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お役立ちコラム
2026年6月
高齢者見守り
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高齢になる親と離れて暮らしている方や親が一人暮らしをしている方は、ご自身の知らない間に、病気やケガ、突発的なトラブルなどで親が困っていないか、気がかりになることも多いかもしれません。
そんな高齢の親を持つ子供の不安を解消する手段として、数多くの見守りサービスが登場しています。見守りサービスが実際どのように役立つのか、ご自身や親にとって適したサービスを選んでおくと、連絡が取れない時間も不安なく過ごせるでしょう。
本記事では、高齢者見守りサービスの特徴や料金、満足できるサービスの選び方などをわかりやすくご紹介します。
高齢者見守りサービスとは、高齢の親が離れて暮らしている、または一人暮らしをしている状況で、子供世代が見守り、サポートするのに役立つサービスやツールのことです。
日本では高齢化や核家族化が進み、親の介護にかかる子供の負担、高齢者が感じる安全な暮らしや健康状態に対するご不安をどのように軽減するかが、社会的な課題となっています。
とりわけ一人暮らしの高齢者は頼れる人が身近にいない場合があります。そのため、転倒事故や認知症の兆候、不審者の接近などをいち早く察知し、リスクやトラブルを未然に防ぎたいと考えるご家族は多いでしょう。
高齢者見守りサービスをご利用すると、リアルタイムまたは一定期間ごとに、離れていても親の安否や健康状態を確認できるようになります。
ただし、ひと口に「見守りサービス」といっても、最新のIT技術を活用したツールから人が提供するサービスまで、多くの種類があり、特徴もさまざまです。ご利用を検討する際は、それぞれのサービスの違いを把握したうえで、親も子も納得できるものを選ぶことが大切です。
前述のとおり、高齢者見守りサービスは、高齢の親を離れた場所から見守り、サポートできるサービスやツールであり、親の不安や子供の負担を解消するのに役立つ手段です。しかし、サービスを利用するとどのようなメリットを実感できるのか、具体的に想像できない方もいるかもしれません。
そこで、ご利用を検討している方の参考となるように、見守りサービスのメリットを詳しくご紹介します。
何不自由なく元気に過ごしている方でも、高齢になると、転倒やお風呂場でのヒートショック、脳卒中など、予期しないタイミングで病気やケガに見舞われることは珍しくありません。
高齢者見守りサービスがあれば、ご家族への緊急通報や電話連絡、メール通知、緊急駆けつけなどにより、高齢者本人が対処できないときにも異変をいち早く察知できるでしょう。
見守りサービスを導入すると、高齢者に起こりうる事故やトラブルを未然に防げる可能性も高まります。
例えば、GPS位置情報サービスを利用する見守りサービスの場合、高齢者の居場所をすみやかに特定することが可能です。認知症の兆候が見られる高齢者の迷子や交通事故の防止につながります。
他にも、人が訪問する見守りサービスの場合、玄関マットの位置や階段の滑り止めなど、高齢者の健康状態に合わせて必要な設備の提案をしてもらえることもあるでしょう。
見守りサービスをご利用することで、高齢者は常に「見守られている安心感」を持って生活できます。心にゆとりが生まれると、日常生活のトラブルが起こりにくくなると考えられます。
近年、高齢者を狙った詐欺のニュースを見聞きする機会が増えています。実際、高齢者の犯罪被害の中でも、詐欺被害は増加傾向です※。見守りサービスは、高齢者を狙う不審者対策や防犯強化のツールとしても活用できます。
例えば、緊急時の警備員駆けつけサービス、人感センサーや見守りカメラで人の動きを察知・通知するサービスなどを備えた見守りサービスなら、リスク回避に有効です。
なお、警備会社と契約していることや防犯カメラが作動中であることを知らせるステッカーを玄関先に貼っておくだけでも、犯罪の抑止力につながる可能性があります。
※出典:警察庁「令和2年版 警察白書」
高齢の親のプライバシーや自立した生活を守ることも、見守りサービスの大切な役割の1つです。
元気に暮らす高齢者だけではなく、足腰に不安がある方でも、長年暮らしたご自宅や土地から離れたくないと考える親世代は少なくありません。親の意思を尊重したいけれど、高齢者の一人暮らしに不安を抱える方は、高齢者見守りサービスの活用がおすすめです。
ただし、ご自身の生活にこだわりのある高齢者は自立心が高く、サービスの導入でプライバシーを侵されることに抵抗を感じるおそれもあります。そうした場合には、人感センサーやメール通知機能など、親子とも気軽に取り入れやすいサービスから始めると良いでしょう。
プライバシーに配慮しながら高齢者見守りサービスを生活に取り入れられるため、親の尊厳を損なう心配を低減できます。
高齢者見守りサービスには、最新のITツールを使ったものから人が提供するものまで数多くの種類が存在するため、親の意向や状況、子供の希望に合わせて、適したサービスを選択することが可能です。
