猫の換毛期はいつ?室内飼いの場合は異なる?適切なお掃除方法も紹介
2026年8月3日

猫を飼っていると、季節の変わり目に抜け毛が増えて驚いた経験を持つ方は多いでしょう。猫には「換毛期」と呼ばれる毛の生え替わりの時期があります。
抜け毛をそのままにしておくと、部屋中に毛が広がってお掃除の手間も増えてしまうため、換毛期は普段より丁寧なケアが大切です。
本記事では、換毛期の時期や抜け毛対策、ブラッシング、お掃除の方法を解説します。換毛期のケアやお掃除方法を詳しく知りたい方は、最後までご覧ください。
目次
猫の換毛期はいつからいつまで?
猫の換毛期は春と秋の年2回あり、日照時間や気温の変化によって毛の生え替わりが促される生理現象です。

室内飼いの猫でも換毛期のケアは欠かせないため、時期や対策をしっかり把握しておきましょう。
以下では、換毛期について詳しく解説します。
猫の換毛期は春と秋に訪れやすい
猫の換毛期は一般的に春(3〜5月)と秋(9〜11月)の年2回あり、春は厚みのある冬毛から通気性に優れた夏毛へ、秋は夏毛から保温性の高い冬毛へと生え変わります。
特に春は抜け毛の量が多くなるため、念入りなケアが大切です。
換毛期の抜け毛の量は通常時と比べてかなり増えることがあり、毛量が多い猫やダブルコートを持つ猫種は顕著に量が増えます。
ダブルコートの代表的な猫種は以下のとおりです。
- アメリカンショートヘア
- スコティッシュ・フォールド
- ノルウェージャンフォレストキャット
- ペルシャ
一方、ベンガルやシンガプーラなどシングルコートの猫種は、季節による毛量の変化が穏やかで、換毛期がはっきり出にくい点が特徴です。
毛が抜けにくい猫種についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶関連記事:毛が抜けにくい猫とは?種類や特徴、抜け毛をお掃除するコツも紹介
室内飼いの猫は換毛期がはっきり現れないことがある
室内飼いの猫はエアコンや暖房によって室温が安定しているため、屋外の猫のように季節の変化を感じにくく、換毛期がはっきり現れないことがあります。
換毛期が不明確になりやすいおもな理由は、以下のとおりです。
- 室内の気温がほぼ一定で季節感が薄れやすい
- 夜間の照明により体内リズムが自然の日照サイクルとズレやすい
年間を通じて抜け毛がゆるやかに続く猫も多いため、換毛期以外でも日常的なブラッシングとお掃除を続けることが大切です。
猫の換毛期に起こりやすいトラブル
換毛期は抜け毛が増えるため、猫自身の体に影響を及ぼすトラブルが起きやすくなります。以下では、換毛期に特に注意が必要な2つのトラブルを解説します。
- 飲み込んだ毛が体内で固まる毛球症
- 毛玉やもつれによる皮膚への負担
放置すると換毛期の体調管理につながるおそれがあるため、早めの対策が大切です。
飲み込んだ毛が体内で固まる毛球症
猫はグルーミングの際に毛を飲み込む習性があり、換毛期には飲み込む毛の量が増えることで毛球症が起こりやすくなります。
日頃からこまめなブラッシングを行い、飲み込む毛の量を減らすことが大切です。ブラッシングの習慣をつけることで毛球症のリスクを下げることにつながります。
気になる症状が続く場合は、早めに動物病院に相談しましょう。
毛玉やもつれによる皮膚への負担
換毛期に抜けた毛が皮膚に絡まって毛玉になると、皮膚トラブルが起こりやすくなります。猫は被毛で皮膚が覆われているため、毛玉や被毛のもつれに気づきにくい点に注意が必要です。
こまめなブラッシングで毛玉の形成を防ぎ、皮膚の状態も併せて確認する習慣をつけましょう。
猫の換毛期における抜け毛対策

換毛期は通常よりも大量に毛が抜けるため、日々のケアで体についた抜け毛を早めに取り除きましょう。以下では、抜け毛対策を3つ解説します。
- ブラッシングで体についた抜け毛を減らす
- シャンプーや濡れタオルで浮いた毛を落とす
- サマーカットで湿気の影響を抑える
適切な対策を取ることで、部屋への抜け毛の広がりを抑えられます。
ブラッシングで体についた抜け毛を減らす
