猫の抜け毛の原因は換毛期だけじゃない？対策方法や効率的なお掃除のコツも紹介！

猫と暮らしていると、猫の抜け毛が部屋の床にたまったり衣類についたりして悩む方が多いでしょう。床に落ちた抜け毛を放置すると、愛猫だけでなく一緒に暮らす飼い主にも悪影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、猫の毛が抜けやすくなる原因や抜け毛を減らす対策・お掃除のコツを解説します。愛猫の抜け毛で困っている方は、ぜひ参考にしてください。

猫に抜け毛が起こる原因とは

猫に抜け毛が起こる主な原因は、以下の4つが挙げられます。

• 換毛期
• ストレス
• 栄養不足
• 皮ふ病

それぞれの原因を詳しく解説します。

換毛期

猫には、春から夏、秋から冬にかけて毛が生え変わる「換毛期」があります。換毛期とは、猫が気温の変化に合わせて体温を調節するための仕組みです。

猫は毛の構造の違いにより「シングルコート」と「ダブルコート」の2種類に分かれます。シングルコートは、年間を通して徐々に毛が生え変わるタイプで、ベンガルやメインクーンなどの猫種です。

一方、ダブルコートは毛が二層構造になっており換毛期には普段の10倍ほど毛が抜けるケースも存在します。ダブルコートの代表的な猫種はロシアンブルーやアメリカンショートヘアなどです。

ストレス

換毛期以外にも、猫はストレスによって抜け毛が増えます。ストレスの原因の一例は、以下のとおりです。

• 環境の変化
• 大きな音
• 運動不足
• トイレやエサ皿の汚れ

抜け毛を防ぐだけでなく健康面を考えても、愛猫にストレスがかかっている状態は避けるべきです。猫はストレスを感じている時に以下のような行動を起こします。

• グルーミングの頻度が極端に増える
• トイレ以外の場所で排泄する
• 攻撃的になる

上記の行動に心当たりがあれば、愛猫が過ごしやすいよう環境を見直し、必要に応じて動物病院に相談しましょう。

栄養不足

猫の体に必要な栄養が不足すると、抜け毛の原因につながります。

好き嫌いが多い猫の場合は栄養が偏りやすく、毛ヅヤが悪くなったり抜け毛につながったりします。

健康な皮膚や毛を保つためには、栄養バランスが整ったキャットフードを中心に食べさせ、偏食気味の場合は獣医師に相談の上タンパク質やビタミンなどを補うようにしていきましょう。

皮ふ病

皮ふ病が原因で抜け毛が増える場合もあります。皮ふ病のおもな原因は以下のとおりです。

• アレルギー
• アトピー
• 寄生虫
• 感染症

アレルギーやアトピーの原因は、食べ物や花粉・ハウスダストなどです。

また、ノミやダニなどの寄生虫が猫の体につくと、激しい痒みが生じ、体を引っ掻くことで毛が抜けやすくなります。

さらに、感染症の中には「糸状菌」と呼ばれる病気があり、人間にも感染するおそれがあります。糸状菌に感染すると痒みは少ないものの、抜け毛やフケが多くなる点が特徴です。

愛猫が体を痒がる様子が見られる場合や、皮膚の状態に異変がある場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

猫の抜け毛を防ぐために飼い主ができる対策

猫の抜け毛を防ぐために、飼い主ができる対策は以下の2つです。

毛が抜けるのを完全には防げませんが、量を減らすことはできます。日々のお掃除をラクにするためにも、できる範囲で対策を取り入れましょう。

ブラッシングする

抜け毛対策としてまず取り入れたい方法がブラッシングです。ブラッシングは、猫のストレス解消や飼い主とのコミュニケーションにもつながります。グローブ型や天然毛でできたブラシなどさまざまな種類があるので、愛猫の好みに合うモノを探して使うとよいでしょう。

