2026年9月25日
ゴキブリのフンはどう対処する?特徴・見分け方と正しいお掃除方法を解説

押入れや食器棚の中で黒や茶色の小さな粒が見つかった場合、単なるゴミではなく、ゴキブリのフンである可能性があります。
フンが見つかった周辺は、ゴキブリの生息場所や通り道になっている可能性があります。そのまま対策をせずにいると、個体数の増加や食品への混入など、被害が広がるおそれがあります。
本記事では、ゴキブリのフンの特徴や卵との見分け方、正しいお掃除方法を解説します。フンを見つけたあとの駆除・予防方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
ゴキブリのフンの特徴と見分け方
黒い粒や点状の汚れを見つけた時は、まずゴキブリのフンか、他のゴミや卵なのかを確認しましょう。
以下では、ゴキブリのフンの特徴やフンが落ちやすい場所、卵との見分け方を解説します。
【種類別】ゴキブリのフンの特徴
ゴキブリのフンの特徴は、種類によって異なります。家庭でよく見かけるのはクロゴキブリとチャバネゴキブリで、それぞれのフンには以下のような違いがあります。

フンの大きさはゴキブリの体の大きさに比例します。ただし、どちらも黒い粒状のため、見た目だけで種類を判断するのは困難です。
また、フンの色や形は、ゴキブリの食べたモノによっても変わります。雑食のゴキブリが白い紙を食べると白っぽいフンになり、水分の多いモノを食べた場合は、固形の粒ではなくペースト状や液状のフンをすることもあります。
ゴキブリのフンが落ちている場所
ゴキブリのフンは、暗く人目につきにくい場所で見つかることが多い傾向にあります。ゴキブリは暗く狭い隙間などに潜む習性があり、隠れ場所や通り道の周辺にフンを残すことが多いためです。
ゴキブリは、暗く狭い場所や、暖かく湿度が高い場所、餌や水を得やすい場所に潜む傾向があります。こうした場所は隠れ場所や通り道になりやすく、フンがたまることもあります。
家庭内では、以下の場所の周辺を確認しましょう。
・キッチンのシンク下や食器棚の中
・トイレ・洗面所などの水まわり
・冷蔵庫や洗濯機など家電の周辺
・家具の裏や壁との隙間
・クローゼットの中
・積み重ねた段ボール・新聞紙の束
冷蔵庫などの家電の裏側や下部には、暖かく暗い隙間があるため、ゴキブリが潜んでいることがあります。洗濯機など水を使用する家電の周辺では、水分にも注意が必要です。
ゴキブリのフンと卵の見分け方
ゴキブリのフンと卵では、形も大きさも異なります。卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる殻に複数個ずつ包まれています。卵鞘は種類によって形や色が異なりますが、一般に細長いカプセルのような形で、褐色から暗褐色をしています。
卵鞘の大きさは、クロゴキブリで12mm、チャバネゴキブリで7.5mm前後です。1〜2.5mm程度のフンと比べてはるかに大きいため、見た目で簡単に区別できます。
1つの卵鞘には数個から数十個の卵が入っており、そのままにすると複数の幼虫が孵化して、生息数が増えるおそれがあります。
卵を見つけた場合の対処法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶関連記事:ゴキブリの卵はどう対処する?産ませないための対策と駆除方法
ゴキブリのフンを放置するリスク
ゴキブリのフンを放置すると、床や家具、収納物が汚れるおそれがあります。また、フンに含まれる成分が、周辺にいる同種のゴキブリを集める要因になることもあります。
以下では、フンを放置した場合に起こるリスクを詳しく解説します。
家財が汚れる
ゴキブリは、暗く狭い隙間や、餌・水を得やすい場所に潜む傾向があります。隠れ場所や通り道の周辺には、フンが付着したり、たまったりすることがあります。
台所には餌や水分があり、シンク下や食器棚の奥などにゴキブリが潜みやすいため、周辺の床や棚、保管状態によっては食器や食品にフンが付着することがあります。
また、ゴキブリが家具や段ボール、書籍などの隙間に潜み、フンで表面を汚すことがあります。種類や状況によっては、書籍や家具などに使われている接着剤を食べ、物品を傷めることもあります。
集合フェロモンで仲間が集まる
ゴキブリのフンには、周辺の個体の集合を促す「集合フェロモン」と呼ばれる成分が含まれています。
集合フェロモンは、周辺にいる同種のゴキブリを集めたり、その場所にとどまらせたりする要因になります。そのため、フンがたまった場所が複数の個体に繰り返し利用される可能性があります。
フンを見つけた場合は、その場所がゴキブリの隠れ場所や通り道になっている可能性があります。フンをお掃除するだけでなく、周辺に潜んでいる個体や卵鞘の有無を確認し、駆除や侵入防止策もあわせて行いましょう。
ゴキブリのフンの正しいお掃除方法

