2021年10月25日
ムカデは卵を何個産む?産卵はどこで行う?ムカデの繁殖を解説
ムカデは人目のつかないところで産卵し、繁殖します。一度にどのくらいの数を産み、どのくらいの早さで成虫になるのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ムカデの繁殖について解説。繁殖を防ぐ方法、駆除方法もあわせてご紹介します。
目次
ムカデの繁殖方法
ムカデは5~6月の梅雨の時期に産卵します。一度に産卵する卵の数は50個程度です。産卵後は卵を乾燥やカビから防ぐため、かたまりになった卵を抱いて舐めながら育てます。
産卵後1ヵ月程度経つと卵はかえります。かえったあとも親ムカデは子ムカデを抱き続け、エサを与えて育てます。親ムカデに保護されている約2ヶ月の間に子ムカデは2回脱皮し、自分でエサを取れるようになり、親から離れます。
親離れ後にも脱皮を繰り返し、卵の状態から3年経つ頃には生殖ができる成虫になります。種類にもよりますが、ムカデは5年ほど生きます。
ムカデはどんなところで産卵する?
ムカデは湿った場所を好むため、湿った場所や水が溜まったまま放置された場所があれば、家の庭先で繁殖することもあります。家や庭で産卵・繁殖されたくない場合は、普段の対策が重要です。以下では、具体的な対策方法をご紹介します。
●ジメジメした湿度の高い環境を作らない
庭に置いたままの植木鉢やプランター、バケツは定期的に移動させ、ムカデが棲みにくい環境を作りましょう。物置がある場合は、物置内を定期的に換気することが大切です。家の周りの落ち葉や雑草も除去しましょう。
●家への侵入経路を塞ぐ
ムカデは体が薄いため、わずかな隙間からも家に侵入します。玄関、キッチンシンクの排水口、エアコンの通気口は注意が必要です。塞ぐことが可能な場所は隙間テープを使って塞ぎましょう。密閉性が高くできるだけ隙間の少ない戸や窓にすることも有効です。
また、常に湿度が高い床下は特に注意が必要です。乾燥剤を置いたり、通気口をネットで塞いだり、忌避剤を塗ったりして、ムカデの侵入を防止しましょう。また、床下換気扇を設置して床下を換気するとムカデをはじめ様々な害虫が棲みにくい床下環境をつくることができます。
●ムカデのエサとなる害虫を駆除する
ムカデが好んで食べるゴキブリやクモがいる家は、ムカデが侵入しやすい環境といえます。ムカデのエサとなる害虫が棲みにくい環境を作ることで、ムカデの侵入を予防することにつながります。
ムカデに遭遇した場合の駆除方法
家の中で見かけたムカデは殺虫スプレーを吹きつけて駆除しましょう。殺虫成分が気になる場合は、瞬間凍結スプレーを吹きつけるのがおすすめです。
スプレーが手元にない場合は、液体洗剤をかけることでムカデの皮膚呼吸を止めることができます。
ムカデの繁殖を防いで、家屋への侵入も防ごう
ムカデは体が細く、暗く湿度の高いところで活動しています。日中に外で見かけることはあまりないため、気づかないうちに家の近辺で繁殖していることもあります。一度繁殖してしまうと個体数は増え続けてしまいますし、見つけ出して駆除しようとしても多くの時間と労力がかかってしまうでしょう。難しいムカデの駆除はプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
ダスキンでは、ムカデをはじめとした不快害虫駆除サービスを提供しています。害虫駆除のプロが現場を調査し、適切なプランをご提案。安心できる薬剤でムカデの繁殖を防ぎ、屋内への侵入を防ぎます。また、定期管理で家への侵入を防ぐ「虫さん侵入お断りサービス」もございます。ムカデにお困りの方は、ぜひ一度ダスキンにご相談ください。
-
不快害虫駆除サービス
事前調査を徹底的に行い、カメムシ、クロアリ、ダンゴムシ、ナメクジ、ムカデ、ヤスデ等の不快な害虫を的確に駆除します。
-
戸建の虫さん侵入お断りサービス<ゴキブリ等侵入予防サービス>
プロの目による徹底調査と駆除システムで、ご家庭に侵入する前に、不快な害虫を撃退します。