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大阪市のなかでも特に人口密度の高い区が、大阪市城東区です。

淀川と大和川から運ばれてきた土砂の堆積により陸化し、生まれたのが現在の城東区のある一帯です。この地域はかつて上町台地の東側という立地から難波江や難波潟と呼ばれていたこともあります。

平安時代以降、京都と大阪を結ぶ交通の要所となり、摂関家の荘園支配や大坂冬の陣など、多くの歴史的事件がこの地で繰り広げられました。その名が示すとおり、大阪城の東に位置しており、寝屋川や第2寝屋川、城北川、平野川など多くの河川が区内を流れています。

明治時代初頭、この地に工場が進出し始めると労働者たちが集まり始め人口が順調に増加していきます。その結果、商店も集まり、この地はやがて工業地帯の下町として発展していったのです。

昭和末期から平成にかけては工業から商業に重点が移り、工場が郊外に移転した跡地には高層マンションや商業施設が建設されました。

城東区は鉄道網も非常に発展した地域です。そのなかでも京橋駅は3社5線が交差する大阪市内でも屈指の交通ハブとして機能しています。

また、地下鉄の蒲生四丁目駅周辺には商業施設が集中し、区役所も近いです。そのため多くの金融機関が立地すると同時に、駅前にはレトロな雰囲気を漂わせる城東商店街があるなど、この地域の特徴をよく示しています。

大阪市城東区の現在(令和5年)の人口は男性が79,319人、女性が88,210人の合計167,529人です。世帯数は84,077世帯となっています。
出典：区の統計 - 大阪市城東区ホームページ

城東区の見どころ

大阪市城東区で見どころの名所・旧跡のなかでも特に注目したいのが長い歴史を持つ2つの神社です。

城東区に来たら最初に訪れたいのが、城東区成育5丁目にある｢関目神社｣です。

こちらは須佐之男尊を祭神とし、豊臣秀吉の大坂城築城の際、大坂の鬼門にあたるこの地に毘沙門天王と牛頭天王を勧請し、鬼門鎮護の神として小祠を建立したのが始まりと言われています。

過去には台風や水害による被害を受けましたが、そのたびに復興を遂げ、現在の神殿は1977年に建て直されたものです。
出典：関目神社

もう一つは城東区今福南2丁目にある｢皇大神宮｣です。

天照皇大神を祭神とし、神宮様と称して崇敬を受けてきたこの神社は桃山様式の風雅な流造の社殿が特徴的です。その設計は大阪城の建築にも携わった古川重春氏によるものと伝えられています。

神社自体の歴史は古く、平安時代末期に摂津国今福村が開発された際に始まったと伝えられています。境内には古い石碑があり、その外観とともに歴史を今に伝えています。
出典：皇大神宮（こうたいじんぐう） - 大阪府神社庁

城東区で利用できるリフォーム関係の補助金

大阪市城東区でリフォームを検討されている場合、条件に当てはまれば大阪市の実施する補助金を利用できる可能性があります。

大阪市には民間戸建住宅等を対象とした耐震診断・改修等を補助する制度があります。この補助制度は地震に強い安全・安心のまちづくりの一環として民間住宅の耐震化率の向上を目指し、耐震診断や耐震改修設計、耐震改修工事、および、耐震除却工事に要する費用の一部を補助するという内容です。

ただし、外壁改修工事や屋根改修工事のみを行う場合は補助の対象外となるので注意してください。一方、壁補強工事と一緒に行う工事、たとえば、外壁のひび割れ補修や屋根の軽量化などについては耐震性向上に直結する改修とみなされるため補助対象となる可能性があります。

城東区のリフォーム補助金の対象と申請可能な条件

補助対象となるのは以下の条件を満たす民間戸建住宅等に限ります。

第一に、対象となる住宅が大阪市内に位置していることです。城東区でのリフォームであればこの条件は問題ないでしょう。加えて建築されたのが平成12年5月31日以前という条件があります。つまり、それ以降に新たに建築された住宅の場合、リフォームを行っても補助金の対象外ということですので注意しましょう。

