2026年10月26日

五徳のお掃除方法とは?汚れの原因や必要な道具、キレイに保つコツを紹介

ガスコンロの五徳は、調理のたびに油はねや吹きこぼれが付着しやすく、放置すると焦げつきが硬化して落としにくくなります。

「重曹でつけ置きしても汚れが落ちない」「ガンコな焦げつきをどうやって落とせばよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。五徳の汚れは、汚れの程度に合った方法でお掃除することで、キレイな状態を取り戻せます。

本記事では、五徳の種類や汚れの原因、汚れの度合いに応じたお掃除方法、キレイな状態を保つコツまで詳しく解説します。

目次

五徳が汚れる原因

五徳は火に近い場所にあるため、調理のたびに油や食品カス・調味料などが付着しやすい部分です。これらの汚れを放置すると、加熱によって焦げつきや炭化が進み、落としにくくなります。

ここでは、五徳が汚れるおもな原因を解説します。

・ 油はね・吹きこぼれ
・ 調味料や食品カスの焦げつき
・ 放置による炭化

それぞれ詳しく見ていきましょう。

油はね・吹きこぼれ

炒め物や揚げ物をすると飛び散った油が五徳に付着し、冷えると固まってベタつきの原因になります。さらに、その油汚れにホコリや食材カスが付着すると、時間の経過とともに硬化し、落としにくい汚れへと変化します。

また、汁物や煮物の吹きこぼれも五徳に付着しやすく、加熱によって成分が変質することで、こびりつきや焦げつきの原因になります。

調味料や食品カスの焦げつき

しょうゆやソース・煮汁などの調味料が五徳に飛び散ると、乾燥してこびりつきやすくなります。特に、砂糖やみりんなど糖分を含む調味料は加熱されると焦げやすく、黒く固まった汚れになりやすいです。

また、食品カスを放置すると焦げやニオイの原因にもなるため、調理後はできるだけ早めに拭き取ることが大切です。

放置による炭化

油汚れや食品カスを付着したまま調理を繰り返すと、火を使うたびに汚れが酸化・加熱され、硬い焦げへと変化します。さらに放置し続けると、汚れは炭化して黒くカチカチに固まり、通常の洗剤やスポンジでは落とせない状態になることもあります。

炭化した汚れは五徳の凹凸にも入り込みやすく、一度固まると削り落とすなどの手間が必要になる場合もあるため、汚れが軽いうちにお掃除しましょう。

五徳の種類

五徳の素材は、おもにホーロー製とステンレス製の2種類です。

素材によって汚れのつき方や落としやすさ、お手入れの際の注意点が異なるため、ご自宅の五徳に合った方法でお掃除することが大切です。

ここでは、それぞれの特徴を解説します。

ホーロー製

ホーロー製の五徳は、金属の表面にガラス質の釉薬を焼きつけた素材です。表面がなめらかなため汚れが染み込みにくく、日常のお手入れがしやすい特徴があります。また、黒色の製品が多く、多少の汚れや細かな傷が目立ちにくい点もメリットです。

一方で、長年使用すると表面の塗装が劣化し、サビが発生しやすくなることがあります。硬いブラシや金属たわしで強くこすると表面が欠けてサビの原因になるため、柔らかいスポンジと中性洗剤を使ってやさしくお手入れしましょう。

ステンレス製

ステンレス製の五徳は、耐久性が高くサビに強い素材です。光沢のある見た目が特徴で、上位モデルのガスコンロに採用されることも多くあります。

汚れは比較的落としやすいものの、加熱によって変色しやすく、焦げつきが進むと黒い炭化膜が密着して落としにくくなることがあります。

また、研磨剤入りのスポンジや強いアルカリ性洗剤を使用すると、表面の光沢が失われるおそれがあります。美しい状態を長く保つためには、ステンレス専用クリーナーを使用するのがおすすめです。

