鳩に産卵させないための方法とは…?

2020年5月22日

鳩に産卵させないための方法とは…?

街中や公園でよく目にする鳩。私たちにとって非常に身近な鳥ですが、繁殖力が強く、マンションのベランダなどに巣を作ることもあります。「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)では鳩の無断捕獲や殺傷だけでなく、卵を勝手に処分することも禁じていますので、鳩による被害にあわないためには、巣を作らせず、産卵させないことが大切です。今回は、鳩に産卵させないための方法について、詳しく見ていきます。

目次

【基本】鳩の生態

ドバトは全長30~35センチ。「クックー」や「グルグル」「クックルー」といった喉の奥から出しているような声が特徴です。首の周りに緑や青色の毛が生えています。
ドバトは、カワラバトという家畜であった鳩が野生化したものと言われており、イエバトなどとも呼ばれます。大豆やコメ、雑草から、ミミズやカタツムリ、バッタなども食べる雑食性です。人慣れしており、近づいても逃げず餌をやるとすぐに食べます。

キジバトはドバトに比べると一回り小さく、翼にウロコのような模様と、首元のシマ模様が特徴です。ドバトかキジバトかは、翼のウロコ模様や首元のシマ模様の有無で判断できます。
キジバトは「山バト」とも呼ばれ、人慣れしていません。そのため、人が近づくと飛び去っていくことが多くあります。ドバトと同様に雑食で、果実や種子、昆虫、貝なども食べます。

ドバトは生後半年ほどで成熟して繁殖期に入り、1日に何度も交尾して受精後4、5日で産卵します。鳥の産卵というと一般的なイメージは春から初夏ですが、ドバトもキジバトも1年中産卵して雛を育てることができます。
ドバトの卵は平均18日で孵化し、孵化後40日ほどで巣立ちします。環境さえ整えば年間7~8回も繁殖が可能です。

寿命は10~20年とされていますが病気や事故で死ぬことも多いので、実際は10年前後です。10歳ころまで繁殖できるため、環境が整えば急激に個体数が増加することになります。

ドバトは神社やビル、工場、橋梁など雨水の当たらない場所を好み営巣します。巣は木の小枝やわら、木片、硬い羽毛なども使って作り、見た目は粗雑です。
キジバトは平地から山地の明るい森林に生息しますが、最近は都市部でも見られるようになっています。
また、鳩は一般的に朝にエサを食べ、午後は休息場所や外で遊び、夜は巣に戻って休みます。

鳩の卵について

鳩は卵を一度にいくつ生むのでしょうか。また、何日で孵化するのでしょうか。ここでは、鳩の卵について詳しく解説します。

鳩の卵について

ドバトもキジバトも1回に産む卵は通常2つです。ドバトは交尾から4~5日目の夕方に1つ目の卵を産み、その2日後の夕方に2つ目の卵を産みます。
重さは1つ30~40グラムほど。ニワトリの卵とウズラの卵の中間程度の大きさです。
抱卵は2つ目の卵が産まれてから行います。2つの卵の孵化時期を同時にするためとみられています。

産卵から巣立ちまでの日数

ドバトの卵は平均18日で孵化します。外気温が低い時期は1~2日ほど孵化までの期間がのびることがあります。
孵化直後のヒナは長い黄色い産毛に覆われていますが、10日目ごろから全身に槍状の羽毛が伸び始め、巣の中で動けるようになります。
20日目ごろになると羽毛は6~7分程度に生えそろい、40日目ごろには完全に生えそろって巣の外に飛び立ち、自分で採食できるようになります。
一方、キジバトの抱卵日数は15~16日で、ヒナは孵化後15日程度で巣立ちます。

ともに自ら採食できるまでの間は親がエサを与えますが、一般的な鳥とは違い、虫などは与えません。ドバトもキジバトも、のどにある「そのう」と呼ばれる臓器に蓄えられたそのう乳(ピジョンミルク)を口移しで与えてヒナを育てます。そのう乳はタンパク質と脂肪に富んでおり、時期に関係なく分泌されるので年中子育てができるのです。

