フローリングのカビ取り方法とは?注意点や発生する原因・予防方法も紹介
2025年9月2日
フローリングでカビを発見し、どう対処すべきかわからず困っている方も多いでしょう。間違った方法でカビ取りをすると、フローリングにダメージを与えたり、かえってカビを広げたりするおそれがあります。
本記事では、正しいフローリングのカビ取り方法に加え、フローリングにカビが発生する原因や予防方法も詳しく解説します。フローリングのカビに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
フローリングのカビ取り方法
フローリングに発生したカビは、正しい手順で取り除くことが大切です。ここでは、フローリングのカビ取り方法を紹介します。用意するモノは以下のとおりです。
- 無水エタノール
- 霧吹き
- タオル
- マスク
- ゴム手袋
- 綿棒や歯ブラシ、爪楊枝(必要に応じて)
無水エタノールは、アルコール濃度が99.5%以上の高純度のエタノールで、水分をほとんど含みません。原液のまま使用するとフローリングが変色する場合があります。
アルコール濃度は70〜80%が理想なので、無水エタノールと水を8:2の割合で混ぜて使うのが安心です。
フローリングを傷つけないよう、目立たない場所で変色しないか確認してから使いましょう。
カビ取りの手順は以下のとおりです。
- 1. 窓を開けてしっかり換気する
- 2. 霧吹きを使ってカビに無水エタノールを吹きかける
- 3. 乾いたタオルでカビを拭き取る
溝や角など細かい部分にカビが入り込んでいる場合は、綿棒や歯ブラシ、爪楊枝を使うと効果的です。
フローリングのカビ取りをする際の注意点
フローリングのカビ取りをする際には以下の注意点があります。
間違った方法でカビ取りを行うと、カビがより広がってしまったりフローリングが傷んだりする原因になります。カビ取りを行う前に注意点を知っておき、トラブルを未然に防ぎましょう。
塩素系漂白剤を使わない
カビ取りといえば、お風呂やキッチンのカビ取りに使う塩素系漂白剤を思い浮かべる方がいるかもしれません。しかし、フローリングのカビ取りに塩素系漂白剤を使うのは避けてください。
塩素系漂白剤には強い成分が含まれており、フローリングの色が抜けたり木材そのものを傷めたりするおそれがあります。
酢や重曹を使わない
酢や重曹はフローリングのカビ取りには適していません。酢はベタつきやシミの原因になるだけでなく、カビのエサとなる場合もあります。
また、重曹は研磨剤としての役割もあるため、フローリングに使うとワックスを剥がしてしまう可能性があります。
酢や重曹でフローリングのカビ取りを行うのは避けましょう。
掃除機で吸わない
フローリングにカビを見つけた際に、掃除機で吸い取ろうとすることは避けましょう。
カビの胞子は非常に小さく、掃除機のフィルターをすり抜けます。その結果、カビの胞子を掃除機の排気口から室内にばらまいてしまい、他の場所に広がるリスクがあります。
フローリングにカビを見つけたら掃除機で吸おうとせず、エタノールで拭き取る方法がおすすめです。
そもそもフローリングにカビが生える原因とは
フローリングにカビが生えるおもな原因は、湿気やホコリです。
窓の近くや水まわり・カーペットの下などは湿気がこもるため、カビが生えやすい環境です。ベッドやソファの下・棚の裏などにたまりやすいホコリはカビのエサとなり、カビを繁殖させる原因になります。
このように、ジメジメとした湿気とカビの栄養源となるホコリが組み合わさって、カビが発生しやすくなるのです。
フローリングのカビを予防する方法
フローリングに生えたカビは健康に悪影響があるだけでなく、ワックスの下にまで入り込むとご自身で取り除くことが難しくなります。
そのため、フローリングにカビが生える前に予防しておくことが重要です。予防方法には、主に以下の4つが挙げられます。
- こまめに換気する
- 布団やマットレスを床に直接敷かない
- 水分をすぐに拭き取る
- ホコリをためない
それぞれの予防方法を詳しく解説します。
こまめに換気する
カビ対策としてまず意識したいのが部屋の換気です。風通しの悪い部屋は湿気がたまりやすく、カビの発生につながります。
特に最近の住宅は高気密・高断熱のため、意識的に換気しないと風通しが悪くなりがちです。できればいくつかの窓を開けて、部屋全体に空気が通り抜けるように換気するとよいでしょう。
布団やマットレスを床に直接敷かない
フローリングに布団やマットレスを直接敷いている場合、湿気がこもりやすい状態です。寝ている間の体温と床の温度差で湿気が発生し、さらに汗や皮脂も加わるため、フローリングにカビが生えやすくなります。
