ゴキブリの卵はどう対処する?産ませないための対策と駆除方法

2026年2月17日

ゴキブリの卵はどう対処する?産ませないための対策と駆除方法

1匹見たら100匹いるといわれるゴキブリですが、繁殖のもとは室内の目立たないところに産みつけられた卵です。

今回は、日本に生息する代表的なゴキブリの卵の特徴や卵を産みつけられやすい場所、卵を産ませないための対策方法をまとめて解説します。ゴキブリの卵の特徴を知り、対策や駆除に役立てましょう。

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目次

ゴキブリの卵の見た目や大きさは?

ゴキブリの卵の見た目の特徴は、種類により異なります。一般的には、茶色や暗褐色の楕円形で、小豆のような見た目です。

ゴキブリの卵は、卵鞘(らんしょう)という、硬い殻に覆われたカプセルのような形で生まれます。卵鞘1つの大きさは種類により異なりますが、5mm〜1cm程度です。1つの卵鞘には、種類に応じて数個~数十個の卵が入っています。

【種類別】ゴキブリの卵の特徴

日本に生息し、おもに家庭内で見かけるゴキブリは以下のとおりです。

・クロゴキブリ
・チャバネゴキブリ
・ヤマトゴキブリ
・ワモンゴキブリ

それぞれのゴキブリの卵について、種類と特徴を解説します。

ゴキブリの種類についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶関連記事:<ゴキブリ対策に役立つ>ゴキブリの種類・生態について解説

クロゴキブリの卵

産卵時期 5~10月
産卵回数 約17回
卵鞘の色、大きさ、形 色:黒もしくは濃い茶色
大きさ:12~13ミリ程度
形:俵型

クロゴキブリの産卵は5~10月の暖かい時期に行われ、メス1匹あたりの産卵回数は約17回です。硬く丈夫な卵鞘(らんしょう)が特徴で、1個の卵鞘の中には約15~28個の卵が入っています。

クロゴキブリの卵は、産卵から約23~55日で孵化します。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均19匹です。

チャバネゴキブリの卵

産卵時期 1年中
産卵回数 約3〜10回
卵鞘の色、大きさ、形 色:薄い茶色
大きさ:5ミリ前後
形:俵型

チャバネゴキブリの産卵は年間を通して行われます。メス1匹あたり約3~10回産卵します。チャバネゴキブリの卵鞘はやや柔らかい点が特徴です。

1個の卵鞘の中には約18~50個の卵が入っており、産卵直後に孵化します。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均35匹です。

ヤマトゴキブリの卵

産卵時期 7~10月
産卵回数 約7〜19回
卵鞘の色、大きさ、形 色:黒っぽい茶色もしくは濃い茶色
大きさ:7~10ミリ前後
形:楕円型でガマ口型

ヤマトゴキブリの産卵は、7~10月の暖かい時期に行われます。メス1匹あたりの産卵回数は約7~19回です。4~6日おきに産卵する特徴があります。

ヤマトゴキブリは、1回の産卵で約12~16個の卵が入った卵鞘を産みます。卵は産卵から約27日で孵化します。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均12匹です。

ワモンゴキブリの卵

産卵時期 6~8月
産卵回数 約50〜80回
卵鞘の色、大きさ、形 色:黒っぽい茶色もしくは濃い茶色
大きさ:7~10ミリ前後
形:楕円型でガマ口型

ワモンゴキブリの産卵が最も盛んに行われるのは6~8月頃です。成虫の寿命は大体半年から2年ほどで、他のゴキブリよりも寿命が長い特徴があります。そのため、卵鞘を産む回数も多く、メス1匹あたりの産卵回数は約50~80回です。

1回の産卵で約10~14個の卵が入った卵鞘を1個産みます。卵は産卵から約39日で孵化します。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均16匹です。

ゴキブリはどこに卵を産む?

ゴキブリが卵を産む場所の条件として、以下の3つが挙げられます。

①温かい
②暗くて湿度が高い
③栄養源がある

この3つの条件を踏まえると、ゴキブリが卵を産みつけるおもな場所として、以下の場所が該当します。

その他にも屋外では、樹木の根元や洞(うろ)の中、土台(ブロックなど)の中、雨水枡、側溝の中、フタの裏などが挙げられます。

屋内では、冷蔵庫やエアコンなどの電化製品と壁の間、トイレ・洗面所の排水管近く、天井裏や床下などが、ゴキブリが卵を産みつけやすい場所です。

なお、ゴキブリは少しの水滴でも生きられるため、特に水まわり付近はこまめにお掃除や換気をしましょう。ゴキブリの栄養源となる生ゴミや食べかすも流しに放置せず、処理しておくことが重要です。

