2024年のゴキブリの発生時期は?発生の備えや発生後の対処法も紹介

2024年6月17日

2024年のゴキブリの発生時期は?発生の備えや発生後の対処法も紹介

野外のゴキブリが活動を始めるのは5月上旬ごろ、そこから夏にかけて活動が活発になっていきます。この時期に不快な思いをしないためにも、ゴキブリの発生を秋〜春にかけて予防することが大切です。

この記事では、2024年のゴキブリの発生時期を予想するとともに、発生の予防と発見後の効果的な対策を解説します。

目次

【2024年版】ゴキブリの発生を予想する

ゴキブリはその見た目から不快感を与えるだけでなく、病原菌を媒介したり、死がいやフンがアレルギーの原因になったりする場合があります。対策するためにも、まずはゴキブリの発生しやすい時期や場所に見当をつけておきましょう。

2024年のゴキブリの発生時期は?

ゴキブリは高温多湿な環境を好みます。ダスキンの「ゴキブリ駆除問い合わせ」の統計では、5月上旬の気温が安定して17℃を超えるころに問い合わせ件数が増加する傾向が見られることより、この頃、ゴキブリの活動が開始されると考えられます。

気象庁の2024年4月-6月の3ヵ月気温予報では、西・東日本とも、例年より高くなる確率が60%と予想されており、5月上旬ごろもしくは、それより早い時期からゴキブリが活動を始めると予想できます。

平均気温17℃を超える時期

※気象庁「過去の気象データ検索」半旬ごとの値(https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php)をもとに作成

ゴキブリが発生する場所

日本には数種類のゴキブリが生息していますが、本州でよく見られるのは、光沢のある黒褐色が特徴的な「クロゴキブリ」です。屋内ではトイレの浄化槽やキッチンの流し台など、屋外では床下や排水溝、マンホール内などに営巣します。

産卵場所に好まれるのは、キッチンや置きっぱなしの段ボール、新聞紙・雑誌の隙間、観葉植物の土の中など湿気が多くて暖かい場所。近年では、地球温暖化や空調設備の整備により、生息圏が広がり、北海道でも確認されるようになっています。

ゴキブリの発生に備える

ゴキブリが発生しやすい時期や場所がわかったら、次はゴキブリを発生させない環境を整えましょう。

発生時期を見越して備える

秋に産卵されたゴキブリの卵は、冬を越すことができた場合、春から夏にかけて成虫になり、気温の上昇に伴い活動も活発になっていきます。そのため、活動が沈静化する秋や春に対策を行うのが効果的です。

秋は産卵・越冬させない対策が不可欠です。クロゴキブリが産卵・営巣しそうな場所をこまめに掃除し、ゴキブリが生息しにくい環境を作ることがポイントです。もし小さい小豆のような卵鞘を見つけた場合、ゴム手袋やビニール手袋をつけて、ティッシュで掴んで確実に潰しましょう。卵鞘の殻が割れると、中にある卵は乾燥して孵化ができなくなります。

春は成長させない・侵入させないための対策が大切です。ゴキブリが屋内に侵入しないよう玄関やサッシ、排水溝、換気扇、エアコンの配管などの隙間をできるだけなくします。ベイト剤(ゴキブリが好んで食べるエサ状の駆除剤)の設置や忌避性の高いピレスロイド系殺虫剤を散布し、外部からの侵入対策を実施しておくことも有効です。

日々の生活で備える

ゴキブリは雑食で、生ごみはもちろん、コンロ周りの油やホコリ、髪の毛など様々なものを食べます。特に注意が必要な生ゴミや食べこぼし等はこまめに掃除し、ペットフードはビニール袋で密封して片づけることが大切です。ジュースやお酒の空き缶等も、飲み終わったら容器を軽く洗って乾燥させてからビニール袋などに入れるようにしましょう。

ゴキブリ発生後の対処法

発生しないように対策してもゴキブリを見かけた際には、どのように対処すればよいのでしょうか。具体的な対処方法をご紹介します。

殺虫剤を使用する

殺虫剤は、環境や状況に適したものを選びましょう。

広範囲でゴキブリを駆除したい方には燻煙剤がおすすめです。普段動かせない家具や家電の隙間に潜むゴキブリを駆除できます。注意点として、燻煙タイプはゴキブリの卵には効果がありません。一度使用した後、卵から幼虫が羽化する1カ月後ごろに再度使用することをおすすめします。

毒餌剤は餌を食べたゴキブリが巣に帰り毒で死んだ後、ゴキブリ本体や糞を介して他のゴキブリも連鎖的に駆除していくものです。キッチン回りや浴室周りなど、ゴキブリが集まりやすい場所に設置すると良いでしょう。ただし、毒餌剤は誤飲・誤食の可能性があります。設置の際は、子どもやペットが触れられない場所を選びましょう。

専門業者に依頼する

部屋に毒餌剤を置いたり、定期的に燻煙剤で殺虫したりしてもゴキブリが発生する場合、ゴキブリ駆除のプロに任せることがおすすめです。

例えば、1階にカフェや飲食店が入っているマンションは、人や食材の出入りが多いため、ゴキブリが入りやすい環境です。また、仮に自宅がマンションの上階だとしても、マンション共通の配管やエレベーターなどからゴキブリが侵入することもあります。

また、戸建ての場合、床下や天井などゴキブリが好む暗い場所が多く、個人で駆除することは難しいケースもあります。

ゴキブリの生態に詳しいプロに依頼すれば、ゴキブリが生息している場所の特定や通り道を分析した上で、殺虫剤の設置を行ってくれるので、個人では難しかったゴキブリ駆除も可能になります。

ゴキブリ駆除のお悩みはダスキンにおまかせ!

ダスキンの「ゴキブリ駆除問い合わせ」の統計と気象庁の予報から、2024年は5月上旬にゴキブリの活動が活発になると予想されます。そのため生活環境を清潔に保ち、活動が沈静する秋や春に、侵入・成長・産卵させない対策をすることが大切です。

一方で、「対策しても毎年ゴキブリが出て困っている」「屋根裏や床下などが広くて自分達での対処が難しい」という方には、ダスキンの「ゴキブリ駆除サービス」がおすすめです。駆除サービスと侵入予防サービスを組み合わせたサービスで、ゴキブリの繁殖状況によって「お家のゴキさん撃退サービス(1回ごと)[ゴキブリ駆除スポットサービス]」か「お家のゴキさん撃退サービス(定期駆除)[ゴキブリ駆除定期サービス]」を選びましょう。また、住居形態に合わせて「戸建の虫さん侵入お断りサービス[ゴキブリ等侵入予防サービス]」か「マンションのゴキさん同居お断りサービス[ゴキブリ侵入予防サービス]」を選ぶことも可能です。

ダスキンでは、ゴキブリの生態を熟知したプロならではの視点で、家の衛生チェックやアドバイスをするため、サービス終了後もゴキブリがいない快適な空間を維持できるでしょう。ゴキブリの影がちらついて不安な方は、ぜひ一度ダスキンにお問い合わせください。

  • お家のゴキさん撃退サービス(1回ごと)[ゴキブリ駆除スポットサービス]

    ゴキブリの習性を熟知したプロのスタッフが、ゴキブリの隠れ場所や侵入経路を調査し、状況に応じて効果的な駆除作業を行います。

  • お家のゴキさん撃退サービス(定期駆除)[ゴキブリ駆除定期サービス]

    4週間毎の定期的な駆除サービスにより、進行したゴキブリの繁殖を抑え、外部からの侵入に継続して対応するサービスです。

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