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大阪は太平洋に面した豊かな地形に広がる日本を代表する大都市です。

その起源は古代に遡り、5世紀頃にはすでに繁栄を見せていたことがわかっています。当時の大阪は難波宮が位置していた地として知られ、海上交通の要所として中国大陸や朝鮮半島との交易の中心地として栄えていました。

中世に移ると、現在の大阪城の地に石山本願寺が建設されました。この寺院は商人や職人の町を抱え、一大勢力となりました。堀や囲壁に囲まれた石山本願寺は大阪城とも称され、戦国大名達と連携して織田信長と10年以上も抵抗したことで知られています。

近世に入ると、大坂城を築いた豊臣秀吉が登場します。彼は大阪を基盤として日本全国を統一しました。そしてこの地を海運・水運の中心地とする一方で多くの商人を招き寄せ、産業の集積と国際交易を推進したのでした。

江戸時代には大阪は｢天下の台所｣と呼ばれます。全国から特産品が集まり、大阪からはさまざまな商品が全国に送られました。また、町人文化の発祥地でもあり、歌舞伎や文楽、人形浄瑠璃などが民衆の間で流行しました。

近現代に突入すると、明治から大正にかけて工場が続々と建設され、産業革命が進行しました。大阪は工業生産量日本一の都市として発展し、｢大大阪｣と称されるほどの繁栄を遂げたのです。現在も我が国有数の大都市であり、令和5年7月現在の人口は276万人を超えています。
出典：推計人口・人口異動 - 大阪市公式ホームページ
出典：大阪市（おおさかし）の歴史（れきし） - 大阪市公式ホームページ

大阪市の観光スポット

大阪城天守閣は豊臣・徳川時代の頃から続いている3代目のものです。市民の寄付金により昭和6年(1931)に復興されました。復興から100年近くの時間が経過し、国の登録文化財にも指定されています。大阪城天守閣はその立派な外観とともに、大阪の歴史と文化を伝える重要な観光地です。
出典：大阪城天守閣

大阪市中央公会堂は大阪市北区中之島にある公会堂です。ネオルネッサンス様式の美しい外観が目を引きます。大阪市民、岩本栄之助氏の寄附から1918年に竣工されました。以来、オペラやコンサート、講演会など、大阪の文化・芸術の発展と密接に関係しています。その美しい外観と内部意匠が評価され、2002年には国指定の重要文化財にもなりました。現在も市民の活動拠点として多くの人たちに利用されています。
出典：大阪市中央公会堂

大阪港に位置する大型の水族館が海遊館です。環太平洋の生態系を再現した巨大水槽が特徴でジンベエザメなどの大型海洋生物の展示が人気があります。規模は日本国内で3位以内、世界でも上位に入る水族館です。
出典：海遊館

大阪市の耐震改修の補助金

大阪市では地震に対する安全対策を推進するための補助金制度が設けられています。この制度の狙いは令和7年度までに民間の住宅の地震対策を95パーセントまで高めることです。補助が適用されるのは地震対策の診断、設計の改善、また、実際の改修工事にかかった費用です。

補助金を受けることができるマンションは大阪市内に位置し、民間が所有する共同住宅です。木造ではなく3階以上の高さがあることも条件になっています。加えて店舗やオフィスなどで使用している場合、全体の床面積の半分以上を住居として使用していることも条件です。

さらに、建築許可を受けたのが1981年5月31日より前の建物であり、検査を通過している建物のみが対象となります。また、耐震改修の設計については公的な機関から評価や判断を受けていることが求められます。

