虫刺されの症状とその原因、虫に刺されないための対策を解説

2021年5月10日

虫刺されの症状とその原因、虫に刺されないための対策を解説

ふと気づくと、かゆみを感じたり皮膚に蚊に刺されたような痕があるという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。皮膚を刺すのは蚊だけでなく、ノミやダニ、トコジラミといった虫の可能性もあります。本記事では、症状やどこを刺されたのかといった情報をもとに、どの虫が皮膚を刺したのか推定していきます。また、虫に刺されないための対策についても解説します。

目次

虫刺されとは

虫刺されとは、蚊やノミ、ダニ、トコジラミといった虫に皮膚を刺されることで痛みやかゆみ、腫れや赤みが生じることです。

虫に刺されるとかゆみ・痛みが生じるのはなぜ?

虫に刺されると、虫が持つ毒成分や唾液成分が皮膚に入ります。それらの成分に含まれるアレルギー物質が体内の抗体とアレルギー反応を起こすと、かゆみの原因物質が分泌し、皮膚にかゆみが生じるのです。また、皮膚に毒成分が注入される際の刺激や、注入された後の毒成分による刺激によって皮膚に痛みが生じます。

虫刺されによるアレルギー反応には、刺されてすぐに症状があらわれる「即時型反応」と、1~2日後に症状があらわれる「遅延型反応」の2種類があります。即時型反応によるかゆみは数時間ほどで治りますが、遅延型反応による症状は治るまでに数日かかります。こうしたかゆみや痛みは刺された人の年齢や体質などにより異なります。
個人差があるため、刺された症状から害虫を特定するのは難しいですが、これから述べる方法で推定することができます。

虫刺されの原因となる虫と刺された部位

虫が刺す部位には特徴があるので、刺された部位からどの虫に刺されたのか推定しましょう。

蚊に刺されるとかゆみを感じ、赤く盛り上がりのある発疹が出ます。かゆみは刺されてからすぐに出る場合もあれば、少し時間が経ってから出る場合もあります。ほとんどの症状は時間が経つと痕が残らず自然に治りますが、刺された人の体質や年齢によって症状に個人差があり、まれに水ぶくれになることもあります。

蚊は屋外に生息し、屋内にも侵入するため、家の中、公園、山、商業施設や交通機関でも刺されることがあります。

刺される部位は、皮膚が露出している顔、首すじ、手、腕やふとももなどで、衣服の上から刺されることもあります。

ブユ

ブユに刺されると、1日ほど経ってから少しずつかゆみや痛みが生じ、赤く腫れます。蚊と症状は似ていますが、蚊よりかゆみや腫れが強く、ひどい場合はしこりが残る場合もあります。ブユは皮膚を噛んで血液を吸うため、刺された箇所に赤い出血点ができることもあります。

ブユは高原や山あいの渓流に生息しています。すねのあたりを露出していると、その付近を刺されることが多いです。アウトドア後に症状が出た場合は、ブユに刺された可能性が高いといえるでしょう。

ノミ

ノミに刺されると1~2日後に強いかゆみを伴う赤い発疹があらわれ、場合によっては水ぶくれができることもあります。

ノミは猫や犬に寄生していることが多いため、ペットの犬や猫に接触したり、のら猫が家の周りにいたりする場合は、刺されることがあります。また、庭や公園にも生息しているので、外で遊ぶ際も気を付ける必要があります。ズボンの折り返しや衣服の折り目に隠れていることもあります。ノミは地面や床から30cmくらい飛び上がることができるので刺される場合はヒザから下が多いのが特徴です。

ダニ(イエダニ)

ダニに刺されると、半日~1日後に強いかゆみを伴った赤い発疹があらわれます。小さな発疹がいくつもできることが多いです。かゆみは数日から1週間程度持続し、ひどい場合は長期化します。

ダニに刺されやすい部位は、二の腕、わき腹、下腹部、太ももの内側など、服で隠れている部位がほとんどです。布団で寝ている際に刺されます。

トコジラミ

トコジラミに刺されると、人によっては眠れないほどのかゆみが生じます。一方、全くかゆみを感じない人もいます。トコジラミは家や宿泊施設で寝ている時に、露出している皮膚(腕や足、首まわりなど)を刺します。寝ている間に何箇所も刺し、刺された箇所が赤い斑点模様のようにみえることがあります。