ここでは、現在提供されている見守りサービスの中から、主な種類と特徴を紹介します。
親に認知症の懸念がある場合や日頃の行動に不安な点がある場合には、GPS機器による見守りサービスが有効です。GPSとは人工衛星からの信号を利用した位置情報測定システムのことで、身に付けたGPS機器から現在地を特定できます。
腕時計タイプや靴底設置タイプ、財布などにしまえるタグタイプなどさまざまなタイプが存在するため、高齢者の生活習慣や好みに合わせて選びやすいでしょう。また、軽量でコンパクトな製品が多く、身に付けていても負担になりません。
ただし、軽くて小さいために機器をなくしやすい、位置情報の精度に差が出るおそれもあるなどの点には注意が必要です。
GPS機器によって親が迷子になっているとわかっても、離れて暮らしている場合や仕事中などの事情により、ご家族がすぐに対応できない状況も考えられます。GPS機器をご利用する際は、ご近所の方や地域とのつながりも重要となるでしょう。
カメラによる高齢者見守りサービスは、屋外や屋内に設置したカメラを使い、親の行動や安否を遠隔から見守るものです。
カメラを使ったサービスは、多くの場合、撮影時間を限定する、撮影した画像や動画を一定期間保存するなど、親の生活やご希望に合わせた設定が可能です。日中や夜間など気になる時間だけの見守りにもご対応できます。
こうしたカメラによる見守りサービスは親の様子をご自身の目で確認できるため、トラブルが発生しても迅速に対応しやすく、ご家族にとって安心感や満足感が大きいものです。
一方で、生活を監視されている感覚があるなど、カメラの設置に抵抗を感じる高齢者も多いと考えられます。導入にあたっては、事前に話し合い、親子がお互いに納得したうえでご利用することが望ましいでしょう。
見守りサービスには、人感センサーを使って高齢者の安否を確認するものもあります。通常、一定時間以上センサーが反応しない場合などに、あらかじめ登録された連絡先(主にメールアドレス)へ通知が送られます。
自室やリビング、玄関など、親が日常的に通る場所に設置するタイプ、冷蔵庫や電気ポットなどよく使う家電に設置するタイプなど、高齢者の行動パターンに合わせてサービスを選ぶと良いでしょう。中には、室温の変化や電気使用量などの数値をモニタリングできるサービスもあります。
カメラに比べると高齢者のプライバシーが守られるため、親が抵抗感なく導入しやすいことがメリットの1つです。一方で、人感センサーだけでは親の生活実態までは把握しづらく、異常に気付くのが遅れる可能性もあるため、メリット・デメリットを踏まえて検討することが重要です。
電話やメールを使う見守りサービスは、民間だけではなく、一部の自治体からも提供されています。特に電話は、インターネット環境や複雑な設定、特別な機器の設置が不要のため、高齢者にも受け入れやすいでしょう。
サービスの基本は定期的な電話による安否確認で、連絡がつかないなどの異常があった場合にご家族にメールで通知する方法が一般的です。ほかに、高齢者から電話のボタン操作で安否を発信して、その記録をご家族に通知するサービスなどもあります。
また、最近はコストを抑えてご利用できる専用アプリを使った見守りサービスも増えています。スマートフォンにアプリをインストールし、通知先やアラームなどの設定を行うだけで、いつでも気軽に見守りサービスをスタートできます。
ただし、電話やメール・アプリによるサービスは、「困っている」「なんとなく調子が悪い」「気になることがある」など、高齢者からの積極的な発信がないと実態がつかみにくいデメリットもあります。
緊急通報・駆けつけによる見守りサービスは、主に警備会社が提供しています。通報ボタンを押すと24時間いつでも警備員が駆けつけてくれるため、親に体調の急変があった場合など、緊急時にもスムーズな対応が可能です。
通報ボタンは、屋内に設置する専用端末のほか、スマートフォンアプリから身につけられるペンダント型やストラップ型まで、さまざまな形状があります。また近年は、IoT技術を使い、体調の変化を自動検知する仕組みを備えたものも登場しています。
セキュリティのプロを介した24時間体制の見守りは、いざというときの安心感が魅力です。しかし、ほかのサービスより料金が高額になる傾向があること、ご家族が緊急時以外に親の普段の様子を把握しにくい点がデメリットといえるでしょう。
最近は、電子レンジで簡単に食べられるように加工された食事を宅配するサービスが普及しており、ご利用する高齢者も多いようです。
食事宅配サービスの多くは、食事を届けるタイミングで配達員が高齢者の様子を確認するサービスを提供しています。また、自治体の中にも、高齢者の安否確認も兼ねて食事の宅配を実施するところがあります。ほかにも、荷物の宅配会社や郵便局も見守りサービスを提供しています。
こうしたサービスでは、高齢者宅に定期的に人が訪問し、異常を察知した場合には登録された連絡先へ電話やメールで通知してもらえることが多いです。
