発見が難しい!?トコジラミの種類・生態について解説

2019年12月18日

発見が難しい!?トコジラミの種類・生態について解説

「ナンキンムシ(南京虫)」とも呼ばれているトコジラミ。戦後大流行しましたが、東京五輪が開かれた1964年ごろを境に減少の一途をたどり、1970年代にはほとんど見られなくなりました。しかし、最近再び日本国内で被害例が報告されるようになってきました。トコジラミとはいったいどんな生き物なのでしょうか? その種類や生態、被害などについて解説します。

目次

トコジラミの生態

活動・繁殖時期

気温25度、湿度60%以上の環境を好み、夏をピークに春先から活動を始め繁殖します。冬でも暖房や加湿器が完備され室温が一定に保たれている環境では、トコジラミの活動を促す結果となります。

産卵

夏をピークに1日に5~6個。生涯に200~500個の卵を産みます。卵の大きさは1.2ミリ程度です。

寿命

卵から成虫になるまでの時間や成虫の生存期間は温度や湿度によって変化します。気温25度の場合、卵は約5日で孵化します。卵から成虫になるまでの期間は約40日です。気温18度では125日、15度では236日かかるという報告もあります。成虫の寿命は気温20度程度の場合は9~18カ月です。ただし、27度では3~4カ月と短くなります。

トコジラミのライフサイクル

卵は乳白色で米のように細長く、長さは1.2ミリほどですので肉眼では確認しにくいサイズです。毎日5~6個程度産み付け、接触面にしっかりとくっついています。

幼虫

幼虫は成虫と同じような形をしていますが、色は成虫よりも黄色がかっています。卵から幼虫になり、幼虫の期間は5つに分かれます。成虫になるまで合計5回脱皮します。幼虫は脱皮するたびに吸血する必要があるとされています。

成虫

成虫は5~8ミリで約1年間生存します。しかし、吸血しなくても2年間生きたという報告があります。成虫になったメスは毎日のように卵を産み続けます。

トコジラミの見た目

体長と色

成虫の体長は5~8ミリで赤褐色です。羽は退化して飛ぶことはありません。

通常・吸血後の形態

通常は丸く扁平で、平たく押しつぶされたような形をしています。血を吸うと体は濃褐色となり、丸く大きく膨れ上がります。

トコジラミの生息

生息場所

畳の隙間はもちろん、ベッド木部の隙間、マットレスの縫い目、寝具の縫い目、家具類の継ぎ目、障子やカーテンの継ぎ目、柱の穴などの隙間に生息します。暗くて狭い隙間に潜んでいることが多く、コンセント内部で見つかった例もあります。

生息・繁殖要因

トコジラミは人間や荷物、ペットなどに付着して屋内に侵入します。トコジラミがいるベッドやソファに座ったら衣服について移動先に広がったり、ホテルに宿泊した際にバッグやスーツケースについてしまったりしたケースがあります。部屋を清潔にしていても侵入してしまうと居ついて繁殖します。

トコジラミの吸血性

吸血開始のタイミング

トコジラミは暗くなると隙間から這い出してきて活動を開始します。吸血後や光が当たるとすみやかに隙間に戻って潜みます。

吸血時間

吸血は主に人間が深い眠りに落ちる深夜から明け方に行うことが多いとされています。吸血は満腹になるまでの10~20分間ほど行われます。

吸血対象・吸血する理由

吸血対象は人間のほか、ペットの犬や猫、それに鳥です。体から放出される熱や二酸化炭素に引き寄せられてターゲットに近づきます。トコジラミは、血液のみを栄養源とします。つまり吸血しなければ生きていけない生物なのです。また、血液を栄養源とするのは孵化後から成虫に至るまで変わらず、幼虫であっても人間やペットから吸血します。

ネッタイトコジラミについて

ネッタイトコジラミとは

トコジラミとの近縁種にネッタイトコジラミがいます。主に人間の血を吸いますが、日本国内では半世紀以上確認されていませんでした。ところが近年、沖縄県や西日本地方の一部でも発見され国内での繁殖拡大が懸念されています。

トコジラミとの違い

ネッタイトコジラミは熱帯や亜熱帯に生息しています。トコジラミと比べて寒さに弱く、トコジラミよりもやや細長いことが特徴です。沖縄県では冬の室内でも見つかっています。

トコジラミ対策は迷わず専門業者に相談を

トラジラミはどこに潜んでいるかわかりにくく、近年では一部の殺虫剤が効かない「スーパートコジラミ」が増えています。このため専門知識を持たない一般の人は簡単に駆除できないというのが現状です。トコジラミが潜んでいるのではと心配でしたら、専門業者に問い合わせることが最良でしょう。

ダスキンのトコジラミ駆除サービスはトコジラミが猛威を振るって社会問題となったアメリカから技術を導入しています。駆除するだけでなく生息しているかの調査や定期的な点検までを行います。
ダスキンでは、人と環境に優しい、薬剤だけに頼らないIPMという考え方に基づき、薬剤使用前に掃除機による吸引除去や急速冷却を利用し、できるだけ薬剤を減らし駆除します。また2018年に、高濃度の二酸化炭素によるトコジラミの駆除方法で特許を取得。この特許技術により、熱に弱い物品や薬剤を避けたい物品に潜んでいるトコジラミも駆除できるようになりました。気になることがございましたら、ささいなことでもお気軽にダスキンまでご相談ください。

  • トコジラミ駆除サービス

    単に駆除するだけでなく、生息の調査、さらには早期発見で拡散を防ぐ定期的な点検までトータルに行います。

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    アメリカターミニックス社の技術を導入し、単に駆除するだけでなく、生息の調査、さらには早期発見で拡散を防ぐ定期的な点検までトータルに行います。

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