vol.1 夏の楽しいひと時の後は、お客様用ふとんを洗ってから収納!vol.1 夏の楽しいひと時の後は、お客様用ふとんを洗ってから収納!

まだまだ暑いこの季節!清潔な来客用ふとんで気持ちよくおもてなし。まだまだ暑いこの季節!清潔な来客用ふとんで気持ちよくおもてなし。

今年は秋にも大型連休があり、レジャーを楽しんだり田舎に帰省したりと、例年よりお楽しみが盛りだくさんですね。田舎のご両親やお友達を自宅に招待することもあるのでは。
そういう時に来客用のふとんが活躍しますが、ひとつ気をつけたいことがあります。
押し入れの中は高温多湿になりやすく、特にふとんの中は、人のフケやアカ、カビ等をエサにしているチリダニの恰好の繁殖の場。長期保管している来客用ふとんも招く側はエチケットとして、定期的に丸洗いをしておく、干した後はしっかりと掃除機をかけるなどの対策で、気持ちよいおもてなしをしましょう。また、使用後も、清潔にしてからしまいましょう。

「実家にお泊まり」を喜んでもらうために「実家にお泊まり」を喜んでもらうために

帰省したら子どもが咳き込むようになり、病院で「帰省中に使用したふとんのダニが原因と思われるアレルギー疾患」と診断された、というケースも。「おばあちゃん家のおふとんはいつも気持ちいいね!」とお孫さんに喜んでもらえるよう、使用前後の対策を怠らないことが重要ですね。

9〜10月も意外と湿度が高い!押し入れの中で冬のふとんがカビやダニだらけかも!?9〜10月も意外と湿度が高い!押し入れの中で冬のふとんがカビやダニだらけかも!?

涼しくなり過ごしやすいので気がつかない方も多いと思いますが、秋口までは意外に湿度が高いのをご存じですか? 実は、10月頃の日本の湿度(※)は72%もあるのです。
ちょうどその頃まで押し入れに畳まれて収納されている冬ふとんは、カビの絶好の発生源。カビはダニのエサとなるものもあるので、ダニにも好ましい環境となっています。
カビの対策はダニと同じで、「干して掃除機を掛ける」「丸洗いをする」ことなので、ダニと一緒にカビもしっかりと退治してしまいましょう。

※2013年東京での月平均値

東京の相対湿度の月平均値(%/2013年)

【出典】気象庁HP

冬ふとんを出す前にも丸洗いがオススメ!冬ふとんを出す前にも丸洗いがオススメ!

ワンポントアドバイス 正しいふとんの干し方ワンポントアドバイス 正しいふとんの干し方

no.1
午前10時から午後3時の間に干しましょう。これより遅く干していると、逆にふとんが湿気を吸い込んでしまいます。
no.2
綿・ポリエステルは日干し、羊毛・羽毛は陰干しと、素材別に干し方を変えましょう。ただし、柄物は退色しやすいので陰干しに
no.3
ふとん内部のダニの死がいやフンを浮き上がらせるので、ふとんを叩くのはやめましょう。
no.4
水蒸気が散乱しているので、雨天の翌日にふとんを干すのは避けましょう。
no.5
押し入れが蒸れるので、取り込んですぐに収納するのはやめましょう。
no.6
熱を冷まして、掃除機をかけてから押し入れに収納しましょう。