ゴキブリのフンを見つけたら、汚れを防ぐため、できるだけ早くお掃除しましょう。あわせて、周辺にゴキブリや卵鞘がないか確認することも大切です。
以下では、お掃除に必要な道具と、安全に処理するための基本的な手順を紹介します。
お掃除に使う道具
フンのお掃除には、使い終わったらそのまま処分できる道具を使用します。お掃除に必要な道具は以下のとおりです。
・マスク
・使い捨て手袋
・除菌性能のある住居用スプレー式洗剤
・使い捨ての雑巾(もしくはティッシュペーパー)
フンをお掃除する手順
道具がそろったら、以下の手順でフンを取り除きましょう。
①使い捨て手袋とマスクを着用する
フンを素手で触ると、菌が手に付着するおそれがあります。また、フンのかけらは小さく軽いため、お掃除中に吸い込まないよう、手袋とあわせてマスクも必ず着用しましょう。
②フンを拭き取る
使い捨ての雑巾(もしくはティッシュペーパー)と除菌性能のある住居用スプレー式洗剤を使用し、フンを丁寧に拭き取ります。
③使用した道具を処分する
お掃除に使用したマスク・手袋・雑巾(ティッシュペーパー)には、病原性のウィルスや細菌が付着している可能性があります。ビニール袋に入れて口をしっかり閉じ、お掃除が終わったらすぐに捨ててください。
掃除機を使ってはいけない理由
ゴキブリのフンを見つけても、掃除機で吸い込むのは避けましょう。掃除機で吸うとフンがホースや内部に残り、本体に付着し除菌が必要になってしまいます。
また、HEPAフィルター(空気を清浄する能力を持つフィルター)のない掃除機では、吸い込む際に細かくなったフンが排気に混じり、部屋中に広がるおそれがあります。フンは掃除機で吸わず、拭き取りで処理してください。
ゴキブリのフンを見つけたあとの駆除と予防方法

フンをお掃除しても、ゴキブリ本体が残っていれば再びフンをされてしまいます。以下では、ベイト剤や殺虫スプレーを用途に応じて使用する方法と、ゴキブリの侵入や定着を防ぐ対策を紹介します。
ベイト剤で巣ごと駆除する
フンが見つかった場所は、ゴキブリの隠れ場所や通り道の周辺である可能性があります。フンをお掃除した後は、周辺にゴキブリや卵鞘がないか確認し、必要に応じて駆除対策を行いましょう。
駆除方法のひとつとして、ペイト剤を使う方法があります。中でも連鎖するタイプのベイト剤は、食べたゴキブリだけでなく、同じ巣にいるゴキブリまで駆除できます。ベイト剤を食べたゴキブリの死骸やフンを食べた個体にも、効果が及ぶためです。
ベイト剤は、ゴキブリの隠れ場所や通り道の近くに、用法・用量に従って設置しましょう。周辺の餌や水分を取り除くことで、ベイト剤を食べる機会を増やしやすくなります。
効果の持続期間や交換時期は製品によって異なるため、使用方法を確認し、使用期限を過ぎた場合やベイトがなくなった場合は交換しましょう。
殺虫スプレーで見つけたゴキブリを駆除する
目の前に現れたゴキブリには、その場で駆除できる殺虫スプレーが役立ちます。ゴキブリは動きが速いため、叩いて仕留めるのは困難です。また、叩けた場合でも体液が出て周囲が汚れてしまうことがあります。
殺虫スプレーを使用すれば、ゴキブリに直接触れずに駆除でき、叩いてつぶす場合に比べて周囲の汚れを抑えやすくなります。噴射距離や噴射時間は、用法・用量に従ってください。
薬剤が床や家具などに付着した場合の処理方法は製品によって異なります。使用後は製品の表示を確認し、必要に応じて付着した薬剤を拭き取りましょう。
直接噴射型の殺虫スプレーは、おもに目の前に現れた個体を駆除するためのものです。巣に隠れている個体までは退治できないため、おすすめです。
侵入経路を塞いで再発を防ぐ
ゴキブリのおもな侵入経路は以下のとおりです。
・下水道
・換気扇
・玄関
・ベランダ
・キッチンや洗面所の排水管の隙間
換気口や換気扇周辺の隙間、防虫網の破損がないか確認しましょう。配管と壁・床の間に隙間がある場合は、場所や材質に適したパテやコーキング材などで塞ぎます。賃貸住宅では、施工前に管理会社や貸主へ確認してください。
窓枠やドア枠に隙間がある場合は、隙間テープやドア下部用の部材などで塞ぎましょう。網戸の破れも補修し、窓やドアを必要以上に開放しないことが再侵入の防止につながります。
ゴキブリの発生時期や発生への備えについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶関連記事:ゴキブリの発生時期は?発生の備えや発生後の対処法も紹介
ゴキブリの棲みにくい環境にする
ゴキブリが好むのは「餌が豊富で暖かく湿った環境」です。そのため、食べ物はできるだけ冷蔵庫や容器に入れて保管するようにしましょう。
三角コーナーに生ゴミを放置しないことも、ゴキブリの発生予防につながります。ゴキブリは少しの水でも生きられるため、シンクはよく拭いて水気がない状態にしておきましょう。
また、新聞紙やダンボールを積み上げていると、ゴキブリが中に入り込んで隠れ家にしてしまいます。不要な新聞紙やダンボールは定期的に廃棄し、こまめなお掃除と換気で家の中を清潔に保つことが大切です。
ゴキブリのフンを見つけたらダスキンにご相談を!
ゴキブリのフンが見つかった場所は、隠れ場所や通り道の周辺である可能性があります。速やかに駆除したいものですが、潜伏場所・侵入経路を特定できない場合は、ご自身での対策が難しいこともあります。
ダスキンの「お家のゴキさん撃退サービス(定期駆除)」では、ゴキブリの生態を熟知したプロが、水を使う場所やその周辺・電化製品の周り・家具の隙間など、住処になりやすい場所をくまなく調査します。
さらに、ゴキブリのライフサイクルに合わせた4週間に1回の定期管理により、ゴキブリが生息しづらい環境をつくり、繁殖と外部からの侵入に継続して対応します。フンを見つけて不安な方や、ゴキブリを繰り返し見かける方は、ぜひ一度ダスキンにご相談ください。

-
お家のゴキさん撃退サービス(定期駆除)
4週間毎の定期的な駆除サービスにより、進行したゴキブリの繁殖を抑え、外部からの侵入に継続して対応するサービスです。
-
事業所用 ゴキブリ駆除サービス
お店の環境にやさしく、 必要量の薬剤処理で、高い効果を発揮します。













