ダンゴムシを駆除するなら、餌になるものを知って対策しよう!

2021年1月13日

ダンゴムシを駆除するなら、餌になるものを知って対策しよう!

ダンゴムシは枯葉や動物・昆虫の死骸を食べて分解し、土壌を豊かにしてくれる益虫です。一方、大事に育てた野菜や花までも食べてしまうため、場合によっては駆除が必要となることもあります。本記事では、ダンゴムシの餌を取り除き、ダンゴムシを駆除していく方法について紹介していきます。

目次

ダンゴムシの食性は?

ダンゴムシは動物や虫の死骸から、野菜や花といった植物まで食べる雑食性の虫です。主によく食べるのは枯葉で、ダンゴムシの主食にあたる食べ物と言えます。

ダンゴムシの餌になるもの

あらゆるものを餌とするダンゴムシについて、詳しく見ていきましょう。

枯葉

ダンゴムシの餌のメインは枯葉です。しかし、枯葉であればどんなものでも食べるわけではありません。

好む枯葉は、よく朽ちていて柔らかく湿った枯葉です。落ちたばかりの硬い枯葉はあまり好みません。具体例を挙げると、サクラやクヌギ、コナラ、アオギリなどといった木の枯葉を好んで食べます。いずれも葉が比較的薄く、柔らかい枯葉です。一方で、クスノキやクロマツ、マテバシイといった分厚くてかたい枯葉は食べません。

野菜・果物

ダンゴムシは水を直接飲みませんが、水分を摂取しないと死んでしまいます。そのため、野菜や果物から水分を摂取しています。水分の多いレタスやキャベツといった葉物野菜、ナス・イチゴなどが特に好物です。また、野菜の新芽やきのこなど柔らかいものも好んで食べます。

きゅうりやにんじんも好きですが、外側の皮が堅いため、腐っていたり傷んだり、他の昆虫がかじったあとでない限りはそれほど食べません。

植物

ダンゴムシは柔らかく食べやすい葉や花、根、芽を好みます。そのため、多肉植物や苔類、パンジーやビオラの花、野草のクローバーなどをよく食べます。また、地面に落ちた木の実を食べることもあります。

昆虫や小動物の死骸

ダンゴムシは野菜や果実、枯葉といった植物だけでなく、セミなどの昆虫や小動物の死骸も食べます。こうした死骸を食べて有機物を分解してくれるため、ダンゴムシは益虫だと言われています。

ダンゴムシの予防方法

育てている野菜や花がダンゴムシによる食害を受けないために、ダンゴムシを寄せつけない予防方法を紹介します。

餌になるものをなくす

ダンゴムシを寄せ付けないためには、まず餌となるものをなくすことが重要です。枯葉や昆虫の死骸がたまってしまわないように、こまめに掃除をしましょう。

ダンゴムシは、地面に落ちたばかりの枯葉より、落ちて時間が経って朽ちた枯葉を好みます。だからと言って、落ちたばかりの枯葉を放置することはダンゴムシを近づけることに繋がるので、早めに掃除するようにしましょう。

湿気のある場所をなくす

ダンゴムシは湿った場所を好みます。そのため、石やプランター、植木鉢、バケツの下はダンゴムシにとって絶好の居場所となります。ダンゴムシと居場所となりそうなものはこまめに移動させて、湿った場所を作らないようにしましょう。

また、土を掘り返して乾燥させることも大切です。表面が乾燥していてダンゴムシが生息していなさそうな土でも、掘り返してみると湿った土が出てくることがあります。そのような湿った土にはダンゴムシが生息していることがあるため、掘り返して乾燥させる必要があります。

ダンゴムシの好みの餌を減らして効果的な駆除を!

ダンゴムシは雑食ですが、柔らかく、水分を多く含んだ植物や枯葉など、好みの餌があります。ダンゴムシが好むものを正しく理解したうえで、餌になるものをなるべく減らしましょう。また、湿った場所を作らないよう日頃から気をつけておくことも駆除につながります。

しかし、ガーデニングを楽しんでいる人にとって、ダンゴムシの餌になる植物を減らすのは難しいと思います。また、家の近くに川や田んぼなどがあって湿気が多くなってしまうという方にとっては、湿った場所を作らないことは難しいでしょう。そこで、プロによる駆除がおすすめです。

ダスキンでは、ダンゴムシを含む不快害虫が現れやすい場所を調査したうえで、駆除を行うサービスを提供しています。ダンゴムシの生態に詳しいプロが最適な方法で駆除するため安心です。また、定期管理システムも備えていますので、発生を継続して防げます。ダンゴムシでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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