ブラッシングは抜け毛が体から落ちる前に取り除く対策であり、換毛期は通常よりブラッシング頻度を上げましょう。猫種別の目安は以下のとおりです。
- 短毛種:通常時は週2〜3回、換毛期は1日1回
- 長毛種:通常時は1日1回、換毛期は1日2回
猫に負担をかけないよう、1回あたり3〜5分程度を目安に行うことをおすすめします。
耳の後ろ・脇・しっぽのつけ根など、毛が絡まりやすい箇所は特に丁寧にブラッシングすると、毛玉の発生を防ぎやすくなります。
シャンプーや濡れタオルで浮いた毛を落とす
ブラッシングだけで取り切れない浮いた抜け毛は、シャンプーや濡れタオルで体を拭くことで落とせます。猫種別のシャンプー頻度の目安は以下のとおりです。
- 短毛種:春と秋の換毛期に合わせて実施する程度でよい
- 長毛種:月1回程度を目安にシャンプーするとよい
シャンプーをイヤがる猫には、固く絞った濡れタオルや猫用シャンプーシートで全身を拭くだけでも浮いた毛を取り除けます。
シャンプー後は生乾きにならないよう、しっかり乾かしましょう。
サマーカットで湿気の影響を抑える
サマーカットとは、バリカンで全体あるいは一部の毛を短く刈るトリミングのことで、長毛種や抜け毛の多い猫への対策のひとつです。
サマーカットのメリット・デメリットは以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 抜け毛の量が減る 暑さ対策になる |
| デメリット | 毛が生えそろうまで半年〜1年かかる場合がある トリミング中のストレスがかかる 皮膚が直接日光にさらされる |
サマーカットを行う場合は、冬までに毛が生えそろうよう、早めにトリミングサロンに依頼するのが望ましいです。
ただし、すべての猫に必要なわけではないため、メリットとデメリットを十分に理解したうえで検討しましょう。
猫の換毛期におけるブラッシング方法
ブラッシングは毛の種類や長さに応じたブラシを選ぶことで、抜け毛を効率よく取り除けます。以下では、短毛種と長毛種それぞれに適したブラシと使い方を解説します。
- 短毛種はラバーブラシが抜け毛を取りやすい
- 長毛種はスリッカーブラシが毛を整えやすい
適切なブラシを使うことで猫への負担を減らしながら、毛玉の予防にもつながります。
短毛種はラバーブラシが抜け毛を取りやすい
短毛種にはゴムやシリコン素材のラバーブラシが適しており、皮膚を傷つけずに抜け毛を取り除ける点が特徴です。
ラバーブラシは柔らかい素材のため、ブラッシングと同時にマッサージ効果も期待でき、猫がリラックスしやすくなります。
仕上げにコームを使うと毛並みを整えやすく、顔周りの細かい部分にも対応できるため、ブラッシングの最後に取りいれることをおすすめします。
長毛種はスリッカーブラシが毛を整えやすい
長毛種には細い金属ピンが並んだスリッカーブラシが適しており、絡まった毛をほぐして浮き上がった抜け毛を効率よく絡め取れます。
スリッカーブラシで毛をほぐしたあと、コームで仕上げると毛流れが整い、美しい毛並みを保ちやすくなります。
なお、毛玉が発生しやすい箇所は以下のとおりです。
- 脇からお腹にかけて
- 内股・太もものつけ根
- 耳の根元
毛玉が硬く固まっている場合は無理に引っ張らず、指先で少しずつほぐしてからブラシをいれると猫へのストレスを減らせます。
長毛種のブラッシングは、できれば毎日行い、換毛期は特に丁寧にケアすることで毛玉の予防につながります。
猫の換毛期におけるお掃除方法
換毛期は部屋の各所に抜け毛が広がりやすく、場所に応じたおそうじ道具を使い分けることでお掃除の手間を減らせます。以下では、場所別にそれぞれの抜け毛対策を解説します。

場所ごとの特性を理解し、適切なアイテムを選びましょう。
フローリングや床はフロアモップや掃除機で取り除く
フローリングや床の抜け毛には、静電気で毛を吸着するフロアモップやフロアワイパーが適しており、毎日さっとかけるだけで毛がたまるのを防げます。
モップやワイパーは掃除機のような大きな音が出ないため、猫を驚かせにくい点もメリットです。