鳩に産卵される前の対策

鳩がマンションのベランダなどに居ついてしまったら、糞や騒音被害に悩まされてしまいます。また鳩は感染症の原因になる病原菌やダニも運ぶため、健康問題につながりかねません。
しかし鳩は鳥獣保護法で保護されていますので、巣作りや産卵される前の対策が大切です。

巣作りをさせない

巣作りをさせないための最大の対策は、巣作りされやすい環境を作らないことです。

鳩はベランダに積み上げられた荷物と壁の隙間、空調の室外機のまわりなど、狭い隙間や屋根の梁、橋の下の鉄筋が交差している隙間などを好み、ねぐらにします。
「外敵のいないところ」「近くにエサのあるところ」「水のあるところ」という条件の場所に鳩は来ます。このため、団地やマンション、戸建て住宅も、外敵から身を隠し風雨や寒さを避けられる格好のねぐらとなりえます。さらに近くに餌場があれば、巣作りをされかねません。
もし巣作りされると、産卵まであと一歩のところに来ている状態です。鳩が好む条件をなくし、ねぐらにされないことが何より大切です。

鳩はタイヤや家具の陰なども好みますので、ベランダなどからはなるべく不要なモノを取り除きましょう。また、鳩の糞が付いている環境は鳩にとって和める場所ですので、糞や羽根などはすぐに掃除しましょう。

鳩を寄せ付けない

鳩が敷地内の特定の場所を頻繁に訪れるようになると要注意。巣作りの「候補地」として検討している可能性があり、巣作りされる前の対策が求められます。人の存在を示すことが大切で、音を立てたり驚かせたりして、鳩を追い払うようにしてください。夜であればライトを当てて驚かすのも効果的です。

一般的な対策としては、目玉風船やカラスの人形、CDなどのきらきらするものを吊り下げて脅す方法があります。ただ、やがて慣れてしまいます。

ハーブ系植物エキスなどを使った忌避剤を使う方法もありますが、風雨にさらされる場所には設置が困難です。効果の持続期間が短くなって交換・追加が繰り返し必要になります。

鳩を寄せ付けない一番の方法は、「止まれる所を止まれなくする」ことです。
防鳥ネットで鳩が飛来できなくしたり、ピン(剣山)を設置して止まれなくしたりします。
ネットを張るときは隙間がないよう細かく張り、隙間から入ってこられないようにしましょう。
ピン(剣山)は、設置箇所以外には止まれてしまうほか、葉や枝が降り積もる場所では効果がないという難点があります。隙間がないようにピン(剣山)を設置しましょう。

鳩の卵を見つけた時の対処法

鳩は鳥獣保護法で守られています。鳥獣保護法は、動物の無断捕獲や殺傷を禁じるだけでなく、卵を勝手に処分することも禁じています。「卵の移動だけなら」と思われるもしれませんが、卵を動かすと親鳥が卵を見捨てる行為につながりますので違反となります。違反してしまうと、最悪の場合1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる場合もあります。

鳩は衛生的にリスクの高い生き物でもあります。卵自体に菌が付いている可能性も高いので、むやみに触るべきではありません。このため、巣作りを防げず、産卵まで至った場合は業者に相談するのが一番の方法です。

また、鳩は帰巣本能が強い生き物でもあり、一度棲みつくとその場所に何度でも帰ってきます。一度ヒナが巣立った場所は安全とみなされ、鳩がより棲みつきやすくなります。業者に相談して、鳩被害を受けない方策を考えましょう。

糞被害だけでなく、衛生面でも大きな問題がある鳩。巣を作りそうになったら業者に相談を

平和の象徴とされる鳩ですが、フンの排泄量が多く、洗濯物や敷地内が汚される被害が絶えません。悪臭を放つだけでなく、糞にはいろいろな病原菌が潜み、体にはダニなどの寄生虫がいることもあります。巣を作らせないことがまず大事です。
鳩がベランダなどに寄ってくるようになったり、巣作りや産卵に気づいたりした際には必ず業者に相談しましょう。

ダスキンの「ハト飛来防止サービス(鳩対策)」では、バードネットでベランダをカバーし、鳩が入ってくる空間を物理的に塞いで、ベランダで巣作りや産卵をされないようにします。ネットは目立たないので、美観を維持することが可能です。事前にお見積をご確認いただくため、安心してご利用いただけます。

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