コバエ対策はどうしたらいい?発生しやすい理由、予防・駆除方法を紹介

2026年7月30日

コバエ対策はどうしたらいい?発生しやすい理由、予防・駆除方法を紹介

気温が上がり始めると急にコバエが増え始め、室内やキッチンを飛び回るようになります。目につく場所をすばやく飛び回る姿を見るとイヤな思いになるものです。

駆除しても繰り返し発生するコバエに、どうすればいいのか悩まされる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コバエの侵入や発生を抑える方法を紹介します。コバエの生態・種類をよく知ったうえで、適切な対策を行いましょう。

目次

対策前に知っておきたいコバエの種類と生態

「コバエ」と呼ばれる虫は、実は2~5mmほどの小さなハエを総称したものです。一般にコバエと呼ばれている虫は日本に300種以上いるとされます。

まずは、コバエとして知られるハエのうち、家庭でよく見られる代表的な種類と生態を見ていきましょう。

チョウバエ

チョウバエは、体長1~5mm程度のコバエです。他の種類のコバエと比較すると大きな個体も見られます。容姿がチョウに似ていることが名前の由来といわれています。

• おもな発生場所:トイレ・洗面所・風呂の排水口などの水まわり
• おもな特徴:体色は灰白から黒で、羽が大きい

日中は壁にとまっていることが多いのが特徴です。

チョウバエの生態をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶関連記事:チョウバエを駆除するなら幼虫の段階から!具体的な対応、予防方法を解説

ノミバエ

ノミバエは、体長1~2mm程度のコバエです。背中が丸まっており、後ろ足が長いのが特徴です。

• おもな発生場所:キッチン・リビングのゴミ箱
• おもな特徴:ノミのように跳ねるようにして動く

生ゴミを好み、精肉などの食品にも産卵します。また、動物の排泄物から発生することもあります。

ノミバエの生態をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶関連記事:ノミバエの駆除方法とは?家の中で発生させないためにしたいこと

ショウジョウバエ

ショウジョウバエは体長2~3mm程度のハエで、生ゴミで発生することが多く、キッチンでよく見かけます。

• おもな発生場所:キッチンのゴミ箱
• おもな特徴:丸みのある黄赤色の体と赤い目

腐った果物や野菜、酢、アルコール、調味料などを好みます。

クロバネキノコバエ

クロバネキノコバエは1~2mmほどのハエです。湿った土を餌にするため、観葉植物の腐葉土などに混ざった卵がかえり、室内に発生することがあります。

• おもな発生場所:花壇の土・観葉植物の腐葉土やキノコ
• おもな特徴:黒っぽく細長い体型

屋外にある花壇や家庭菜園の土で発生し、室内に侵入することもあります。

コバエの発生による被害

コバエの種類によっては、動物の排泄物や食品に産卵するものもいます。しかし、一般的なハエのように排泄物にたかることは少なく、病原菌を媒介するリスクは比較的低いと考えられています。

しかし、屋内で発生すると、キッチンの水まわり、生ゴミの周囲などに群がり、不快感を与えるでしょう。また、リビングやキッチンでくつろいでいる時に、コバエが飛び回っていたり、大量発生したりすると、気持ちのよいものではありません。

コバエが家に侵入する方法

コバエは体が小さいため、目の粗い網戸やサッシ、網戸の隙間などのわずかなスペースから、家の中へ容易に侵入します。また、玄関やベランダを開け閉めする際にも、人とともに屋内へ入ってくることがあります。

また、コバエが一度発生すると、産卵によって数がどんどん増えます。種類によって異なりますが、例えばショウジョウバエは、生涯で産む卵は500個にもおよび、わずか10日で成虫に育ちます。

こうした繁殖力の強さもあり、コバエの侵入や発生を完全に防ぐことは困難だと考えられます。

コバエが発生しやすい場所

コバエは、気温30℃前後、湿度70%前後の高温多湿な環境を好み、生ゴミや腐った食べ物、発酵した食品など、餌となる有機物が存在する場所で繁殖します。また、水まわりにも発生しやすく、浴室や洗濯機の周辺などでもよく見られます。

具体的には以下のような場所で発生しやすいです。

• ゴミのたまったキッチンの三角コーナー
• キッチンや洗面所などの排水口・排水管
• ペットの食べ残した餌
• エアコンの内部

キノコバエのように観葉植物の有機土を餌とするコバエもいるため、屋内の植物も発生場所となりえます。他にも、アルコールを好むコバエもおり、土の残った鉢植えや放っておいた空の酒ビンから発生する場合もあるでしょう。

