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シロアリ(羽アリ)
触角数珠状でくの字に曲がっていない 胴体胴が太く、ずん胴 羽前後の羽が、形も大きさもほぼ同じ
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クロアリ(羽アリ)
触角棒状の節が連なり、くの字に曲がっている 胴体 胴が大きくくびれている 羽 前の羽が後の羽よりも大きい
日本では「イエシロアリ」や「ヤマトシロアリ」といった家屋にダメージを与える種類が存在するので、彼らの侵入につねに気を配っておかなければいけません。
シロアリの種類と特徴
ヤマトシロアリ | イエシロアリ | |
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生息範囲 | 北海道北部を除く日本全土 | 本州南岸以南 |
好む土質 | 粘土分の多い植質土 | 粘土分の少ない砂質土 |
好む材質 | 湿った腐朽した木材 | 新材、乾いた部分も |
群飛時期 | 4月中旬~5月下旬の昼間 とくに前日が雨で、晴れ上がった日 |
主に6月~7月の 夕方から夜間にかけて |
体色 | 黒褐色 | 黄褐色(東部は暗褐色) |
体長 | 約10mm | 12~15mm |
翅 | 淡い黒色系・半透明の翅 | 乳白色・淡黄色・半透明の翅 |
生息範囲 | 北海道北部を除く日本全土 |
好む土質 | 粘土分の多い植質土 |
好む材質 | 湿った腐朽した木材 |
群飛時期 | 4月中旬~5月下旬の昼間 とくに前日が雨で、晴れ上がった日 |
体色 | 黒褐色 |
体長 | 約10mm |
翅 | 淡い黒色系・半透明の翅 |
生息範囲 | 本州南岸以南 |
好む土質 | 粘土分の少ない砂質土 |
好む材質 | 新材、乾いた部分も |
群飛時期 | 主に6月~7月の 夕方から夜間にかけて |
体色 | 黄褐色(東部は暗褐色) |
体長 | 12~15mm |
翅 | 乳白色・淡黄色・半透明の翅 |
「イエシロアリ」や「ヤマトシロアリ」は、5月~7月頃の初夏に「巣別れ」を行います。
もともといた巣を離れ、新しい巣を作るのです。この時、多数の羽アリが発生するので人目にも付きやすくなります。
羽アリが家の中から飛び立つような光景を目撃したら、その元になるシロアリの巣の存在を疑いましょう。