草刈りを楽にする道具や効率的なやり方 | 便利グッズや手順・コツを解説

2026年1月9日

草刈りは体への負担が大きく、「もっと楽にできる方法はないだろうか」と悩んでいる方も多いでしょう。

草刈りを効率的にこなすには、適切な道具選びや作業のやり方、タイミングを知ることが重要です。庭や空き地の雑草処理には、電動や充電式の軽量な草刈機などの便利グッズを活用すると、体力に自信がない方でも作業が楽になります。

また、草を根元から刈り取る手順や、広い範囲を効率よく進めるコツを押さえれば、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。

今回は、草刈りを楽にする道具やおすすめの便利グッズ、効率的な刈り方の手順など、実践的なコツを詳しくご紹介します。ちょっとした工夫で効率が大きく変わるため、ぜひ参考にしてください。

目次

草刈り道具の選び方

草刈りには道具選びが重要です。ストレスなく草刈りを行うためには、値段ではなく品質で選ぶとよいでしょう。よい道具を選べば作業効率がぐんとアップします。以下では、草刈り道具を選ぶ際のポイントをご紹介します。

ご自身が使いやすい道具を選ぶ

身長や手の大きさは人それぞれです。そのため、使いやすい道具は人によって異なります。また、作業の体勢に合った道具選びもスムーズに草刈りをするうえでのポイントです。

例えば、立って草刈りをしたい時は柄の長い道具の方が楽です。さらに、身長に合った長さを選べば、体への負担を減らして作業を進められます。

実際にご自身が使いやすい道具かどうかは、手にしてみないとわかりません。実物を触って体や手になじむかを確かめてみましょう。

重すぎず、軽すぎない道具を選ぶ

さまざまなモノが「軽量化」する現代ですが、草刈りの道具に関しては軽ければ楽なわけではありません。

軽すぎると力の入れどころがわからず、力んでしまって余計な負担がかかる場合もあります。軽いだけでなく、適度な重みがあると安定感が生まれ、作業しやすくなります。

一方で、重すぎる道具も扱いにくく、体への負担や疲労の原因になるため、ご自身の体力や作業環境に合った適度な重みのある道具を選ぶとよいでしょう。

さびにくい素材の道具を選ぶ

使いやすさに加えて、メンテナンスが簡単で長く使える道具を選ぶとよいです。「手入れが面倒なのはイヤ」と考えるなら、さびにくい素材を選ぶのがおすすめです。

さびにくい素材は使い終わったあとのお手入れが簡単で、面倒なメンテナンスをしなくても、長い間快適に使えます。

目的に合った道具を選ぶ

除草の目的によって使う道具を変えてみましょう。

例えば、広範囲を除草するなら草刈機が簡単でスピーディーです。草刈機が使えない場所や狭い範囲なら小回りの利く鎌(カマ)やハサミが便利です。また「草を刈る」のか「根っこごと抜く」のかでも使う道具は変わります。

「草刈りの範囲はどのくらいか」「どうやって除草するのか」などを考慮すると、最適な道具が見つかります。

草刈りにおすすめの道具・便利グッズ

効率よく草刈りをするには道具を使うことがおすすめです。こちらでは、草刈りで使用される基本的な道具と作業を楽にしてくれる便利な道具をご紹介します。

草刈りの基本道具

草刈りの道具はさまざまありますが、基本的なモノは以下のとおりです。

鎌(カマ)/ハサミ/鍬(クワ)/草刈機

それぞれの特徴を解説します。


鎌(カマ)

鎌(カマ)は草を根元から刈り取る時に使います。使い方が簡単で、草刈りの作業に導入しやすい道具です。

鎌は、刃の大きさや柄の長さにさまざまなタイプがあり、使いやすさや使う場所によって何種類かそろえておくと便利です。


ハサミ

ハサミは、思い立った時に簡単に草をカットできます。狭い範囲や障害物が多い場所など、小回りが必要な場所で使用しやすい点が特徴です。

細かい場所のお手入れに便利な片手で使えるタイプや、立ったまま使える柄の長いハサミなどがあります。


鍬(クワ)

