フローリングの正しいお掃除方法を頻度とあわせて紹介!黒ずみはどうやったら落ちる?
2025年11月5日

いつもキレイな状態のフローリングが理想だけれど、「お掃除方法がよくわからない」「お掃除しても汚れが落ちない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。お掃除を頑張ってもいまいちフローリングがキレイにならないのは、お掃除方法が間違っていることが原因かもしれません。
本記事ではフローリングの基本的なお掃除方法や、さまざまな汚れの落とし方を紹介します。正しいフローリングのお掃除方法を知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フローリングの種類
フローリングは大きく2種類に分けられ、その種類によってお掃除方法が異なります。
合板フローリングと無垢フローリングは、おもに「木目」と「表面の質感」で見分けられることが多いです。
合板フローリングは木目が均一で整っており、表面はなめらかで光沢があります。
無垢フローリングは天然木そのものを使用し、木目がランダムで自然な流れがあり、本来の木の質感と温かみが特徴です。
間違った方法でお掃除すると素材や塗料を傷めてしまい、フローリングの劣化につながるおそれがあります。お掃除を始める前に、ご家庭のフローリングがどちらに当てはまるのか、必ず確認しましょう。
合板フローリング
合板フローリングは、接着剤で貼り合わせた複数枚の板の表面に、加工した天然木や化粧板を貼って作られた床材です。
床材の反りが起こりにくく、温度や湿度の変化にも強いため重宝されており、多くのフローリングがこちらに該当します。
合板フローリングの表面は、一般的にウレタン塗装で仕上げられています。
ウレタン塗装とは、ウレタン系樹脂を主成分として作られている塗料を使って表面をコーティングする方法です。お掃除の際は水拭きや、すぐに拭き取れば洗剤の使用もできるため、比較的簡単にキレイな状態をキープできます。
無垢フローリング
無垢フローリングは100%天然木で仕上げた床材で、木の種類によってさまざまな特徴があります。天然木のため、温度や湿度の変化に影響されやすく、傷がつきやすいです。
無垢フローリングの表面は、一般的にオイル塗装で仕上げられています。オイル塗装は、ウレタン塗装とは異なり表面に塗膜がないため、水分やクリーナー成分が木材に染み込みやすい特徴があります。
そのため、基本的に水拭きや洗剤を使用したお掃除はできません。お掃除に関する禁止事項が多く、合板フローリングに比べてお手入れの難易度は高いといえるでしょう。
フローリングのお掃除頻度は?
フローリングのお掃除頻度は、目的や各ご家庭のフローリングの汚れ具合によって変わります。フローリングの汚れ具合に適したお掃除頻度は、以下のとおりです。
| 頻度 | お掃除内容 |
|---|---|
| 毎日 | 日常的なホコリや髪の毛、足の裏の汚れなどをドライワイパーである程度取ってから、掃除機を使用する |
| 週に1回 | ドライワイパーや掃除機で取れなかった油汚れや皮脂汚れを水拭きする |
| 月に1回 | 水拭きで取れなかった油汚れや皮脂汚れを床用クリーナーでお掃除する |
| 年に1回 | フローリングの汚れが取れにくく感じたり、ツヤ感がなくなってきたりしたらワックスがけを行う(十分な保護効果やツヤだし効果を期待できる) |
汚れ別に適した頻度でお掃除を行うことが、フローリングの美しさを長く保ち、床材の寿命を延ばすことにつながります。
フローリングの基本的なお掃除方法と必要な道具

フローリングのキレイをキープするには、こまめかつ適切な方法でのお掃除が不可欠です。また、毎日のお掃除が面倒にならないよう、使いやすいおそうじ道具を選ぶことも重要です。ここからは、フローリングの基本的なお掃除方法と必要な道具を紹介していきます。
ホコリを取る
まずはフローリングのホコリやゴミ、髪の毛などを取ることからお掃除を始めましょう。効率的にホコリを取るための手順は以下のとおりです。
- 1. ドライモップやドライワイパーでホコリや髪の毛を取り除く
- 2. 壁際や床の隅のゴミもていねいに掃除する
- 3. その後、必要に応じて掃除機をかける
いきなり掃除機をかけると排気によりホコリが室内に舞ってしまうため、まずはモップなどでホコリを取ることが重要です。