また、ゴキブリがいそうな場所に害虫駆除に役立つベイト剤(毒餌剤)を置くと、卵を産みつけられるのを防ぐ効果があります。

ゴキブリの卵への対策方法

ゴキブリに卵を産ませない方法や、見つけた場合の対策方法を以下で解説します。

卵を産ませないための予防策

家庭内でよく見かけるクロゴキブリは、庭などの屋外に生息しています。そのため、卵を産みつけられないためには、ゴキブリを家庭内に侵入させない対策が重要です。

大型のゴキブリでも数ミリ程度の隙間があれば侵入します。幼虫であればごくわずかな隙間から侵入が可能です。そのため、玄関や窓、換気口といったゴキブリの侵入しそうなところに待ち伏せタイプ(効果が続くタイプ)の薬剤をまくと効果的です。

壁や窓のサッシに隙間がある場合は、隙間テープを貼って塞ぎましょう。エアコンの室内と室外をつなぐホースの穴に隙間がある場合、パテで塞ぐなどしてゴキブリの侵入経路を防ぎます。

それでも、ゴキブリを万が一見つけた場合は、殺虫剤を使用しましょう。殺虫剤には、それぞれ特徴があるので用法・用量を守って使用することが大切です。シャンプーや食器用洗剤をかけるとゴキブリが窒息死することもありますが、本来の用途ではありませんので、ご注意ください。

ゴキブリの対策方法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶関連記事:ゴキブリ対策の基本!すぐやるべき効果的な予防・駆除方法とは

卵を見つけたときの対策

ゴキブリの卵を見つけた際は、ゴム手袋やビニール手袋をつけたうえで、ティッシュで潰しましょう。卵鞘の殻が割れれば、中の卵は乾燥して孵化できなくなります。潰した卵は、ビニール袋などに入れたうえで縛って捨てましょう。

また、卵が見つかった場合は、メスのゴキブリが家の中にいる可能性が高いです。放っておくと再び卵を産みつける可能性があるため、卵を1つ発見したら他にも卵がないかチェックしましょう。

卵を発見した場所は、ゴキブリの巣に近い可能性があるため、そこにベイト剤(毒餌剤)を置く方法も有効です。卵を持ったメスのゴキブリがベイト剤を食べて死ねば、ほとんどの場合は孵化しません。

さらに、ゴキブリは仲間の死骸やフンを食べる習性があります。ゴキブリのフンの形状は、液状や固形状などさまざまです。色は茶色もしくは黒色が一般的で、大きさはゴキブリの体の大きさに比例します。

ベイト剤は死骸やフンを食べたゴキブリにも効果があるので、ベイト剤を活用すると、巣を一網打尽にすることも可能です。

ただし、ゴキブリの成虫によく使われる殺虫剤やくん煙剤は、固い卵鞘に覆われている卵には効果がありません。ゴキブリの卵は前述した方法で対策しましょう。

ゴキブリのフンについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▶関連記事:ゴキブリのフンを見つけたら、ゴキブリ駆除と掃除をしよう

ゴキブリの卵に関するよくある質問

最後に、ゴキブリの卵に関するよくある質問と回答を紹介します。

ゴキブリの卵は何日で孵化する?

前述のとおり、孵化までの日数は種類により異なりますが、約20〜50日で孵化するケースが多いです。生まれた幼虫は、約6〜8回の脱皮を繰り返しながら、約2〜6ヵ月かけて成虫に育ちます。

ゴキブリの卵が孵化する時期は?

一般的には、気温や湿度が上がる春から夏にかけて孵化や産卵が活発に起こります。

ただし、チャバネゴキブリのように1年中産卵する種類もいるため、寒い時期も油断はできません。

また、電化製品の裏など、暖かい場所では時期に関係なく産卵が行われる場合もあります。

ゴキブリを1匹見たら100匹いる噂は本当?

外からたまたま侵入したゴキブリを発見した可能性もあるため、1匹見たからと、他にもいるとは限りません。

ただし、前述のとおり、ゴキブリのメスは1度の交尾で何度も産卵できるうえ、数日から数十日程度の短いスパンで数十個の卵を産むこともあるほど高い繁殖力を持ちます。

そのため、家庭内で孵化や産卵が起こった場合、100匹あるいはそれ以上のゴキブリが潜んでいる可能性も十分にあります。

徹底した対策でゴキブリの産卵を防ごう

ゴキブリが卵を産みつけるのは、温かく、湿度が高く、餌が豊富にある場所です。外部からの侵入対策を行ったうえで、十分に換気し、餌となるモノを室内に残さないことが重要です。

もし、家庭内で卵を見つけた場合、放置すれば卵の数は増え、ゴキブリが繁殖します。ゴキブリ対策は、予防から駆除まで継続的に取り組むことが重要です。しかし、個人で対策するには限界があります。

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