2024年4月1日

ゴミ置き場に持っていくだけではない!たくさんあるゴミ捨て作業や注意点を紹介

共働き世帯を対象に実施したダスキンのアンケート調査によると、男性の「自身が行っている主な家事」の回答は、「ゴミ捨て」が最多でした。さらに、家事のうち「ゴミ捨て」を行うのは、女性よりも男性の方が多い結果となっています。「ゴミ捨て」は、ゴミ捨て場にゴミを持って行くだけではありません。「ゴミ捨て」は、捨てに行くまでに多くの作業が必要です。この記事では、ゴミ捨てを正しく行う手順や、ポイントを解説します。

目次

ゴミ捨てまでの手順と必要な作業を解説

「ゴミ捨て」には、具体的にどのような作業があるのか解説します。

ゴミ箱に適したビニール袋を用意する

まずは、ゴミを集めるためのゴミ袋を用意しなければなりません。ゴミ箱を衛生的に長く使えるよう、「ゴミ箱用の袋」「ゴミをまとめて捨てる用の袋」の2種類があると良いでしょう。集積所に持って行くゴミ袋は、自治体によってルールが定められており、指定のゴミ袋を用意しなければいけない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

ゴミの日を確認する

同じ市区町村でも、ゴミを収集する曜日は地区ごとに異なります。燃えるゴミや燃えないゴミ、資源ゴミなどを一度に集めてしまうと、効率的にゴミを処理できないためです。自分たちが住んでいる地区の収集サイクルについてしっかり把握しておきましょう。

ルールを無視してゴミを捨ててしまうと、ゴミによる悪臭や害虫が発生し、近隣トラブルにつながる可能性があります。トラブルを未然に防ぐためにも、しっかり収集サイクルを確認しましょう。

ゴミ箱の状況を確認する

ゴミ収集日までにゴミ箱がいっぱいになることもあるので、定期的にゴミ箱内を確認しましょう。ゴミ箱がいっぱいになりそうだったらゴミを押し込んだり、別のゴミ袋をセットし直したりして、ゴミが溢れないようにしましょう。
また、「正しく分別できているか」も確認することで、ゴミ捨ての直前で分別し直す手間が無くなり、スムーズにゴミ捨てができます。

各部屋のゴミを集める

ゴミを集める時は、「ゴミ箱に設置した袋ごと捨てる」もしくは「各部屋のゴミを一つのビニール袋にまとめる」のいずれかを判断しましょう。ゴミ箱に設置した袋ごと捨てる場合、同時に新しい袋もセットします。また、ゴミ箱の底に予備の袋を置いておくと、スムーズに取り替えられます。

生ゴミを捨てる際は臭いが発生するため、生ゴミの水気をしっかり取り、袋をきつく縛ったり二重にしたりといった、臭い対策が不可欠です。

ゴミ置き場までゴミを運ぶ

ゴミの種類ごとに決められた収集日を確認し、収集時間や置き方などルールに合わせてゴミ捨てをしましょう。缶やペットボトルなどの資源ゴミは、地域によっては毎週収集しない場合があるため注意が必要です。

ゴミ捨てを行う際のポイント

ゴミ捨ての際の重要なポイントをご紹介します。

分別をしっかり行う

住んでいる地域によって、分別するゴミの種類や収集方法が異なります。また、リサイクル可能なものを燃えるゴミとして出すことは、地球環境への負荷を高めることにもつながります。しっかりと分別することは、プラスチックなどの素材を資源として再利用する、地球に優しい行動ともいえるでしょう。

なお、間違った方法でゴミを捨ててしまうと、自分が出したゴミが収集されずに残されることがあります。さらに、「割れたガラスが燃えるゴミの中に入っており、作業員が知らずにガラスをつかんでしまい怪我をした」といったことが発生してしまう可能性もあります。スムーズなゴミ収集や作業員の怪我防止のためにも、正しくゴミを分別しましょう。

ゴミ捨ての時間・曜日にもルールがある

自治体によってゴミを出して良い時間帯や曜日にも違いがあります。

ゴミ捨ての時間が決められている地域では、ゴミ袋の上にネットを被せるだけの簡易的なゴミ置き場が一般的です。そういった場所で前日の夜間にゴミを出してしまうと、野良猫やカラスに中身を漁られたり、生ゴミの散乱による悪臭・害虫の発生につながったりと、トラブルの原因になる可能性があります。ゴミを出して良い時間を守り、もし収集時間に間に合わなかったゴミは一旦家に持ち帰り、次の収集日を待ちましょう。