掃除機は毛を一気に吸い取る際に活躍しますが、使う際はゆっくり往復させると吸引力が上がりやすくなります。
毛が絡まりにくいゴム製ヘッドの掃除機やコードレスタイプは取り回しがよく使いやすいため、猫を飼っている家庭では特におすすめです。
カーペットやソファはゴム手袋や粘着クリーナーで絡め取る
カーペットやソファなどの布製品についた抜け毛は繊維に絡まりやすく、モップやワイパー、掃除機だけでは取り切れないことがあります。
布製品の抜け毛には、ゴム手袋や粘着クリーナーが効果的です。ゴム手袋は手にはめてなでるだけでごっそりと毛が集まります。
ゴム手袋が使えない場合は、食器用スポンジで布製品をこすっても同様に毛が集まります。
粘着クリーナーは柄の長いタイプを選ぶと、腰を曲げずに前後に動かすだけでカーペットの毛も除去しやすくなります。
空気中に舞った毛はこまめな換気と空気清浄機で対処する
換毛期は軽く撫でるだけでも毛がふわふわと空中に舞いやすくなるため、床掃除だけでなく空気中に浮かぶ毛への対策も欠かせません。
空気清浄機は空気中を漂う毛やホコリをフィルターで吸着できるため、日常的に稼働させておくと毛の拡散を抑えやすくなります。
空気清浄機を選ぶ際は、集じんと脱臭の両機能を備えたモノで、フィルターのメンテナンスがしやすいタイプがおすすめです。
なお、換気を行う際は先に床の抜け毛を取り除いてから窓を開けると、毛の舞い上がりを抑えられます。
猫の換毛期における食事でのサポート方法

換毛期は被毛の生え替わりに体力を使うため、食事面からのサポートも猫の体調維持につながります。以下では、換毛期に意識したい3つの食事サポートを解説します。
- 良質な動物性タンパク質を含む食事を与える
- 毛玉ケア用フードで体内の毛を排出しやすくする
- 水分補給を意識して新鮮な水を常に用意する
日々の食事内容を見直すことで、換毛期を乗り越えやすくなります。
良質な動物性タンパク質を含む食事を与える
猫の被毛の約90%はタンパク質で構成されており、換毛期に新しい毛を生やすためには食事から十分な量の良質なタンパク質を摂取しましょう。
猫は絶対的肉食動物であるため、植物性ではなく鶏肉や魚など動物性由来のタンパク質を主原料としたフードを選ぶことで、被毛の材料となるアミノ酸を効率よく補給できます。
タンパク質に加えて、皮膚や被毛の状態を支えるオメガ3脂肪酸やビオチンなどの栄養素も換毛期に役立つため、総合栄養食として栄養バランスが整ったフードを選びましょう。
毛玉ケア用フードで体内の毛を排出しやすくする
毛玉ケア用フードには食物繊維が多く配合されており、腸の働きを助けることでグルーミングで飲み込んだ毛を便と一緒に体外へ排出しやすくする効果が期待できます。
毛玉ケアフードを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 適度な食物繊維が含まれている
- 消化のよい原材料を使用している
- 総合栄養食として栄養バランスが整っている
なお、毛玉ケアフードはあくまで予防のサポートです。猫は日常的に飲み込んだ毛玉を吐き出したり、急いで食べた直後に未消化のフードを吐き戻したり(吐出)することがあります。1度吐いただけで、その後も普段通りに過ごしており、食欲や元気がある場合は、生理的な現象であることが多いため様子を見ても差し支えないケースが一般的です。
しかし、「1日に何度も繰り返し吐く」「数日連続して吐く」「食欲や元気の低下を伴う」「吐瀉物に血が混じっている」といった異常な嘔吐が見られる場合は、病気のサインの可能性があります。自己判断せず、早めに動物病院を受診しましょう。
水分補給を意識して新鮮な水を常に用意する
猫はもともと水をあまり飲まない動物であるため、意識的に水分を摂らせないと慢性的な水分不足に陥りやすくなります。
換毛期には消化器の働きをスムーズに保つためにも、十分な水分補給が必要です。
水分が不足すると腸内の動きが鈍くなり、飲み込んだ毛が排出されにくくなることで毛球症のリスクが高まるため、常に新鮮な水を複数か所に用意しましょう。
