クモを駆除・クモの巣を除去する|クモ・クモの巣の基本を知って、適切に駆除しましょう

2020年11月20日

クモを駆除・クモの巣を除去する|クモ・クモの巣の基本を知って、適切に駆除しましょう

クモは、その見た目やイメージから嫌われやすい虫です。家の中で見かけ、パニックになってしまう人も少なくないのではないでしょうか。しかし、クモやクモの巣に関する基礎知識があれば適切に駆除できます。

本記事では、クモの種類やクモの駆除方法などをご紹介します。

目次

クモってどんな虫?

一口に「クモ」といっても、その生態は種類によって異なります。巣を作るイメージの強いクモですが、全てのクモが巣を作るわけではありません。また、クモは害虫を食べる益虫でもありますが、中には強い毒を持つ種類もいます。

日本にはどんなクモが生息している?

日本には確認されているだけでも約1,500種類のクモが生息しています。日本でよく見かける種類は「ハエトリグモ」「ジョロウグモ」「アシダカグモ」「オオヒメグモ」「イエユウレイグモ」などが挙げられます。

・ハエトリグモ
ハエトリグモは体長1cm程のクモです。巣は張りませんが素早く跳び回り、その名の通りハエを捕食します。家の中では流し台の周りや窓際で見かけることが多いです。

・ジョロウグモ
ジョロウグモは、黒い体に黄色や赤の模様が入っています。見た目から毒を連想しがちですが、毒性はほぼありません。庭や軒先、雑木林といった場所に大きな巣を張り、巣にかかった虫を捕食します。

・アシダカグモ
アシダカグモは大きい個体で、体長は足を含めて10cm以上になるものもいます。家にいるゴキブリやハエなどの害虫を捕食するため、「家の守り神」などと呼ばれることもあります。ハエトリグモ同様に巣を張らず、虫を待ち伏せて捕食する徘徊型のクモです。

・オオヒメグモ
オオヒメグモは、大きく丸い灰色のお腹が特徴的なクモ。家の中でよく見かけますが、洞穴や高山などさまざまな場所に生息しています。

・イエユウレイグモ
イエユウレイグモは、足が長細いクモです。足が長いため、体長はアシダカグモと同じく10cmを越えます。人家によく生息しますが、なかなか気付かれにくいためその名が付けられました。

日本にも毒グモは生息している

日本に生息するクモの多くは毒を持っていますが、その毒性はほとんどが微弱です。しかし「カバキコマチグモ」「セアカコケグモ」など、一部の種類のクモの毒には強い毒性があるため注意が必要です。

カバキコマチグモは日本全国に分布しており、主に山や草木が生い茂る場所に生息している毒グモです。体色は黄色く、顎の部分が黒色です。よく見かける網状の巣ではなく、イネ科の葉を巻いたもののなかに巣を作ります。

一方、セアカゴケグモはもともと東南アジアやオーストラリアにのみ生息していましたが、現在では日本全国の街中でも見られます。背中に鮮やかな赤い模様を持つメスが毒を持っています。主な生息場所は日当たりの良いフェンス、塀の地面近く、自動販売機やエアコンの室外機の下、ベンチや排水溝の蓋の裏など、日当たりがよく適度に隙間がある場所で、日常生活で見かける機会は高いといえます。
セアカゴケグモは、日当たりが良く、長く放置されたものに、隠れ棲むことがあるので注意が必要です。例えば庭に放置されたサンダルをはいて、かまれた事例や、自転車のサドル部分に隠れていたセアカゴケグモにかまれた事例もあります。
そのため、日当たりが良い場所に長く置いているものに枯れ葉やゴミが宙に浮いているように絡んでいる場合は、セアカゴケグモの特徴である強いクモの糸がないか注意して下さい。また、セアカゴケグモは丸まって死んだふりをするので絶対に素手で触らないで下さい。

<落ち葉が絡まったセアカゴケグモの巣>

カバキコマチグモもセアカゴケグモも攻撃性はないため、いたずらに刺激を与えなければ咬まれることはありません。しかし、咬まれた場合は激しい痛みが走り、患部の腫れや痒みなどの局所症状が生じるだけでなく、呼吸困難や血圧の上昇、頭痛などの全身症状が生じる場合もあります(症状には個人差があります)。

クモはどんな場所に巣を作る?