草を根ごと取り除きたい方におすすめなのが鍬(クワ)です。鍬は耕す時に使うのが一般的な使用法ですが、用途によって刃先の形が工夫されています。さまざまな種類があるので、形や機能を比べてみるとよいでしょう。


草刈機

草刈機は、庭だけでなく空き地のような広範囲の除草を効率よく行えます。

自動で回転する刃で草を刈ることができるため、スピーディーに作業が進められます。動力や刃の種類で機能性が大きく変わるため、除草したい場所や範囲などに合わせた機能選びが重要です。

家庭で使用する場合、障害物に刃が接触し跳ね返るキックバックや飛び石の危険性の少ない「バリカン型」がおすすめです。騒音が少なく、障害物の多い庭でも安心して使用できます。


草刈りを楽にする便利グッズ

前述のとおり、草刈りの基本道具として鎌・ハサミ・鍬・草刈機が挙げられます。これらがあれば草刈りはできますが、以下のような便利グッズもあると作業効率がアップします。

腰掛け用カート/集草バッグ/レーキ(熊手)/テミ

以下で、それぞれの特徴を解説します。


腰掛け用カート

腰掛け用カートは、低い姿勢で行うことが多い草刈り作業を座ってできる便利グッズです。さらに、そのまま移動もできる優れモノです。

かがんだ姿勢での草刈りは、腰や膝など体に大きな負担がかかり、作業がおっくうに感じてしまいます。腰掛け用カートを導入すれば、体への負担が軽くなり、作業効率も上がるでしょう。

カートの中にモノを収納できるタイプなら、必要な道具や水筒などを入れながら移動でき、いちいち取りに行く手間もかかりません。種類によって座面の高さも違うので、ご自身にぴったりのモノが選べます。


集草バッグ

集草バッグは、たくさんの草を集めることが可能で、さまざまな形状のモノがあります。

中には、使用後はコンパクトに折りたたみ、スッキリ収納できるモノもあるため持ち運びに便利です。広範囲を草刈りする方に、ひとつあると便利なアイテムといえるでしょう。


レーキ(熊手)

扇のように並んだ爪で刈った草をかき集めるのがレーキです。ひとかきで多くの草を集められるため、広範囲に草刈りをしたあとの片付けを楽にしてくれます。

草刈りの効率をアップさせたいなら、片付けの効率が上がる道具も活用するとよいでしょう。


テミ

レーキと一緒に使いたいのがテミです。テミの使い方はちり取りと同じで、集めた草をゴミ袋へ入れやすくします。

集めた草をこぼさずゴミ袋にいれるのは難しいものですが、テミを使えば楽に草をゴミ袋にいれることができます。


草刈りの手順とやり方の基本

草刈りには2種類の方法があり、刈る長さによって違いがあります。これは雑草の特性の違いを利用して生長をコントロールするためです。

以下で、具体的な方法やメリットを紹介します。

地際刈りのやり方

地際刈り(じぎわがり)とは、地面に近いところから草を刈り取る方法です。「生長点」が高い位置にある広葉雑草を除草する際に適しています。

生長点とは、細胞分裂が盛んな箇所のことで、ここを断つと草は生長ができなくなり、枯れやすくなります。

高刈りのやり方

一方で、高刈り(たかがり)はイネ科雑草の生長を抑える目的で行われる草刈りの方法です。

生長点が低い位置にあるイネ科雑草は、地際刈りをしてもすぐに再生します。さらに、イネ科雑草は生長が早いため、頻繁に草刈りが必要になる可能性があります。

このような状態にならないために、あえて広葉雑草の生長点を残したまま刈るのが高刈りです。広葉雑草は生長点を残して刈られると横に広がって生長する性質があります。広がった葉はイネ科雑草に降り注ぐ日光を遮るため、イネ科雑草の生長の抑制が期待できます。