毎日布団をたたんだり、すのこや除湿マットを活用したりして、湿気がこもらないように対策しましょう。
水分をすぐに拭き取る
フローリングについた水分はすぐに拭き取りましょう。
床にこぼれた水や、窓から垂れた結露の水分がフローリングに残っていると、カビが生えやすくなります。こぼした水はすぐに拭き取り、結露はフローリングにつく前に拭きましょう。
市販のグッズを使って結露対策をするのも方法のひとつです。
ホコリをためない
ホコリはカビのエサになるため、フローリングにためないことが大切です。棚の裏やベッドの下など、ホコリがたまりやすい場所を中心に、こまめなホコリ掃除を心がけましょう。
毎日5分でもお掃除すれば、ホコリがたまることを防げてカビも生えにくくなります。
ホコリ掃除についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶関連記事:ホコリ掃除をラクにするコツ4選!たまる原因や効果的に減らす方法も紹介
フローリングのカビ予防にはダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」
フローリングにカビが生えると健康に悪影響が及ぶ可能性があります。そのうえ、ワックスの下にまでカビが入り込んでしまうと、プロにカビ取りを依頼する必要があり、コストがかかってしまいます。
フローリングにカビが生えない対策として、フローリングをキレイな状態に保つことが大切です。
毎日のホコリ掃除でカビを対策するなら、ダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」をぜひご利用ください。
おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)は、モップに加工された吸着剤の働きにより、モップ繊維上に付着した特定のウイルスを減少させ、細菌の増殖を抑制します※1。
おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)は、ダスキンがお部屋のキレイを叶えるために選び抜いた「フロアモップ・ハンディモップ・モップクリーナー」の3点をセットでレンタルが可能です。
目についたホコリを、ダスキンのモップ独自のパイル構造と吸着剤でしっかり吸着します。クリーナーもセットなので、モップは常にキレイな状態をキープします。4週間に1度モップ部分を交換するので、交換前にはベランダや玄関など特に汚れが気になる場所のお掃除にも使用して、とことん汚して交換しましょう。
モップで集めたゴミはクリーナー下部で吸引され、モップに付着したホコリはケース内で吸引されて紙パックの中に回収されます。紙パックにたまったゴミはワンタッチで捨てられるので、手を汚すことがありません。
おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)は2週間無料でおためしでき、効果を実感してから続けるかどうか決められます。手間なくお部屋のキレイを叶えたい方は、ぜひダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」をおためしください。
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- ※抗ウイルスは、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
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- ※1すべての菌・ウイルスに効果があるわけではありません。
(ウイルスはエンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証) - ※吸着剤は人体に影響がないよう、安全性に配慮しています。
フローリングにカビが生える前に予防しよう
フローリングの正しいカビ取り方法やカビが生える原因・予防方法のポイントを紹介しました。フローリングの表面にカビが生えた状態ならご自身で対処できますが、ワックスの下に入り込むとプロの手が必要になり、費用がかかってしまいます。
そうなる前に、こまめな換気や日常的にホコリをためないお掃除を意識しましょう。カビ対策をするなら、ホコリを手間なくお掃除可能なダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」がおすすめです。
2週間無料でおためしもできるので、ぜひ効果を実感してください。
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