また、もし住宅が店舗等の用途を併せ持つ併用住宅に該当する場合、建物の半分以上の床面積を住宅として使用していることが求められます。

さらに条件は続きます。過去に国や大阪府、大阪市の同様の補助制度を利用し、すでに改修が施されている住宅は対象外です。また、申請者の年間所得が1,200万円以下であることも条件になります。

加えて市民税、固定資産税、都市計画税等の滞納がないことも補助金の給付条件です。

次に、この補助金を申請できる人についてです。具体的には以下の3つの条件のうちいずれかを満たす場合に限ります。

一つは建物所有者です。つまり、補助金を申請する物件を所有している人、その家が自分の名前で登録されている人が対象となります。

所有者以外でも補助金を申請する物件の所有者の配偶者、もしくはその親や子供も申請可能です。要は家族が同じ家を共有している場合、その家族の一員であれば所有者でなくても補助金を申請できるということです。

もう一点、現時点で住宅を所有していなくてもこれから自分で新たに家を買い、その家に住もうと考えている人であれば補助金を申請できます。

大阪市城東区でリフォームを検討されるなら一度、この補助制度を活用できるかどうかも検討してみましょう。ただし、具体的な工事内容によっては適用外となる場合もありますので詳細は必ず関連窓口にお問い合わせください。
出典：民間戸建住宅等の耐震診断・改修等補助制 - 大阪市ホームページ

城東区の皆様へ 廊下の床がギシギシする原因に関するご案内

廊下の床がギシギシする原因として床下地のゆるみが考えられます。床下地がゆるんでいる場合、歩行や重量によって床材が動き、ギシギシ音がします。床下地のゆるみは建物の年数や不適切な施工、経年劣化などが原因となることがあります。

また、乾燥した床材が原因である場合もあります。床材自体が乾燥していると、材料の収縮や変形により音が発生することがあります。特に木製の床材は湿度の変化に敏感で乾燥した環境では収縮しやすくなります。

床材の取り付け不適切に行われた場合、例えば、接着剤や釘の異常な使用や不十分な固定が原因で音が発生することがあります。適切な施工方法や、材料の使用が重要になります。

床下地が平らでない場合や不均一な場合に、床材が歪んでしまい、音が発生する可能性があります。下地の改修や均一化といった対策が必要な場合もあります。

湿気や水の影響も考えられます。床材や下地に水が入ることで膨張や変形が生じ、床が不安定になり、ギシギシと音が鳴ることがあります。特に湿度の高い環境や水回りの近くでは水の影響が顕著です。

廊下の床をDIYで張替えるには？

傷んだ廊下の床を、DIYで張替えることもできます。まず、床の下地を点検し、状態を確認しましょう。床下地が不均一な場合は修正が必要です。また、床の表面にざらつきや凹凸がある場合は必要に応じて研磨や平坦化を行います。

床を張替えるために、古い床材を完全に取り除きます。釘や接着剤を取り除き、床面を平滑にします。床材の取り付け方法は使用する材料によって異なりますので各製造元の指示に従ってください。新しい床材は好みや予算に応じた材料を選択します。購入する前に床の面積を正確に測定し、必要な量を計算しておきましょう。

床材を取り付けたら周囲や接合部分を巾木などで整えて仕上げます。施工後は適切な方法でメンテナンスを行ってください。

廊下の床の張替えのポイント

床を張替える際にはいくつかのポイントに留意することが重要です。まずは建物の構造や下地の確認が大切になります。床の下地や構造を点検し、問題や不均一性がないか確認しましょう。

正確な計測と材料の選択も重要です。床の面積を正確に計測し、必要な材料の量を計算しておきましょう。材料の選択では耐久性、デザイン、予算、施工の容易さなど、自身のニーズに合った床材を選ぶことが重要です。

安全な作業環境の確保も大切になります。DIY作業を行う際には安全を最優先に考えましょう。作業中は手袋、メガネなどを使用し、作業エリアを整理し、転倒や怪我のリスクを最小限に抑えるようにしましょう。作業が複雑で専門的な知識や技術が必要な場合は専門家に相談することをおすすめします。

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