猫の換毛期に備えるならダスキンの「ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)」
前述したとおり、猫の換毛期には抜け毛の量が増えるため、こまめなお掃除が重要です。
ダスキンのおそうじ道具は、長年の研究によりモップに加工した吸着剤技術や撚糸技術、紡績技術などでラクに部屋をキレイに保つことができます。
猫の毛をラクに手間なくお掃除したい方には、ダスキンの「ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)」がおすすめです。
ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)はペット用フロアモップに加え、ハンディモップとモップクリーナーの3点をセットでレンタルが可能です。
ペット用フロアモップはダスキン独自のうねうねとしたパイル構造と吸着剤でペットの抜け毛やホコリをしっかり吸着します。さらに、モップに付着したアレル物質(犬・猫の唾液、フケ、毛、皮脂)の活動を抑える効果のある吸着剤を使用しています※1※2※3。
専用のクリーナーをセットでレンタルでき、集めた抜け毛はクリーナー下部で吸引して紙パックの中に回収します。加えて、4週間に1度モップ部分を交換するため、常に清潔な状態のモップを保てます。
2週間無料でおためし可能なため、効果を実感してから継続を決められます。手間なく猫の毛をお掃除して部屋のキレイを叶えたい方は、ぜひペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)をご利用ください。
- ※1吸着剤は、安全性に配慮した成分を使用しています。
- ※2試験機関:ダスキン開発研究所/試験方法:吸着剤を塗布したペット用モップのパイルにアレル物質(犬由来(Can f1)、猫由来(Fel d1))抽出液を添加し、24時間後のアレル物質量をELISA法にて測定。
- ※3実使用の環境や条件により効果は異なります。
ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)
- ※おためしが一部対応できない地域があります。
- ※おためし期間は地域によって異なる場合があります。また、商品の手配や回収、混雑状況により短くなる場合があります。
- ※おためし商品に限りがあるため、お届けに日数を要する場合があります。
- ※現在ご使用中、または過去おためしされた同一商品のおためしは原則お断りしております。
- ※おためしのお申し込みは1商品につき1点までとさせていただきます。
猫の換毛期はこまめなブラッシングとお掃除で対策しよう
猫の換毛期は春と秋に訪れ、室内飼いの場合は一年中抜け毛が続くこともあります。
短毛種にはラバーブラシ、長毛種にはスリッカーブラシと、猫の毛質に合ったブラシを選んで定期的にブラッシングを行うことが、毛玉や飲み込む毛の量を抑えるケアにつながります。
お掃除は床にはフロアモップやフロアワイパー、布製品にはゴム手袋や粘着クリーナー、空気中に舞う毛には空気清浄機を活用するなど、場所に合わせた方法で対処しましょう。
換毛期の床掃除をラクに続けたい方には、ダスキンの「ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)」もおすすめです。まずは、2週間の無料おためしから始めてみてはいかがでしょうか。
ペット用おそうじモップセット+シュシュ(モップ掃除3点セット)
- ※おためしが一部対応できない地域があります。
- ※おためし期間は地域によって異なる場合があります。また、商品の手配や回収、混雑状況により短くなる場合があります。
- ※おためし商品に限りがあるため、お届けに日数を要する場合があります。
- ※現在ご使用中、または過去おためしされた同一商品のおためしは原則お断りしております。
- ※おためしのお申し込みは1商品につき1点までとさせていただきます。
本コラムでご紹介した
商品・サービス