コバエの発生を抑える方法

前述したとおり、コバエの侵入や屋内での発生を完全に防ぐのは困難です。発生しても健康に害があるわけではありませんが、発生したコバエを放っておくと大量発生につながり、不快に感じるでしょう。

そこで、コバエができるだけ発生しないように、普段から実践しておきたい方法を紹介します。

生ごみを適切に処理する/水まわりをお掃除する/侵入経路になる隙間を減らす/食料品を放置しない/観葉植物を適切に処理する

生ゴミを適切に処理する

コバエは生ゴミのニオイを敏感に察知します。生ゴミはすぐに袋に入れて密閉し、ゴミ出しをするまではニオイが漏れないように保管しておきましょう。生ゴミをいれる前には水切りを行うことが大切です。

水まわりをお掃除する

コバエは水まわりを好みます。そのため、キッチンや浴室、トイレのお掃除を念入りに行いましょう。特に、排水口は垢や汚れなどがたまりやすい場所です。頻繁にお掃除して、清潔に保ちましょう。

侵入経路になる隙間を減らす

コバエが外から侵入してくる場合は、侵入経路を塞ぎましょう。網戸から侵入している場合は、網目が細かい網戸に変えてください。他にも窓やドアの隙間に隙間テープを貼ったり、換気扇や換気口に網を取り付けたりして侵入経路を塞ぐとよいでしょう。

食料品を放置しない

食卓に食料品を放置しないこともコバエ対策に有効です。飲み残し・食べ残しはコバエの大好物です。そのまま放置しておくとコバエを呼び寄せてしまいます。コバエの中にはアルコール類を好むものもいるため、空き缶などはきちんと水ですすいで捨てるようにしましょう。

また、ペットを飼育している場合は、ペットの食器やトイレにも注意が必要です。食べ終わったペットの食器はこまめに洗い、トイレも汚物をそのままにせずにすぐ袋に入れて密閉して、早めに処分しましょう。

観葉植物を適切に管理する

コバエは、キッチンのゴミ・食べ物、水まわりだけに発生するのではありません。前述したとおり、キノコバエは有機土を餌とするため、観葉植物に大量発生することがあります。

観葉植物でのコバエの発生を防ぐには、観葉植物の適切な管理が大切です。土が長く湿った状態とならないように、水のやりすぎには注意しましょう。また、植木鉢や受け皿をチェックして、コバエが発生しづらい風通しのよい環境を維持することが大切です。

発生したコバエの駆除方法

ハエ叩きで退治できる一般的なハエとは異なり、わずか数mmしかないコバエは、一度発生してしまうとご自身で駆除するのは大変です。

すぐにできるコバエ対策としては、市販のスプレータイプや捕獲タイプの駆除アイテムを使う方法が挙げられます。

• スプレータイプ:コバエはキッチンなど食品の近くに発生しやすいため、キッチン用コバエスプレーは殺虫成分を含んでいないものが多い。一定期間コバエを寄せ付けない効果が期待される
• 捕獲タイプ:コバエが好むニオイを使って容器内部に誘引し、ゼリーにもぐり込こませるなどして捕獲する

他にも、コバエの発生源近くに設置する虫よけプレートも販売されています。観葉植物の鉢やゴミ箱のフタに貼ると、コバエを寄せ付けにくくなるでしょう。

しっかり対策してコバエが発生しにくい環境づくりをしよう

体の小さいコバエはわずかな隙間からでも侵入し、生ゴミ・食べ残し・水まわりにある汚れなどを好んで繁殖します。日頃からこまめに生ゴミを捨てたり、排水口の汚れを取り除いたりして、コバエが発生しにくい環境づくりを行うことが大切です。

しかし、ひとたびコバエが発生してしまうと、繁殖力の強さから、完全に駆除するのは大変です。そんな時にはプロに駆除を依頼するのがおすすめです。

ダスキンの「チョウバエ駆除サービス」では、オプションで飛び散りにくい泡の薬剤を使用して作業を行う事も可能です。幼虫が生息する場所を泡で覆い、泥などに潜む幼虫や卵を駆除します。使用する薬剤はチョウバエの幼虫の成長を妨げる昆虫成長抑制剤で、通常の殺虫剤より毒性が低いので安心です。

チョウバエを徹底的に駆除したい方は、ぜひダスキンにご相談ください。

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