なお、ツタ類は広がると厄介なので、小さいうちに根元から刈り取っておきましょう。

草刈りにおすすめの時期・タイミング

草刈りに適した時期は年に3回あります。6~7月、9~10月、11~12月にそれぞれ行うと雑草が伸びすぎず、草刈りの負担が軽くなります。草によっては、種が飛散すると翌年も生えてしまうため、なるべく開花前に行うのがよいでしょう。

また、草の状態を左右する天気のタイミングを見極めることも重要です。

晴天が続いたあとは、草がしなっとして道具に絡みやすく刈りにくくなります。また、雨の直後は足元がぬかるんでいたり、草が雨に濡れて重くなっていたりする状態です。そのため、草刈りは草が乾いた頃が、スムーズに作業を進められるよいタイミングです。

草刈りに適した衣類

雑草で肌を切ったり、虫に刺されたりしないためには、長袖長ズボンで肌を露出しない衣類で草刈りをするのがベストです。足元も肌が出ないように靴下と長靴やスニーカーを履きましょう。虫刺され予防には、防虫スプレーや蚊取り線香なども準備します。刺された場合に備え虫刺され薬もあると安心です。

また、日中に作業を行う場合は、直射日光を避けられるつばの広い帽子をかぶるのがおすすめです。なお、夏場や長時間の作業になりそうな場合は、なるべく涼しい時間を選び、こまめに水分補給や休憩を取りましょう。

作業時は道具を使ったり、草を運んだりするため手袋の装着が必須です。手のひらに滑り止めがついた背抜き手袋なら、通気性に優れるため蒸れることなく快適に作業ができます。

草刈機を使用する場合は、保護具(メガネ・ゴーグル)を着用しましょう。花粉症などの心配がある場合はマスク着用をおすすめします。

草刈りの衣類は動きやすさが肝心です。通気性や快適性のよい素材の衣類を選んで作業しましょう。

効率的な草刈りのコツと楽な方法

草刈りを効率的に進めるには、作業の進め方や体の使い方にコツがあります。正しい方法を知ると、体への負担を減らしながら短時間で作業を終えられるようになるでしょう。

以下でポイントを解説します。

作業姿勢を意識する

草刈り作業では、中腰で作業することが多くなりやすいため、腰に大きな負担がかかります。

体への負担を減らすには、上体を倒すのではなく、膝を曲げてしゃがみ込む姿勢をとりましょう。足幅を肩幅程度に開き、しっかり両足を地面につけると体全体のバランスが改善され、腰への余計な負担を防げます。

また、長時間同じ姿勢で作業を続けると腰に疲労がたまるため、適宜休憩を取り、背中を伸ばしたり、軽いストレッチで腰回りをほぐしたりすることが重要です。

腰痛の兆候がある方には、座ったまま移動できる草刈り用の椅子を使用することもおすすめです。足腰への負担を大幅に軽減でき、作業が楽になります。

下から上に向かって刈る

上から刈ると刈った草が下にたまり、まだ刈っていない草に覆いかぶさって作業効率が落ちてしまいます。そのため、傾斜がある場所では、下から上に向かって草刈りを進めましょう。

直線に草刈りができたら、隙間なく隣のラインを刈っていくと効率的です。草刈り前には、地面に落ちているビニール袋やひもなどのゴミをあらかじめ取り除いておくことも重要です。これらが草刈機に絡むと故障やけがの原因となります。

また、障害物の周りは草刈機を使わず、手作業で処理しましょう。作業後は刈った草を放置せず、熊手やレーキで集めて速やかに処分します。

刈った草を集める方法と処理のコツ

前述のとおり、刈った草を集めるには、レーキ(熊手)を使うと効率的です。爪がたくさんついており、広範囲の草を素早くかき集められます。

大容量の折りたたみ式集草バッグがあれば、集めた草の移動や保管も楽になります。

処分する際は、まず天日干しで草を乾燥させましょう。水分が抜けると、重量と容量が減り、運搬やゴミ出しの負担が軽減されます。ただし、乾燥時は、ビニールシートのうえで干すことが重要です。土のうえで干すと、生命力の強い雑草が再び根付いてしまうおそれがあります。

