温で乾かす乾燥機やドライヤーを使ったり、直射日光に当てたりすると、型崩れや色落ちしてしまう場合があります。

少しでも早く乾かしたい場合は、すすぎ洗いの後に自宅の洗濯機で脱水をかけます。キャンバス・メッシュ地など柔らかい素材のスニーカーは、中にタオルを詰めて脱水することで型崩れを防げます。スニーカーを干す際は、スニーカーの内側に乾いたタオルや新聞紙を入れておくのがおすすめ。この時スニーカーをそのまま置くのではなく、壁や段差を利用して踵(かかと)を立てた状態で斜めに干すと、通気性が良くなるのでより乾きやすくなります。

靴紐や中敷きを取り外す

スニーカーのホコリをはらう前に、スニーカーから靴紐や中敷き(取り外せる場合)を取り外しましょう。取り外さずに洗濯すると、汚れが落ちにくくなります。また、縮みや型崩れ、残った洗剤によるシミの原因になってしまいます。

「後でまた紐を通すのが面倒」と思われる方は、この機会に紐の通し方を変えてみてはいかがでしょうか。一度通すと緩みにくいオーバーラップや、フィット感のあるアンダーラップなど、通し方にもいくつか種類があります。気分転換に靴紐を新調、またはローテーションで楽しむのもおすすめです。

スニーカーの正しい洗い方をマスターして、キレイに長く履こう!

ここまで、スニーカーの素材に合わせた洗い方や洗う際の注意点について見てきました。スニーカーの素材に合わせて洗剤を選び、優しく汚れを落としたり、きちんと水気を切って日陰で乾かしたりすることで、大切なスニーカーをキレイに長く履くことができます。

一方で、「お気に入りのスニーカーを洗う時間がない!」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、家事代行サービスです。

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