補助金の額は補助の各項目で設定されている上限額と、費用に補助率をかけて算出した金額のいずれかの、低い方が適用されます。

具体的には地震対策の診断と設計改善については補助率が3分の2で住宅1棟につきそれぞれ200万円と300万円が上限です。

地震対策の改修工事については補助率が23パーセントです。住宅1棟につき設定されている上限額は3,000万円となっています。

なお、申請の締め切りが補助の内容によって異なるので注意してください。

補助金を申請できるのは大阪市内の民間マンションのオーナー、もしくは管理組合です。またはその建物を購入する予定がある人も申請できます。

申請の手続きについては大阪市都市整備局の窓口に電話でお問い合わせください。郵送などの申請の詳細を教えてくれます。
出典：民間マンションの耐震診断・改修補助制度 - 大阪市公式ホームページ

大阪市の空家の利活用を促進するための補助金制度

大阪市では空家の利活用を促進するための改修補助を行っています。使用されていない空家を、地域の役に立つ存在に変えることを目的とした制度です。

対象となるのは空家であり、かつ、地域貢献活動に利用したり住宅の耐震性能を強化したりするための改修が必要な建物です。ただし、外壁や屋根のリフォームだけの場合はこの補助金制度の対象外となっています。

この補助事業には2つのカテゴリーがあります。

1つ目は住宅再生型です。省エネルギー化やバリアフリー化などのための改修を対象としています。このタイプでは改修後に家を住宅として利用することが条件です。

2つ目は地域まちづくり型といって高齢者のサロンや子ども食堂のような地域コミュニティの役に立つ施設に改修する場合の補助制度です。ただし、こちらで補助を受けるには事前に各区役所との協議が必要となります。
出典：空家利活用改修補助事業 - 大阪市公式ホームページ

大阪市の皆様へ 自分でもできる小さなフローリング傷の補修方法に関するご案内

日常のちょっとした動きの中で食器を落としたりイスを引きずったりするなどしてどうしてもフローリングに傷が付いてしまうことがあります。また、経年劣化で表面が傷んでくることもあります。そのままにしていると見た目が悪いのでぜひとも補修したいところです。市販の補修キットを活用すれば、小さな傷であれば自分でも直せますのでチャレンジしてみましょう。

たとえば、窓周りなどは日光や水分のせいで表面が毛羽立ってくることがあります。このようなケースではサンドペーパーとカッター、補修キットで直すことができます。まず、毛羽立っている部分をカッターで切り取り、サンドペーパーでならします。その上で雑巾や歯ブラシなどを使って削りカスを取り除くと共に、表面を平らにします。その後、補修キットの塗料を少し盛り上げるくらいに多めに塗ります。そして補修キットに付属しているスクレーパーやサンドペーパーなどを使って盛り上がっている部分を少しずつならして平らになるようにします。

擦り傷についても基本的には同じ手順で補修できます。傷周りにささくれが付いていることもありますので軽くサンドペーパーでこすって表面を滑らかにします。そこに補修キットの塗料を多めに塗って周りよりも盛り上がるようにします。その後、付属のスクレーパーとサンドペーパーで周りと同じ高さにしたら完了です。

その他のフローリング傷の補修方法

よくある毛羽立ちと擦り傷は上記のように補修キットで直せますが、他の傷はそれだけでは対応できないことがあります。たとえば、重いものを落としてしまった時などにできる凹みです。フローリングは割れておらず、そのまま凹んでいるだけの状態であれば、アイロンと布を使って補修できることがあります。まず、布に水を含ませてそのまま凹みのある部分に置きます。その上にアイロンをかけることで蒸らしていきます。温度と蒸気でフローリング材がふくらんで元通りになります。この時の注意点はあまり広い面積にアイロンを当てるのではなく、できるだけ凹みの部分とその周りだけに当てるようにすることです。また、一度やっても効果がない場合、縫い針などを使って凹みの部分に小さな穴を開けて再度試します。穴から蒸気が入りやすくなって直る可能性が高くなります。

フローリング自体が浮いてきているもしくは剥がれている場合は接着剤を使う必要があります。浮いている部分をヘラなどで少し隙間を作り、その中に瞬間接着剤を流し込みます。そして上から圧力をかけて貼り付けます。何か重い物を置いて数時間放置すると良いでしょう。

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