2021年11月22日
家で見かけるクモはどんなクモ?クモの種類・生態を解説
家の中でクモを見たことのある方は多いのではないでしょうか。クモの多くは、害虫を食べてくれる益虫と言われますが、中には、毒を持ったクモもいます。姿が不気味で嫌いという方も多いかもしれません。
この記事では、クモの種類とそれぞれの特徴について解説。さらに、家にクモを発生させない方法や駆除方法についてもご紹介します。
目次
家でよく見かけるクモを紹介
家や家の周辺で見かける4種類のクモの特徴をご紹介します。
ハエトリグモ
ハエトリグモは体長1センチほどの小さな個体です。正面にある2個の大きな目と、体に対して太い足が特徴。世界では6,000種類以上が確認されており、日本だけでも100種類以上が確認されています。模様や体色は種類によってさまざまですが、茶褐色・灰褐色のものが多く見られます。
ハエトリグモは日本全国に広く分布しています。国内の建物内でよく見られるのは、アダンソンハエトリ、チャスジハエトリ、ミスジハエトリなど。名前の通りハエを食べるだけでなく、蚊やゴキブリの幼虫なども食べます。網を張らず、小さく飛び跳ねながら徘徊し、ハエなどの小さな虫を見つけると飛びついて捕食します。
人を咬むことはなく、毒も持ちません。家の中では秋頃に見かけることが多いです。
アシダカグモ
アシダカグモは足の長さが特徴的なクモです。体長は1~3センチ程度ですが、足の長さを含めると10センチ以上になります。体色は灰褐色をしています。
アシダカグモは世界で約180種が確認されており、日本国内では3種の生息が確認されています。全国的に生息していますが、比較的西日本に多いです。
夜行性のアシダカグモは網を張らず徘徊し、ゴキブリやハエを食べます。特に暖かい時期に活発に活動し、ゴキブリなどのエサがいる家屋によく棲み着きます。
刺激を与えない限り人間を咬むことはほとんどなく、人に危害を加えるような毒もありません。
イエユウレイグモ
イエユウレイグモは、細く長い足が特徴的なクモです。全長は0.7〜1センチ程度で、体色は薄い灰色をしています。
イエユウレイグモは世界中に生息しており、日本国内では暖かい地域(本州の以南)で見られます。コバエなどの小さな虫を捕食するために、屋内の天井や壁などの隅に網を張ります。
おとなしく、動きもゆっくりとしていて、毒は持っていません。
セアカゴケグモ
セアカゴケグモは動きが俊敏なクモで、全国各地に生息しています。日当たりが良く乾燥した排水溝や金属柵などを地面から30㎝くらいまでの位置に巣を作り、地面を這っている昆虫などを捕食して活動します。
オスとメスで見た目が大きく異なります。メスの体色は黒色で、球状の腹部の背面には目立った赤色の縦条があります。体長は0.7〜1センチ程度で、脚を含めると全長3センチほどです。一方、オスの体長はメスに比べ小さく、0.4〜0.5センチ程度。腹部背面は灰白色をしており、2本の黒い縦縞があります。
セアカゴケグモは、日当たりの良い溝の周辺や長く放置したスリッパなどに潜みます。セアカゴケグモから人を咬むことはなく、潜んでいる場所に人が誤って手を入れたり、スリッパをはいたりした時に咬まれます。メスには強力な毒があり、咬まれると針で刺されたような強い痛みを感じます。咬まれた箇所に関わりなく全身に強い痛みが生じたり、吐き気や呼吸障害が伴ったりすることもあります。オスにも毒はありますが、ほとんど害はありません。
家にクモがいる理由
なぜ家にクモがいるのでしょうか。原因を見ていきましょう。
侵入経路がある
家にクモがいる理由の一つとして、侵入経路の存在があります。
クモの体は小さいため、換気口、排水口、窓や玄関の隙間など、わずかな隙間があれば侵入できます。
また、セアカゴケグモは、巣の糸が強いため切れにくく、靴などについて別の場所に運ばれたり屋内に持ち込まれたりすることがあり、糸に子グモがついていると、運ばれた先に棲みつく場合があります。
家の中にクモのエサがある
クモはエサが豊富な家に侵入するため、ゴキブリ、ハエ、コバエ、アリ、コガネムシなどエサとなる虫が家に多く潜んでいると侵入しやすくなります。
家にクモを発生させない方法
家にクモを発生させないためには、どんな対策ができるでしょうか。
クモを駆除する
クモの駆除方法として最も効果的なのは、殺虫剤を噴きかけて駆除することです。
ペットや小さなお子さんがいる部屋など殺虫剤を使いたくない場合は、凍結スプレーでクモを凍らせて駆除しましょう。
クモのエサとなる害虫を駆除する
クモはエサを求めて家屋に侵入することがあるため、エサとなる害虫を駆除すれば侵入する確率は低くなるでしょう。
害虫の駆除方法の一つは、殺虫剤を使った駆除です。家の中で発生している害虫に合わせて専用の殺虫剤があります。それぞれの害虫にあった殺虫剤を使い、駆除しましょう。
また、定期的に掃除をすることで清潔な環境を保ち、クモのエサとなる害虫やクモ自体が寄り付きにくい環境を作りましょう。
ゴキブリやコバエの詳しい駆除方法に関しては、下記の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
夏こそ注意!ゴキブリの駆除・対策の基本
チョウバエを駆除するなら、幼虫の段階での駆除が必須!幼虫の駆除方法を解説
クモ駆除は専門知識・技術を持ったプロにご相談を!
日本の家屋内でよく見られる代表的な4種類のクモについて解説しました。種類によっては毒を持ったクモもいるため、プロの害虫駆除業者に駆除を頼むのがおすすめです。また、クモは一度駆除しても別のクモが同じ場所に巣を張ることもあるため、業者による徹底的な駆除がベストでしょう。
ダスキンの「不快害虫駆除サービス」ではクモ駆除も承っております。クモの巣を除去し、クモを寄せつけにくくするために薬剤でコーティングします。定期的なサービスをご依頼いただければ、何度も同じ場所にクモの巣を張られる心配がなくなります。クモ駆除にお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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