また、応急処置として粘着クリーナーで抜け毛を除去する方法もあります。毛の流れに従って粘着クリーナーを転がすことで、抜け毛を取り除くことが可能です。

ただし、粘着クリーナーでは表面の毛しか取れないため、あくまで補助や一時的な対策として使いましょう。皮膚が傷つかないよう、粘着力が弱いものを選ぶことをおすすめします。

シャンプーで洗う

猫がイヤがらない場合には、シャンプーも抜け毛を抑える対策のひとつです。皮ふを清潔に保つことで、抜け毛の抑制に役立ちます。短毛種の場合は春と秋の換毛期に1回ずつ、長毛種の場合は月1回程度の頻度が目安です。

水分が残ると雑菌が繁殖するおそれがあるため、洗った後はドライヤーでしっかり乾かしてください。

猫の抜け毛を効率的にお掃除するコツ

ブラッシングやシャンプーなどで対策しても、猫の毛が床にたまるのを完全に防ぐことはできません。

しかし、抜け毛を放置すると愛猫に悪影響が出るだけでなく、部屋のお掃除におわれるなど飼い主の生活にも影響が及ぶ可能性があります。

できる限り抜け毛のない部屋をキープするためには、お掃除方法の工夫が必要です。効率的に抜け毛をお掃除できるコツを2つ紹介します。

• ゴム手袋をはめて抜け毛を集める
• 空気清浄機を使う

ぜひ、普段のお掃除に取り入れてください。

ゴム手袋をはめて抜け毛を集める

カーペットやキャットタワーなど抜け毛が絡まりやすい場所には、ゴム手袋を使うと効果的です。ゴム手袋の表面に毛がつくため、効率よく抜け毛を集められます。仕上げに掃除機で吸えば、よりキレイにお掃除できます。

空気清浄機を使う

空気清浄機の設置もひとつの方法です。空気中の抜け毛を吸い取ってくれるので、床に落ちる毛や衣類につく毛、人が吸い込んでしまう毛を減らせます。

空気清浄機を動かしておけば、お掃除の手間もラクになります。なお、フィルターは週1回ほどメンテナンスし、清潔な状態を保ちましょう。

猫の抜け毛お掃除ならダスキンの「ペット用おそうじモップセット+シュシュ（モップ掃除3点セット）」

床に落ちた猫の抜け毛はそのままにすると、愛猫やご自身の生活に影響を及ぼす可能性があります。

日々のブラッシングや定期的なシャンプーで対策しつつ、こまめなお掃除が効果的です。

ダスキンのおそうじ道具は、長年の研究によりモップに加工した吸着剤技術や撚糸技術、紡績技術などでラクに部屋をキレイに保つことができます。

手軽に猫の抜け毛をお掃除して、部屋をキレイに保つならダスキンの「ペット用おそうじモップセット+シュシュ（モップ掃除3点セット）」がおすすめです。

ペット用おそうじモップセット+シュシュ（モップ掃除3点セット）はペット用のフロアモップに加え、ハンディモップ・モップクリーナーの3点をセットでレンタルが可能です。

ペット用フロアモップは、ダスキン独自のうねうねとしたパイル構造と吸着剤でペットの抜け毛やホコリをしっかり吸着します。さらにモップに付着したアレル物質（犬・猫の唾液、フケ、毛、皮脂）の活動を抑える効果のある吸着剤を使用しています^※1※2※3。

専用のクリーナーをセットでレンタルでき、集めた抜け毛はクリーナー下部で吸引して紙パックの中に回収します。加えて4週間に1度モップ部分を交換するため、常に清潔な状態のモップを保てます。

猫の抜け毛対策は健康を維持するうえで大切！

猫に抜け毛が起こる原因や対策方法、お掃除のコツを紹介しました。抜け毛の原因はさまざまですが、部屋に落ちた抜け毛を放置すると、愛猫にも飼い主にも悪影響が出るかもしれません。

猫と一緒に暮らす限り抜け毛は仕方ないことですが、日頃の対策とお掃除方法を組み合わせれば部屋をキレイに保てます。