毎日のホコリ取りには、ダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」がおすすめです。ハンディモップ、フロアモップ、モップクリーナーの3つがセットになっており、フローリングのみならず部屋中のお掃除に大活躍します。
独自構造の極細パイルで溝や凹凸にしっかり届くため、細かいホコリやすき間に入ったホコリもよく取れます。また、吸着剤加工をしているため、ホコリをキャッチして離しにくいのが特長です※1。
フローリングとあわせて棚の上のホコリも掃除したい場合は、ハンディモップで上から順番に掃除をしてホコリを逃がさないようにしましょう。上から下へのお掃除がホコリを逃さないコツです。
セットのハンディモップとフロアモップの繊維上には、特定のウイルス数を減少させる「抗ウイルス加工」と、細菌の増殖を抑えニオイを防ぐ「抗菌防臭加工」が施されています※2※3※4。集めたホコリはモップクリーナーで素早く吸い取れるので、衛生面が気になる方も安心して使えます。
- ※1吸着剤は人体に影響がないよう、安全性に配慮しています。
- ※2抗ウイルスは、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
- ※3抗菌は、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
- ※4すべての菌・ウイルスに効果があるわけではありません。
(ウイルスはエンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証)
おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)
- ※抗菌は、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
- ※おためしが一部対応できない地域があります。
- ※おためし期間は地域によって異なる場合があります。また、商品の手配や回収、混雑状況により短くなる場合があります。
- ※おためし商品に限りがあるため、お届けに日数を要する場合があります。
また、ダスキンではデリケートな無垢フローリングに使える吸着剤加工されていないモップ「スタイルフロア サララ」もご用意しております。ご家庭のフローリングにあわせて、お選びください。
水拭きをする
モップでは取れないベタつきや汚れは水拭きで落としましょう。効果的な水拭きの手順は以下のとおりです。
- 1. ホコリやゴミがすべて取り除かれているか確認する
- 2. 水に浸した薄手のタオルを固く絞って短時間で素早く水拭きを済ませる
- 3. 水拭き後は窓を開けて換気をしながらすぐに乾拭きをする
いきなり水拭きをしてしまうと、ゴミが床にこすれてフローリングに細かい傷がついたり、汚れを広げてしまったりするかもしれません。
水拭きの頻度は1週間に1度程度が目安です。頻繁な水拭きは床材を傷め、フローリングが変色したり、反りが生じたりする可能性があるため控えましょう。
水拭きのポイントは、薄手のタオルを使って短時間で終わらせることです。水分を多く含んだタオルを使うと木材に水がしみ込み、カビが発生する原因になるため、固く絞って素早く済ませることが大切です。
なお、無垢フローリングは合板フローリングより水分に弱くダメージを受けやすいため、水拭きは避けましょう。
ベタつき汚れをスッキリ落とすなら、ダスキンの「TuZuKu 抗菌コーティングモップ」が便利です。ウェットモップで除菌・ウイルス除去をしながらベタつき汚れをしっかり落とし、サラサラのフローリングを実現します※1。モップ1枚で約18畳分の抗菌コーティングができ、抗菌効果が約4週間も持続する優れものです※2。
- ※1使用できない素材や場所
- 白木などの表面加工のない床や布製品等の、水のしみこむもの・桐・うるし塗り
- 大理石、御影石などの石材
- オイルステイン加工、油性ワックス、半樹脂ワックス処理の床
- 室外でのご使用
- 火気のある場所
- 車
- ※2使用環境や拭き方により効果は異なります。
TuZuKu 抗菌コーティングモップ
- ※水拭きができる床でご使用ください。
- ※すべての菌・ウイルスに効果があるわけではありません。
(ウイルスはエンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証) - ※ウイルス除去は液が多い状態で行ってください。
- ※抗菌コーティングは水拭きで除去できます。
【汚れ別】フローリングのお掃除方法