クモは街灯や玄関灯など、獲物の虫が集まりやすい場所に巣を作ります。また、クモの巣は雨や風に弱いため、天候の影響を受けにくい軒下にも巣を作ります。

セアカゴケグモの巣の場所は特徴的です。乾燥した日当たりの良い場所に好んで巣を作り、樹木や草むらにはほとんどいません。具体的には排水溝の蓋、公園の塀やブロック、墓石付近などで地面から30cm程度までの低い位置に巣を作る傾向があります。巣の形はきれいな網状ではなく、不規則なテント状です。最項部から地面に向って糸を張りめぐらせ、虫がひっかかるのを待っています。
セアカゴケグモの糸は他のクモに比べて非常に強く、枯れ葉などがひっかかっても切れません。そのため、枯れ葉などが宙に浮いているように見えます。
また直径約1cmの白黄色の卵のうが見られることもあります。この中には約200個の卵がありやがてコグモが出てきます。

<セアカゴケグモの卵のう>

何度もクモ・クモの巣を見かけるのはなぜ?

一度巣を除去した場所に再度クモの巣を張られたことのある方は多いのではないでしょうか。実はクモには、同じ場所に巣を張る習性があります。

家の中でクモを何度も見かける場合は、小さな虫やゴキブリなど、クモのエサになる虫が家の中にたくさんいる可能性があります。もしくは、クモを根本から駆除できていない可能性もあります。

クモ・クモの巣の発生を予防する方法

クモやクモの巣を発生させないための予防策をいくつかご紹介します。

・忌避剤を散布する
市販の忌避剤を散布することで、クモの発生を防げます。忌避剤がついたテープや、噴霧したところに一定期間クモが近寄りにくくなるスプレーなど、使用する場所に合わせて忌避剤を使い分けましょう。

・クモのエサとなる虫を駆除する
クモやクモの巣を何度追い払っても、エサとなる虫がいる限りクモは何度でも巣を張ります。つまり、エサとなる虫を駆除できれば、クモは寄ってこなくなります。毒餌剤やくん煙剤などを用いて、エサになるゴキブリや小さな虫を駆除しておきましょう。

・定期的に掃除する
クモの発生予防策として効果的なのは、日頃からのこまめな掃除です。普段から掃除をしていれば、クモのエサとなるアリやダニ、ゴキブリが好む食べ物のカスやほこりを除去できます。虫が棲みにくい清潔な環境を作ることで、クモも寄り付かなくなるでしょう。

・窓やドアをこまめに閉める
窓やドアを開けっぱなしにしていると、クモは容易に外から侵入してきます。また、クモのエサとなる虫も入ってくることがあるため、窓やドアは開けたままにしないようにしましょう。

クモを駆除・クモの巣を除去する方法

すでにいるクモの駆除とクモの巣を除去する方法をご紹介します。

クモを駆除する方法

クモは薬剤に強い虫ではありません。クモを駆除する際は、不快害虫に効くエアゾール系の殺虫剤が効果的です。セアカゴケグモもエアゾールで駆除できますが、卵のうはエアゾールが効かないのでつぶします。

クモの巣を除去する方法

クモの巣は見つけ次第ホウキなどで取り除きましょう。ホウキに排水口用ネットなどを巻いておくと、ホウキを汚すことなく巣を除去できます。 セアカゴケグモは必ずエアゾールで完全に駆除してからクモの巣を取って下さい。クモの巣を取る際は手を咬まれないように必ず手袋をします。不安な場合はプロに依頼しましょう。
しかし、できることならクモの巣を張らせないように予防しておきたいもの。
クモの巣が張られやすい場所には、クモの巣予防のスプレーをしておくと巣を作られにくくなるでしょう。

クモの駆除・クモの巣の除去をしっかり行うにはプロの施工がおすすめ

今回はクモの基礎知識、発生を予防する方法、駆除方法についてご紹介しました。クモの巣は見た目に不快なだけでなく、虫の死骸などがたまるため、衛生的にもあまり良いものとはいえません。適切な方法で駆除し、巣を作られないよう早急に対策することが大切です。

しかし「クモが苦手で駆除できない」「巣の数が多く対処しきれない」「何度追い払っても巣を作られる」「巣を張っている場所に手が届かない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、セアカゴケグモのような毒グモは咬まれる危険があります。そんな方にはプロによる駆除がおすすめです。

ダスキンの「クモ駆除サービス」では、プロがクモの巣を除去するだけでなく、クモが現れそうな場所に定期的に薬剤を処理するため、巣の再発を防止できます。また、専門の道具を使用するため徹底的に駆除できます。もちろん手の届きにくい高所もカバー。プロにクモの駆除やクモの巣の除去を依頼してみてはいかがでしょうか。

  • クモ駆除サービス

    美観を損なうクモの巣を除去した後、薬剤コーティングでクモを寄せつけにくくします。

  • 事業所用 クモ駆除サービス

    外壁、看板やガラス外面、軒下に張ったクモの巣を除去した後、薬剤コーティングでクモを寄せつけにくくします。

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