親の様子を人が直接確認してくれる安心感はありますが、一定期間ごとのサービスとなるため、見守りのない期間の不安は解消しにくいかもしれません。
介護保険の訪問介護や保険外(自費)のケアサービスを見守りサービスとして利用する方法もあります。契約した内容通りにヘルパーやスタッフが高齢者宅を訪問し、必要な生活サポートを実施します。
介護に詳しいホームヘルパーや専門知識を持つスタッフが定期訪問するため、親の体調変化に気づいてもらいやすく、ご家族も安心して任せられるでしょう。さらに、親は生活の不安や身体の状態を、子供は親の介護に対する懸念など、心配ごとの良き相談相手ともなるでしょう。
人を介する見守りサービスには抵抗感を感じる高齢者もいますが、介護のプロに任せられるため、プライバシーへの配慮に対する信頼が高い点も魅力です。
ただし、契約内容にもよりますが、訪問頻度はそれほど多くないため、サービスを受けない日の不安はそのまま残ります。また、公的な訪問介護は要介護度に応じて利用上限があり、自費となる保険外サービスは使えば使うほど料金も高くなる点にも注意が必要です。
高齢者見守りサービスには多くの種類があり、それぞれ特徴も異なるため、何を優先するかで選び方が変わります。何より大切なのは、親も子も納得して使えるサービスであることです。
そこで、納得のいく見守りサービスを選ぶにあたって、注目すべきポイントをご紹介します。
サービスを長く使い続けるなら、無理なく支払える予算の範囲内であることが重要なポイントです。
高齢者見守りサービスは、種類によってかかる料金が大きく異なります。
例えば、GPS機器、カメラやセンサーによる高齢者見守りサービスは、機器の購入費用のほか、運用中にも通信料金(月額500円前後)がかかる場合もあります。
また、警備会社や宅配会社をはじめとした人が訪問する見守りサービスは、対面による細やかな対応が期待される分、人件費がかかるため料金は高額になりやすい傾向です(月額2,000円〜6,000円前後のほか、機器が必要な場合には初期費用もかかる)。
もし親が要介護状態にある場合には、訪問型サービスも選択肢の1つです。予算の範囲内で、介護保険が適用される訪問介護と保険外サービスを併用する方法もあります。
見守りサービスは、親の健康状態、操作の有無や難易度、ご家族が駆けつけるまでの時間など、それぞれのご家庭が置かれている状況に合わせて選ぶことが大切です。
例えば、親に不測の事態が起こっても、ご家族が駆けつけるまでに時間がかかる場合には、緊急通報・駆けつけ型のサービスが選択肢に挙がるでしょう。また、現時点で親の健康状態に大きな問題がないようであれば、体温などを記録できるセンサー型のサービスも有効です。
親の様子を目で見て確認したくても、親がカメラによる見守りに抵抗がある場合には、人を介する訪問型のサービスが選択肢として考えられます。
プライバシーをさらされる不安を理由に、見守りサービスを使うのに抵抗を感じる高齢者は珍しくありません。親を気遣って導入するものであっても、サービスを検討する際は、ご本人の意思を尊重して選ぶことが不可欠です。
外出の多い方にはGPS機器、家で過ごす時間が多い方にはセンサー型をすすめるなど、親の考え方や持病の有無、ライフスタイルなどを考慮して選ぶのがおすすめです。
多様なサービスから最適な高齢者見守りサービスを選ぶと、親に負担をかけずに導入できるため、ご家族の安心感もより一層高まるでしょう。
高齢化や核家族化が進む中、親の安全な暮らしを守りたいご家族にとって、高齢者見守りサービスは有効な手段の1つとされています。実際、高齢者の孤立を避ける目的から、福祉サービスの一環としてサービスを提供する自治体も増えています。
見守りサービスには、GPS機器やセンサー、カメラ、電話やメール・アプリ、緊急通報・駆けつけ、定期訪問など、多様な種類が存在します。それぞれ特徴や料金が異なるため、利用するご本人の希望を尊重し、ご家族全員が納得できるものを選ぶことが大切です。
機器による見守りや定期訪問ではカバーしきれない時間は、人を介した見守りや生活支援のサービスを組み合わせると、ご家族の安心感がより高まるでしょう。
「ダスキン ライフケア」は、高齢者の見守りをはじめ、一人ひとりに合わせたサービスをオーダーメイドでご提供いたします。24時間365日にわたって1回2時間以上からサービスのご利用が可能で、夜間の見守りを含め、時間帯にかかわらず多様なニーズに対応しています。
ご利用にあたって入会金・手数料がかからず、家事も介護も同一のわかりやすい料金設定も魅力です※1※2※3。
独自の研修プログラムを修了したケアスタッフが、一人ひとりに合わせた親身なサービスをご提供いたします。日常生活の見守り、買い物や食事作りのお手伝い、散歩や外出の付き添い、病院の付き添いや診察の同席など幅広く対応しており、生活のさまざまなシーンやご家族のニーズに合わせてご利用いただけます※4。
親の暮らしぶりやご自宅の様子などを直接関わったスタッフから聞けるのは、ご家族にとってなにより安心材料となるでしょう。介護保険でカバーしきれない高齢者の見守りや介護などのお困りごとは、ぜひダスキン ライフケアにご相談ください。