五徳のお掃除に必要な道具と洗剤

五徳のお掃除では、汚れの程度に合わせて道具や洗剤を使い分けることで、効率よく汚れを落とせます。ここでは、お掃除前に準備しておきたい道具と洗剤を紹介します。

キッチンペーパーやスポンジ類

軽い汚れを拭き取る場合は、キッチンペーパーや、水で濡らして固く絞ったタオルに洗剤を含ませて使用すると手軽にお掃除できます。

こびりついた汚れには食器洗い用スポンジが適しており、五徳の角や溝など細かい部分は、使い古しの歯ブラシを使うと汚れをかき出しやすくなります。また、洗剤を使いたくない場合は、水だけである程度の汚れを落とせるメラミンスポンジも便利です。

洗剤・重曹

日常的な油汚れや軽いベタつきであれば、食器用中性洗剤で十分に対応できます。素材への負担が少ないため、普段のお手入れにも適しています。

一方、中性洗剤では落としにくいこびりつきや焦げつきには、重曹がおすすめです。重曹は弱アルカリ性の性質によって油汚れを浮かせるだけでなく、細かな粒子が研磨剤としても働くため、ガンコな汚れを落としやすくなります。

また、スプレー・つけ置き・ペーストなどさまざまな使い方ができるため、汚れの程度に合わせて使い分けることができます。

なお、重曹を使ったお掃除方法や活用法について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶︎関連記事:重曹を使ったお掃除方法!基本的な使い方や場所ごとの効果的な活用法、注意点を解説

五徳のお掃除方法

五徳のお掃除は、汚れの程度に合わせて方法を選ぶことが大切です。

軽い油汚れとガンコな焦げつきでは適したお掃除方法が異なるため、汚れの状態に応じて無理なく落としていきましょう。

軽い汚れの場合

調理後の軽いベタつきや油はね程度の汚れであれば、食器用中性洗剤をスポンジに含ませてこすり洗いするだけで十分に落とせます。

重曹を使用する場合は、ぬるま湯100mLに重曹小さじ1を溶かしてスプレーボトルに入れ、五徳に吹きかけて10分ほど置いてからスポンジでこすると、より効果的です。

汚れが落ちたら水でしっかりすすぎ、キッチンペーパーやタオルで水気を丁寧に拭き取って十分に乾燥させましょう。

少しこびりついた汚れの場合

食器用中性洗剤では落とせないこびりつき汚れには、重曹を使ったつけ置き洗いがおすすめです。ぬるま湯100mLに対して重曹小さじ1を溶かし、五徳が浸かる洗い桶に入れて1時間ほどつけ置きしましょう。

つけ置き後は汚れが浮き上がるため、スポンジで軽くこするだけでも落としやすくなります。溝や角など細かい部分は、古い歯ブラシを使うと効率よく汚れを取り除けます。

なお、素材によってはコーティングの剥がれや変色のおそれがあるため、お掃除前にガスコンロの取扱説明書で使用できる洗剤を確認しておきましょう。

ガンコな焦げつきの場合

つけ置きでも落ちないガンコな焦げつきには、重曹を溶かしたお湯で煮沸洗浄する方法が効果的です。五徳が入る大きさの鍋(ステンレス製またはホーロー製)に水500mLに対し重曹大さじ2を目安として入れて沸騰させ、火を止めてから五徳を数時間そのまま浸けておきます。アルミ製の鍋は重曹により黒く変色するおそれがあるため、使用は避けましょう。

その後、鍋が十分に冷めてから五徳を取り出し、スポンジでこすり洗いすると、炭化した汚れも落としやすくなります。細かい部分は歯ブラシを使って仕上げましょう。煮沸直後の五徳は高温になっているため、必ず冷めてから取り出してください。

なお、ステンレス製の五徳をお使いの場合、コンロの加熱による特有の変色(焼け色)は重曹では基本的に落とすことができません。重曹で落とせるのはおもに焦げつき汚れとなるため、変色が気になる場合は専用のクリーナーを使用するなど、素材に合ったお手入れを行いましょう。