乾燥後は自治体の指定する方法で可燃ゴミとして処分するか、40cm程度の深さに穴を掘って土に埋める方法もあります。

草刈りせずにすむ方法

効率的な草刈りのコツと楽な方法を紹介しましたが、草刈りをしたくないという方もいるでしょう。以下では、草刈りをしなくてもよい方法をお伝えします。取り入れやすい方法から試してみてください。

除草剤をまく

除草剤には、生えている雑草を枯らすモノと、雑草が生えるのを抑制するモノがあります。また、除草剤散布後の土壌への影響も薬剤によって異なります。

使用前には、必ず効果や持続性とあわせて注意点も確認してください。人によっては除草剤の使用に不安を感じるかもしれません。正しい使用方法を守れば、雑草が生えにくい快適な環境づくりの味方になるでしょう。

グランドカバープランツを植える

グランドカバープランツとは、地面を覆うように生える植物のことで、雑草の繁殖を防ぎます。植えっぱなしでも手間がかからない種類が多く、比較的取り入れやすい方法です。

地表を密に覆い、地中にある雑草の種や飛来する種の発芽を抑制できます。葉の色や形、花が咲くモノなどさまざまな種類から選べるため、ガーデニングとしてもおすすめです。

業者に依頼する

草刈りをご自身でしたくない時やできない時などは、業者への相談もおすすめです。

業者に依頼すると、ご自身で道具を用意する必要もなく、草刈りに時間を費やす必要もありません。草刈りから片付けまですべてを任せられ、さらに刈り終えたあとのゴミの処理もお願いできます。

草刈りを業者に依頼するならダスキンへ!

今回は、草刈り道具の選び方やおすすめの道具・便利グッズを紹介しました。草刈りをできるだけ楽に行うには、作業姿勢を意識し、傾斜面では下から上に向かって刈ることが大切です。

ただし、草刈りの手間をできるだけかけたくないと考える方もいるでしょう。そんな時は、「草刈りサービス」をはじめとしたダスキンのサービスを利用するのがおすすめです。

庭に対する幅広いご要望にダスキンのプロのスタッフがさまざまなサービスで応えます。草刈りの手間を減らしたい方は、ぜひダスキンに相談してください。

広範囲の草刈りを刈り払い機(カルマー)を使って、根元から刈り取りキレイな庭にします。

なお、一時的に美観はよくなりますが、根が残っているため再度草が発生します。美観を守るため、定期的な除草が必要です。

草刈りサービス

庭木や芝生を枯らすことなく、雑草だけが目立たなくなるサービスです。年3回の定期管理による薬剤散布によって雑草だけの生長を抑えられます。

お手入れに手間がかかる芝生や庭木まわりも、ダスキンのサービスなら雑草の悩みを気にせず庭の景観を楽しめます。

雑草が目立たないサービス

サービス実施後 約8カ月

草刈り鎌を使い、草抜きを手作業で根から抜くサービスです。

草抜きにより一時的に美観はよくなりますが、根は完全に除去できず再度発生します。また、鳥や虫、雨風などで種子が運ばれ発芽することがあるため、美観を守るためには、定期的な除草が必要です。

草抜きサービス

雑草の発生を抑える防草シートを敷き込み、上に化粧石を敷いて仕上げます。シートと石のダブル効果で、雑草を長期間にわたって抑制するとともに庭の景観が高まります。

また、防草シートは透水性・通気性があり、お庭の水はけを損なわず水たまりができる心配はありません。

防草シート施工サービス

雑草との戦いに打ち勝つ秘策!