ひとくちに汚れといっても、その種類によって落とし方はさまざまです。ここからは、下記の汚れ別にフローリングのお掃除方法を詳しく解説していきます。

なお、ご紹介するお掃除方法は無垢フローリングには向かないため、合板フローリングであることを確認してから実施してください。
黒ずみ
フローリングで目立ってしまう黒ずみの多くは、足裏などから出る皮脂汚れが長時間放置されることで発生します。見た目がよくないうえにベタベタすることもあり、不快な汚れです。
皮脂汚れによる黒ずみは、以下の道具と手順で落としてしまいましょう。
- 用意するモノ…中性洗剤、洗面器、乾いたタオル(ホコリ取り・乾拭き用)、タオル2枚、ゴム手袋
- お掃除の手順
- 1. フローリングのゴミやホコリを取る
- 2. 水に浸し固く絞ったタオルに中性洗剤をスプレーし、黒ずみが気になる部分を拭き取る
- 3. 汚れが取れたらタオルを替えて水拭きし、床に残った洗剤液を拭き取る
- 4. 乾拭きをして水分をしっかり拭き取る
前述したとおり、水拭きは短時間で済ませましょう。さらに、水拭きの後には乾拭きを行い、残った水分をしっかり拭き取ることが大切です。
キッチンの油汚れ、食べこぼし
油汚れや食べこぼしは放置すると黒ずみやベタつきの原因になるため、気づいたらすぐにお掃除するのがベストです。
- 用意するモノ…弱アルカリ性洗剤または中性洗剤、洗面器、乾いたタオル(ホコリ取り・乾拭き用)、タオル2枚、ゴム手袋
お掃除の手順は前述した黒ずみ落としと同様です。水に浸し固く絞ったタオルに弱アルカリ性または中性の洗剤液をスプレーし汚れを拭き取ったら、水拭きと乾拭きで仕上げましょう。
それでも取れない汚れには、アルカリ性の洗剤をためしてみましょう。アルカリ性洗剤は皮脂汚れなど酸性汚れのニオイを中和するため、消臭効果も期待できます。
ただし、アルカリ性洗剤ではワックスなど床材のコーティング剤も一緒にはがれてしまい、塗り直しが必要になるおそれがあります。使用する場合は洗剤やクリーナーの商品説明をよく読み、使用上の注意を必ず守りましょう。
フローリングの汚れには、フローリングにも使えるダスキンの弱アルカリ性洗剤「ガラスと住まいの洗剤」をおためしください。二度拭き不要で、タオルにスプレーして床を拭くだけで簡単に汚れが落とせます。キレイにするだけでなく除菌効果もあるため、衛生面でも安心です。
ペットまわりの汚れ
ペットの糞尿は放置するとシミやニオイの原因となるため、発見したらすぐに対処することが大切です。フローリングへの染み込みを防ぐためにも、早めに拭き取りましょう。
ペットの糞尿処理に必要なモノと手順は以下のとおりです。
- 用意するモノ…新聞紙やペットシーツ、タオル、床用クリーナーまたはクエン酸スプレー
- お掃除の手順
- 1. 新聞紙やペットシーツ、タオルなどで糞尿をできるだけ吸い取る
- 2. 床用クリーナーをスプレーする
- 3. 水に浸し固く絞ったタオルで拭き取る
- 4. 水拭きで残った洗剤成分を取り除く
- 5. 最後に乾いたタオルで水分をしっかり拭き取る
ニオイが残らないようにするには、しっかりと洗剤で拭き取ってから水拭きと乾拭きを行いましょう。
ペットまわりのさまざまな汚れやニオイには、ダスキンの「いぬ・ねこ用消臭おそうじスプレー」がおすすめです。100%天然由来の消臭成分と除菌成分を配合し、しっかり汚れを洗浄します。二度拭き不要で、拭きあとがべたつかず、ペットが舐めても安心な成分を使用しています。
フローリングをお掃除するうえで注意するポイント
フローリングの正しいお掃除方法を守ることで、床材の寿命を延ばすことができるでしょう。フローリングをお掃除するうえで、特に注意したいポイントは以下の3つです。
- 1. フローリングの濡らしすぎには注意
- 2. アルカリ性の洗剤に注意
- 3. スチームクリーナーの使用には注意
フローリングは木製なので水分に弱く、濡らしすぎると変質の原因となります。前述したとおり無垢フローリングは水拭き厳禁です。合板フローリングでも水拭きは週1回程度にとどめ、必ず乾拭きと換気を行いましょう。
アルカリ性洗剤はワックスやコーティング剤を剥がすことがあります。フローリングには中性洗剤が安全です。洗剤使用後は水拭きで成分を落とし、乾拭きで仕上げましょう。
スチームクリーナーの熱と水蒸気はフローリングにひび割れや膨れ、変色を引き起こす可能性があるため、使用は避けるのが無難です。
フローリングのワックスがけもおすすめ!