五徳をお掃除する時の注意点

五徳は素材や表面加工によって、使用できる洗剤やお掃除道具が異なります。

誤った方法でお掃除すると、傷や変色・サビ・塗装の剥がれなどにつながるおそれがあるため注意が必要です。

ここでは、五徳をお掃除する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

金属タワシや研磨剤の使用は避ける

五徳の焦げつきが落ちにくい場合でも、金属タワシや研磨剤入りのクレンザーで強くこするのは避けましょう。表面に細かな傷がつき、汚れが入り込みやすくなるおそれがあります。

特にホーロー製の五徳は、表面のコーティングが傷つくとサビの原因になることがあります。また、ステンレス製も研磨しすぎると光沢が失われたり、傷が目立ったりする可能性があります。

こびりついた汚れは無理に削り落とすのではなく、重曹水でつけ置きして汚れをゆるめてから、スポンジや歯ブラシで少しずつ落とすことが大切です。

なお、お掃除前にはガスコンロの取扱説明書を確認し、使用できる洗剤やお掃除道具を確認しておきましょう。

素材によっては変色・サビに注意する

五徳は素材によってお掃除時の注意点が異なります。

ホーロー製は表面を傷つけるとコーティングが剥がれ、サビが発生しやすくなるため、硬いブラシや金属タワシは使用せず、やわらかいスポンジや歯ブラシでやさしくお手入れしましょう。

一方、ステンレス製はサビに強い素材ですが、加熱による変色が起こることがあります。変色が気になる場合は、ステンレス専用クリーナーを使用する方法もおすすめです。

また、重曹や洗剤を使用した後は、水でしっかりすすぎ、水気を拭き取って十分に乾燥させましょう。水分や洗剤成分が残ると、サビや変色の原因になることがあります。

素材に合わない洗剤やお掃除道具を使用すると見た目や耐久性に影響する可能性があるため、取扱説明書を確認したうえでお手入れしましょう。

五徳をキレイに保つコツ

五徳の汚れは、時間が経つほど焦げつきやこびりつきが進み、落としにくくなります。

日頃から少しずつお手入れを続けることで、ガンコな汚れを防ぎ、キレイな状態を長く保てます。

ここでは、五徳を清潔に保つためのコツを紹介します。

汚れはあたたかいうちに取り除く

油汚れや吹きこぼれは、冷えて固まると落としにくくなるため、五徳が触れられる温度まで冷めたタイミングで早めに拭き取りましょう。

まだ温もりが残っている状態であれば、重曹水や水で薄めた食器用中性洗剤を含ませた布で軽く拭くだけでも、油汚れを落としやすくなります。日頃からこまめに拭き取ることで、焦げつきやこびりつきの予防にもつながります。

ただし、調理直後の五徳は高温になっているため、やけどをしないよう十分に冷めてからお掃除を始めましょう。

普段からお掃除を習慣化する

毎日の調理後にサッと拭き取る習慣に加え、週に1回程度はスポンジや重曹を使ってしっかりお掃除すると、焦げつきやガンコな汚れが定着しにくくなります。

また、重曹水をスプレーボトルに入れてキッチンに常備しておくと、気になったタイミングですぐに拭き掃除ができ、汚れがたまるのを防ぎやすくなります。

鍋底に付着した汚れは五徳へ移る原因になるため、調理前に鍋底の状態を確認し、洗った鍋は十分に乾かしてから使用することも、五徳をキレイに保つポイントです。

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五徳のお掃除は、汚れの程度に合わせて重曹や中性洗剤を使い分けることで、ご家庭でもキレイな状態を保てます。しかし、長年放置して炭化した汚れや、何度お掃除しても落ちないガンコな焦げつきは、ご家庭の道具や洗剤だけでは落としきれない場合もあります。

五徳をはじめ、キッチンまわりをしっかりお掃除したい場合は、プロに任せるのもおすすめです。ダスキンでは、ご家庭のさまざまな場所をお掃除のプロにお任せできる「選べるお掃除定額サービス」「お部屋の全てお掃除サービス」などを提供しています。

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