粗大ゴミは事前に申し込む

粗大ゴミは事前申し込み制の自治体が多く、申し込まずに捨てると不法投棄になってしまいます。申し込んでから収集までに数週間かかる場合もあるため、捨てたい日が決まっているのであれば余裕を持って申し込んでおきましょう。

また、自治体によって、粗大ゴミの定義(サイズなど)、収集の申し込み方法が異なります。必ず申し込みの前に確認するようにしましょう。

地域のゴミ捨てルールを確認する

一括りに「ゴミ捨て」といっても、地域によってゴミ捨て可能な曜日や時間帯、分別するゴミの種類が異なります。長く住んでいる地域でも市町村の合併や自治体の方針が変われば、ゴミの捨て方が変更になる可能性も考えられます。そのため、新しく引っ越してきた方はもちろん、長年住み続けている方でも「いつも通り」と思い込まず、定期的にゴミ捨てのルールを確認することが大切です。

最新情報は自治体のホームページや自治体が配布している冊子などで確認できるので、収集方法や場所に変化がないか確認してみましょう。

正しいゴミ捨てを家族で行うために

家族で正しいゴミ捨てをするために大切なポイントを2つご紹介します。

ゴミ捨てのプロセスを共有する

ゴミ捨ては「ゴミ置き場へ運ぶ」以外にも、捨てるゴミの種類に合わせたゴミ袋を用意する・収集日を調べる・前もってゴミを集めるといった形で、やるべき作業がたくさんあります。ゴミを捨てる時間帯や曜日を守れても、ゴミを正しく分別できていなければ本末転倒です。

ゴミを正しく捨てるために「どのようなプロセスが必要なのか」「どんなものを準備する必要があるのか」「何をいつ捨てに行くのか」など、家族間で共有することが重要です。

夫婦だけでなく子供とも話し合う

子供のいる家庭では、子供を交えて話し合いましょう。自分達が住んでいる地域のゴミの捨て方を共有し、家族のゴミ捨てルールを一緒に考え、協力してもらうことが大切です。例えば「ペットボトルを捨てる前にラベルとキャップを取る」といったようにルールを決めることで、分別の手間を省けます。家族全員で話し合い、取り組みやすいゴミ捨てのルールを決めると良いでしょう。

ゴミ捨てにはルールとたくさんの作業がある

共働きの世帯では家事に割ける時間が限られているため、ついゴミ捨てのルールを間違ってしまったり、ゴミ分別の作業が疎かになってしまったりするケースもあるかもしれません。家事を任せられるサービスを利用することで、ゴミ捨てやゴミの分別に充てられる時間を確保することもできるでしょう。

そこでおすすめなのが、ダスキンの「家事おてつだいサービス」です。ダスキンが提供している「家事おてつだいサービス」では、お客様一人ひとりの要望に合わせて家事のお手伝い内容が決められます。「出勤前にできなかった食器洗いと洗濯」「苦手なゴミの分別や片付け」など、自分のライフスタイルに合わせたサービスを1回2時間から利用できます。ご利用料金はエリアによって異なりますが、税込み7,700円~ご利用可能です。

※サービス料金等は2024年4月1日時点の情報となります。最新情報は「家事おてつだいサービス」ページよりご確認いただけます。

空いた時間はほかの家事や、家族団欒の時間に充てられます。家事代行サービスのサポートを受けながら上手に時間を使い、家族で正しいゴミ捨てに取り組んでみてはいかがでしょうか。

  • 家事おてつだいサービス

    体力的に家事が負担だと感じている方、自分の時間を作って何か新しいことを始めたい方など、お客様一人ひとりのご要望に合わせて家事をおてつだいする便利なサービスです。お掃除から洗濯・買い物・花の水やりまで、1回2時間、ご希望の家事を組み合わせてご利用いただけます。延長はご要望に応じてお受けします。

  • 育休復帰応援プラン

    育休復帰後の仕事と家事・子育ての両立に不安がいっぱい。そんな方に復帰前におすすめのサービスと復帰後におすすめのサービスをご紹介いたします。1人で背追い込んで頑張りすぎてしまう方の、スムーズな育休復帰をサポートします。

ページのトップへ

ページTOPへ