トコジラミはホテルや旅館などの宿泊施設や、多くの人が利用する施設から家に侵入するケースが多いです。洋服やバッグなどを通じて、施設から持ち帰ってしまうのです。家での生息場所は寝ている間に人の血を吸うため、ベッド、布団を敷く畳の隙間、押入れの布団を中心にカーテンのヒダなど、見えにくい場所に潜んでいることが多いです。体長は5mm程度で血を吸うと赤黒くなります。注意深くチェックしてみましょう。

虫に刺されないようにするには

虫に刺されないようにするには、虫に近づかないこと、虫を近づけないことが大切です。虫刺され予防の具体的な方法を解説します。

家での対策

家の中で虫に刺されないためには、虫が発生しにくい環境を作ることが大切です。まずは定期的に掃除を行い、ダニなどの発生を防ぎましょう。

また、外から蚊などの虫が入りそうな窓やドアは、開けっ放しにしないように気をつけてください。ベランダに出る際や換気を行う際など、一時的に窓を開け放す必要がある場合は、網戸にするなど、虫を入れないことが大切です。

室内のどこに蚊がいるか分からない場合は、蚊取りせんこうなどを活用するのも一つの手です。

ペットにノミが寄生している場合はペットに対するノミ対策が必要です。

ダニ対策には、布団を干すことが効果的です。暖かく、人の汗で湿った布団はダニを寄せ付けてしまいます。しっかり乾燥させることが大切です。また、定期的に布団を丸洗いするのもおすすめです。イエダニ類はネズミが原因となっていることがあります。ネズミが生息している場合は駆除が必要です。鳥に寄生するダニは、家の軒先などの鳥の巣から室内に入ってくる場合もあるため、巣の除去が必要です。

トコジラミの場合は、専門業者に依頼しましょう。

外出時の対策

外出する際は、なるべく肌の露出を少なくしましょう。また、公園や山などに出かける際は、虫よけスプレーをしておきましょう。外出先で汗をかくとスプレーの有効成分が流れてしまうことがあるため、虫よけスプレーは持ち歩くのがおすすめです。

虫に刺された後の対処法

虫に刺されたら、患部をこすらず冷水で洗い流しましょう。患部が清潔な状態になったら、市販されている虫刺され用のかゆみ止めを塗ります。かゆみが強い場合はステロイド外用剤を塗ることも検討してください。

しばらく患部に薬を塗布しても症状が改善せず、水ぶくれができたり痛みやかゆみが強まったりする場合は、医療機関を受診してください。

また、患部を掻いてしまうと症状が悪化することがあります。患部を冷やしてかゆみを抑えるか虫刺され用のパッチを貼るなどして、掻かないようにしましょう。

ハチなどの場合は、アナフィラキシー症状が出て死亡することもあるため、すぐに医療機関を受診してください。

虫刺されの原因となる虫を推定して対策・駆除しよう!

昼夜、屋内外を問わず、普段の生活の中で虫に刺されることはよくあります。刺されてしばらく経ってから症状が現れる場合もあるため、いつどの虫に刺されたか特定するのは難しいものですが、虫によって生息地や刺す部位が異なることから、ある程度の推定は可能です。今回の記事を参考に、どの虫に刺されたか推定しましょう。ダニやノミなど家に棲みついている虫の場合は、早急に駆除が必要です。駆除の際はプロに相談しましょう。

なかでも、トコジラミによる虫刺されの場合は、徹底的な駆除が必要です。ダスキンでは「トコジラミ駆除サービス」を提供しています。プロがトコジラミの生息域の調査を行い、さらに定期的な点検も行い、繁殖を未然に防ぎます。薬剤抵抗性を持つトコジラミも駆除でき、しかも人や環境に優しい吸引処理や冷却処理も行っています。トコジラミなど家での虫刺されにお困りの方は、ぜひ一度ダスキンにご相談ください。

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