フローリングをキレイにキープするには、年に1回くらいのペースでワックスがけをすることがおすすめです。
ワックスがけにはおもに2つのメリットがあります。
- 1. 床表面にワックス樹脂の膜が形成され、摩擦や傷から床材を守る
- 2. 小さな傷や凹凸が埋まり、床表面がなめらかになって光沢が出る
ワックスをかけるときには、以下のポイントを押さえて効率的に行いましょう。
- 家具などはあらかじめ避けておき、基本的なお掃除の手順を終えておく
- フローリング専用のワックスを使用する
- 部屋の奥から手前に向かって、板目に沿ってかける(ワックスをかけた部分は乾くまで踏めないため)
- 気温が高いほうがワックスの乾きが早いため、暖かい日に行う
- 薬剤を使うため、必ず換気しながら行う
ご自身でワックスがけを行うことは可能ですが、間違ったお手入れはフローリングを傷める可能性があります。
ワックスがけに自信がない場合は、ダスキンの「フロアクリーニングサービス」の利用がおすすめです。プロによる汚れ落とし&ワックス処理で床材の美しさがよみがえります。
- 【ダスキンのフロアクリーニングサービスの特長】
- 床材に合わせた薬剤と資器材で床を傷めず汚れを除去
- 専用資器材によるワックス塗布で美しい光沢を実現
- 抗菌タイプのワックスも選択可能
- プロの技術による安心施工で床の美しさを長期維持
お掃除方法を理解してキレイなフローリングを目指そう
フローリングをキレイに保つためには、まずはホコリ取りから始めましょう。効率的なお掃除には、適切な道具選びも重要です。
ダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」は、フローリングのお掃除におすすめのセットで、以下の特長があります。
- お部屋のあらゆる場所のホコリを簡単にしっかり除去
- しなってフィットするモップでホコリをしっかり吸着
- モップクリーナーでモップをいつも清潔に
ダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」は、「フロアモップ」「ハンディモップ」「モップクリーナー」の3点セットで、お掃除場所に合わせてモップの使い分けが可能です。
ダスキン独自のパイル構造により、さまざまな場所のホコリをキャッチして取り除きます。また、モップクリーナーが、モップで集めた小さなゴミやモップについたホコリを吸引し、お掃除のたびにモップをすぐにキレイにすることが可能です。
まずは2週間無料でおためしいただけるので、効果を実感してからレンタルモップの契約ができます。レンタルサービスでは4週間に1度モップ部分のみ交換するため、いつもキレイな状態で使用できるのが魅力です。
ご自身でモップを洗う手間もなく、衛生的にお掃除を続けられます。
フローリングをしっかりお掃除し、キレイをキープしたいと考えている方は、ダスキンの「おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)」をご利用ください。
おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)
- ※おためしが一部対応できない地域があります。
- ※おためし期間は地域によって異なる場合があります。また、商品の手配や回収、混雑状況により短くなる場合があります。
- ※おためし商品に限りがあるため、お届けに日数を要する場合があります。
- ※抗ウイルスは、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
- ※抗菌は、おそうじベーシック3(ケース付きモップクリーナー)のハンディモップ、フロアモップの繊維上での効果です。
- ※すべての菌・ウイルスに効果があるわけではありません。
(ウイルスはエンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証) - ※吸着剤は人体に影響がないよう、安全性に配慮しています。
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